NHKが誇るドキュメンタリーシリーズ「NHK特集」「NHKスペシル」大型ドキュメンタリーの不朽の名作を新価格で連続リリース!
■神秘に満ちた小宇宙「人体」。
その驚くべきメカニズムを、壮大なスペクタクルで紹介する大型科学ドキュメンタリー私たちの体内ではさまざまなドラマが起こっている。
神秘的な生命誕生から、内臓の驚くべきメカニズム、免疫機構のスペクタクルまで、実写映像とCGを駆使し、タモリらの司会で紹介する。
【収録内容】
■1.生命誕生35億年の歳月が、この精密な小宇宙をつくり上げた。
原子生命の誕生から35億年。
気の遠くなるような進化の過程を経て、人間は60兆もの細胞を持つに至った。
たった一つの受精卵から、どのようにして銀河系の星々の数百倍にも匹敵する数の細胞が作られていくのか?生命の設計図といわれる染色体には、どのような秘密が隠されているのか?超ミクロの実写映像とCGを駆使し、数々の謎を秘めた人間誕生の感動のドラマを展開する。
■2.しなやかなポンプ 〜心臓・穴ヌ〜疲れを知らず働き、自分の心を映し出す、小宇宙の太陽。
一日10万回の拍動によって8トン、タンクローリー1台分もの潔tを絶えず送り出している心臓は、まさに人体という小宇宙の太陽といえる。
この驚異の生命ポンプを作る心筋細胞は、なぜ一生の間休み無く働き続けることができるのか?人が人生をかけて何かに挑戦する時、その心臓はどのように対応しているのか?心臓と穴ヌの謎をさぐる体内の旅は、なんと数十キロにも及ぶ。
■3.消化吸収の妙 〜胃・腸〜食べ物が栄養に変わるまで、24時間・7メ[トルの旅。
食べ物と出かける、食道・胃・小腸・大腸への旅。
栄養素はどのようにして消化吸収されていくのか?食べ物を消化する胃は、なぜ自分自身を消化してしまわないのか?正常な胃壁は、飲酒によってどのように変化し、また回復していくのか?現代人のストレスと不安を映し出す臓器でもある胃腸の驚くべきメカニズムを眺めつつ、生物としての人間と環境との関わりを見つめ直す。
■4.壮大な化学工場 〜肝臓〜黙々と働き続ける250億個の化学工場群。
ウイルスなど、体外からの侵入物の処理を一手に引きうけているのが、「沈黙の臓器」と呼ばれている肝臓。
そこは250億個の肝細胞から成り、50以上もの機能を瞬時にこなす大化学工場である。
しかし、現代人の肝臓は、アルコール・食品添加物・薬品など、解毒作業に追われてオーバーワーク気味。
体内の浄化装置である肝臓と腎臓の旅を通して、これらの寡黙な臓器のメッセージに耳を傾けていく。
■5.なめらかな連携プレー 〜骨・筋肉〜206本の骨と筋肉の絶妙なコンビネーション。
現代人は便利な生活の中で、歴史上最も退化した骨と筋肉を持つに至ったといい、地球に帰還したての宇宙飛行士は、手に持った花束さえも重たく感じたという。
なぜ筋肉や骨は使わないと退化してしまうのか?ロボットには難しい2本足の歩行が、なぜ人間には楽にできるのか?2年ですべて入れ代わるという骨の細胞のメカニズムはどうなっているのか?筋肉と骨の連携プレーの秘密に迫る。
■6.生命を守る 〜ミクロの戦士たち〜免疫、それは生と死をつかさどるもう一つの「自己」。
軽いケガなら、傷は自然に治ってしまう。
人間の体内では1日平均数個のがん細胞が発生しているといわれるが、そのほとんどは発病に至らない。
これは白結、リンパ球などのミクロの戦士たちが活躍しているためである。
がん細胞をリンパ球が打ち負かす決定的瞬間、CGで描くバクテリアとミクロの戦士たちとの死闘など、生命維持の戦いの壮大なスペクタルが展開する。
司会進行:小出五郎/タモリ音楽:久石譲語り:山根基世
■1989年6月〜9月にNHK総テレビで放送されたNHKスペシル「驚異の小宇宙 人体」(全6回)を収録。
DVD6枚組収録時間:本編297分+特典30分/片面一層/4:3/カラー/ステレオ©2018NHK