<p>ドゥルーズとガタリによる最後の共著『哲学とは何か』。 難解をもって知られるこの著作をどう読んだらいいのか。 <br /> 読解のため、本書では大きく三部で構成される。 <br /> 第一部では、ドゥルーズとガタリの〈内在〉概念とはどのようなものかを明らかにする。 単に内在と超越という二項対立ではなく、彼らが「内在野」と名指ししたものは何だったのか。 スピノザ、ベルクソンなども参照しつつ、その形成過程を明らかにしていく。 <br /> 第二部では、哲学・科学・芸術の三つを同じ形式をもったものとして、あえて並列に描こうとしたドゥルーズとガタリの意図に分け入っていく。 そこから「脳」と「カオス」が析出される次第は、まさに『哲学とは何か』を解読する重要な準備となる。 <br /> 第三部では、いよいよ『哲学とは何か』をきわめて精密に読み解く。 各章に概要、用語、読解の見出しを立て、まさに一字一句を読んでいく。 その先に見えてくる〈内在〉の哲学とは?</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する 〈内在〉の哲学試論【電子書籍】[ 近藤和敬 ] 3,135 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> 第一の探求する自由 思想史的視野の下、新プラトン主義とキリスト教思想の結晶を通してアウグスティヌスの宗教的探求の意味を解明。 若きアウグスティヌスの思想、ことにミラノでの回心における新プラトン主義とキリスト教の関係をめぐる問題についてのこれまでの論文をまとめた。 </p> <p>【目次より】<br /> 序章 第一の探求する自由 アウグスティヌスの「回心」をめぐる新しい視点<br /> 第一篇 若きアウグスティヌスの精神的遍歴<br /> 第一章 「ホルテンシウス体験」と「知恵の探求」への決意<br /> 第二章 アウグスティヌスとマニ教<br /> 第三章 アウグスティヌスと懐疑主義<br /> 第二篇 神探求の場の発見 ミラノにおける新プラトン主義的キリスト教との出会い<br /> 第一章 アウグスティヌスと新プラトン主義<br /> 第二章 神と魂と真理<br /> 第三章 絶対の相の下に 若きアウグスティヌスにおける悪の問題<br /> 第四章 プロティヌスに遡って<br /> 第三篇 探求的信仰の確立と「回心」<br /> 第一章 信憑的なものと信仰 「信」の成立する場の究明<br /> 第二章 宗教的「探求」の位置づけ<br /> 第三章 探求の二重の道 初期アウグスティヌスにおける信仰と理性<br /> 第四章 創造における conversio<br /> あとがき</p> <p>※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>片柳 栄一<br /> 1944年生まれ。 宗教哲学者。 京都大学名誉教授。 京都大学文学部哲学科(基督教学専攻)卒業、同大学院文学研究科博士後期課程宗教学(基督教学)専攻、単位取得退学。 文学博士。 専門は、アウグスティヌス研究。 <br /> 著書に、『初期アウグスティヌス哲学の形成 第一の探求する自由』など、<br /> 訳書に、『出会い(ティリッヒ著作集 第10巻)』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第16-17巻 創世紀注解』M.ヴェルカー『聖霊の神学』(共訳)などがある。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
初期アウグスティヌス哲学の形成 第一の探求する自由【電子書籍】[ 片柳栄一 ] 8,030 円
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<p>21世紀に入ってから、以前にもまして人類は、大地震、台風、集中豪雨などの自然災害に遭い、今また新しいウイルスとの共存という課題を目の前にしている。 もちろん、日本も例外ではない。 <br /> ここに出現しようとしているのは、私たちが今まで意識することなく当たり前に存在することを前提にし、その中で生きていると思ってきた「世界」が根底から崩れ去ろうとしている状況ではないだろうか。 その認識が示されているのが、2000年に提唱された地質時代の区分である「人新世」だろう。 これは人類の著しい発展の末、地球規模の環境変化がもたらされる時代として定義される。 そこでは、今まで当たり前だった世界は、まったく当たり前ではなくなる。 <br /> だが、そんな来たるべき時代にはどのような世界が出現するのか、そしてその世界の中で人間が「人間」であるための条件とは何か、そのとき私たちは何を拠り所にして生きていけばいいのか、といったことは、まだ問われ始めたばかりである。 ドイツの哲学者マルクス・ガブリエル(1980年生)の名を知らしめた著作の表題になっている『なぜ世界は存在しないのか』という問いは、その一つの試みだと言うことができる。 <br /> 本書は、ガブリエルのほか、近年日本語への翻訳が相次いでいる、カンタン・メイヤスー(1967年生)、ティモシー・モートン(1968年生)、グレアム・ハーマン(1968年生)といった1960年代生まれの哲学者たちを簡便に紹介しつつ、その思想を正面から検討し、日本の状況と照らし合わせる中で、これから先の世界と人間をめぐるさまざまな問いに答える方法を提示するものである。 哲学・思想のみならず、建築や現代美術、演劇といった芸術の世界とも深くコミットしてきた著者が渾身の力を込めて書き上げた本書は、これまでの集大成であるとともに、「その先」に見える可能性を指し示すものにもなっている。 <br /> 現代哲学の優れた概説書である本書が、同時に「予言の書」でもあることは、今後の時間の中で証明されることだろう。 誠実に思索したいと思うすべての人に捧げる。 </p> <p>[本書の内容]<br /> プロローグ<br /> 第1章 世界の終わり?<br /> 第2章 世界形成の原理──ガブリエルとメイヤスー<br /> 第3章 人間から解放された世界──ティモシー・モートン<br /> 第4章 「人間以後」の哲学──グレアム・ハーマン<br /> 第5章 人間の覚醒ーー柄谷行人<br /> 第6章 地下世界へ──フレッド・モーテン<br /> 第7章 新しい人間の条件──アーレントからチャクラバルティへ<br /> エピローグ</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
「人間以後」の哲学 人新世を生きる【電子書籍】[ 篠原雅武 ] 1,925 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> 13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。 第IIー2部 第151問題〜第170問題を収録。 </p> <p>【目次より】<br /> 凡例<br /> 目次<br /> 第百五十一問題 貞潔について<br /> 第百五十二問題 純潔について<br /> 第百五十一二問題 淫蕩という悪徳について<br /> 第百五十四問題 淫蕩の種類について<br /> 第百五十五問題 自制について<br /> 第百五十六問題 自制のなさについて<br /> 第百五十七問題 寛容ならびに穏和について<br /> 第百五十八問題 怒りについて<br /> 第百五十九問題 苛酷について<br /> 第百六十問題 節度について<br /> 第百六十一問題 謙遜について<br /> 第百六十二問題 高慢について<br /> 第百六十三問題 最初の人間の罪について<br /> 第百六十四問題 最初の罪の罰について<br /> 第百六十五問題 人祖に対する誘惑について<br /> 第百六十六問題 学ぶべきものに専念することについて<br /> 第百六十七問題 好奇心につして<br /> 第百六十八問題 外に表われた身体の立ち居振る舞いにおける節度について<br /> 第百六十九問題 外見の服装における節度について<br /> 第百七十問題 節制に関する掟について<br /> 訳者注<br /> あとがき<br /> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>トマス・アクィナス<br /> 1225頃〜1274。 スコラ学の代表的神学者。 ドミニコ会士。 アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
神学大全22 第IIー2部 第151問題?第170問題【電子書籍】[ トマス・アクィナス ] 6,765 円
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<p>ガリレオ、デカルト以降、現代の原子核物理に至る近現代の「科学」=客観科学は、「自然」を人間の外部としてコントロールしようとします。 レヴィ=ストロースはそれを「家畜化」と名付けました。 その科学技術は、昨年この国で大惨事を引き起こしました。 「科学」が覇権を握る近現代において、人類学や民俗学だけが、「科学」に細々と抗い、「野生型」の知識の豊かさが無尽蔵にあることを、明らかにしようとしてきました。 その精神を引き継ぎ・発展させ、豊かで、具体的で、世界・自然と交感する新しい科学の創造を提示していきます。 本書は、「野生の科学」の精神をもって、多岐に亘るテーマを扱っていきます。 「科学」を乗り越えるインターフェイスの思想。 「自然過程」で働く〈不思議な環〉を組み込んだ新しい人間科学。 神話的思考による「ねじれ」、贈与的「新経済学」、「穴の幾何学」による「心的トポロジー」。 柳宗理「民藝」運動、深沢七郎「普遍文学」。 アール・ブリュット、アール・イマキュレ、現代美術と心の構造の関係、そして曼荼羅が表現する「心そのもの」。 稲荷山(京都・伏見)、甲州(山梨)、熱海をアースダイビング。 その上で、「土地」と脳の関係を「野生の地図学」として抽出します。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
野生の科学【電子書籍】[ 中沢新一 ] 2,310 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> “心”と“身体”ーデカルト以来の近代西洋哲学が幾度となく究明を試みたその問題は、東洋思想の照明を受けつつ、今日最もヴィヴィッドな課題として我々の前にあらわれている。 哲学者であり、ユング心理学や「気」の研究の先頭走者でもある著者は、現象学、生理心理学との通路を縦横に結びつつ、東洋的「心身一如」論の現代的意義を浮かび上がらせる。 </p> <p>【目次より】<br /> 序説 研究の目的と問題の概観<br /> 第一章 近代日本哲学の身体観<br /> 一 和辻哲郎の身体観をめぐって<br /> 二 西田幾多郎の身体観をめぐって<br /> 三 東洋思想研究の態度と方法<br /> 第二章 修行と身体<br /> 一 修行とは何か<br /> 二 芸道論<br /> 三 道元<br /> 四 空海<br /> 第三章 東洋的身心論の現代的意義<br /> 一 現代の哲学的身心論とその問題点<br /> 1 ペルグソンの運動的図式<br /> 2 メルロ=ボンティの身体的図式<br /> 3 情動の問題<br /> 二 身心関係の二重構造<br /> 1 表層的構造と基底的構造<br /> 2 身心関係の日常的理解の逆転<br /> 三 東洋的瞑想の領域<br /> 1 心理療法と修行の比較考察<br /> 2 形而上学と身心論<br /> あとがき<br /> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>湯浅 泰雄<br /> 1925年生まれ。 東京大学文学部(倫理学科)卒業。 文学博士。 山梨大学・大阪大学・筑波大学教授、桜美林大学国際学部教授を歴任。 <br /> 著書に『近代日本の哲学と実存思想』『和辻哲郎 近代日本哲学の運命』『日本人の宗教意識』『東洋文化の深層』『宗教経験と深層心理』『古代日本の精神世界』『ユングと東洋』『気・修行・身体』など。 講談社学術文庫に『ユングとキリスト教』などがある。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
身体(叢書身体の思想) 東洋的身心論の試み【電子書籍】[ 湯浅泰雄 ] 4,565 円
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<p>平成が終わり新たなステージに突入した日本に生きる全ての人へ、感動と明日への勇気を届けるオムニバスストーリー集。 小・中学校の道徳の授業で使われる教科書から、悩み多き現代人の心にも深くひびく物語やドキュメンタリーを精選。 カバーイラストは鉄拳。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
令和を生きていくときに考えてほしいこと 心にひびく道徳教科書の物語【電子書籍】 1,188 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>少年事件が発生すると、巷間では少年法が取りざたされ、厳罰化すべしとの声も多々聞かれる。 果たして、犯罪少年は保護されるべきか、刑罰を科されるべきか。 本書は、明治後期から今日に至るわが国の百年間の少年法の歴史的展開を、法史学的データをもとに追跡し、その過程を精神科医・土居健郎が掘削した「甘え」の社会心理をプリズムとして考察する。 アメリカのパレンス・パトリエ(国親)法の影響から導入された感化法が明治33年に制定され、それを基盤として少年法は、第一次大戦後の大正11年制定、第二次大戦後の昭和23年と平成12年の改正という三つの節目を経てきた。 この流れをたどりつつ、少年審判所、起訴便宜主義、保護観察制度などをめぐる議論を丁寧に繙き、法の構造を解明。 さらに、1960年代以降、アメリカ社会に吹き荒れた脱保護主義の嵐と加速化する家族崩壊がアメリカ法を一変させ、児童の保護から権利へと大きく振れる様を描くとともに、家族法学者ヘイフェンと土居との出会いを紹介し、「甘え」という概念の普遍性を視野において西欧社会と日本社会との差異を論じる。 少年法・児童法の歴史と思想という視座から、近代日本国制の特徴を浮かび上がらせ、教育さらには変貌する家族の行方をも見すえた必読書。 </p> <p>【目次より】<br /> 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子<br /> 序言 稲垣良典<br /> 1 「子どもの楽園」の文化的基層<br /> 2 転換期アメリカにおける少年裁判所と日本<br /> 3 日本における少年処遇の模索<br /> 4 大正一一(一九二二)年少年法の構造<br /> 5 法制定をめぐる論争<br /> 6 少年法「限地施行」の二〇年<br /> 7 GHQ改革と昭和二三(一九四八)年少年法 パレンス・パトリエとの第二の出会い<br /> 8 法務省「少年法改正要綱」<br /> 9 平成ー二(二〇〇〇)年少年法改正とその意味<br /> 10 アメリカ・パレンス・パトリエ少年司法の没落<br /> 11 「甘え」と「Belonging」 B・ヘイフェンの場合<br /> むすび<br /> 注</p> <p>※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
少年法と「甘え」(長崎純心レクチャーズ)【電子書籍】[ 森田明 ] 2,915 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> 哲学的神学を作り上げるために、啓示と理性、神学と哲学、主観と客観を超える新しい「哲学的神学」を提唱する重要な作品。 </p> <p>【目次より】<br /> 序説<br /> 第一部 神学の閉鎖性と非閉鎖性<br /> 第一章 近代神学の閉鎖性 古い史的イエスの探究<br /> 一 合理主義<br /> 二 古自由主義神学<br /> 三 新自由主義神学<br /> 四 歴史理解について<br /> 第二章 弁証法神学の閉鎖性<br /> 一 カール・バルト<br /> 二 ポール・ティリッヒ<br /> 三 ルドルフ・ブルトマン<br /> 第三章 非閉鎖的キリスト理解の試み 新しい史的イエスの探究<br /> 一 新しい史的イエス探究への右翼的接近と左翼的接近<br /> 二 ブルトマン後時代の神学者たち<br /> (イ) エルンスト・ケーゼマン<br /> (ロ) エルンスト・フックス<br /> (ハ) ギュンター・ボルンカム<br /> (ニ) ヘルベルト・ブラウン<br /> (ホ) ハンス・コンツェルマン<br /> (ヘ) J・M・ロビンソン<br /> (ト) ゲルハルト・エーベリンク<br /> (ト) 八木誠一<br /> 三 批判に対するブルトマンの答え<br /> 第二部 解釈学的神学<br /> 第四章 解釈学と神学<br /> 一 下から上への解釈学 シュライエルマッハー、ディルタイ、ブルトマン<br /> 二 上から下への解釈学 前期のハイデッガー、バルト、パンネンベルク<br /> 三 出来事としての解釈学 ハイデッガーの言葉理解<br /> 一 前期のハイデッガーに於ける言葉<br /> 二 ハイデッガーの転回<br /> 三 後期のハイデッガーに於ける言葉<br /> (イ) 存在と解釈学<br /> (ロ) 存在の呼び声としての言葉<br /> (ハ) 非本来的言葉と言葉の体験<br /> 第五章 解釈学的キリスト論<br /> 一 言葉の出来事としてのイエスの譬え<br /> 一 イエスの信仰と言葉の出来事<br /> (イ) 言葉の出来事とは何か<br /> (ロ) イエスと言葉の出来事<br /> (ハ) ブルトマンと言葉の出来事<br /> 二 イエスの譬え<br /> (イ) 譬えの文体論的分析<br /> (ロ) 譬えの呼びかけ<br /> 二 非閉鎖的キリスト論<br /> 一 イエスとキリスト<br /> 二 イエスと「私自身」<br /> 第六章 解釈学的神学と神<br /> 一 問題の所在<br /> 二 方法論 存在と神<br /> 三 種々の試み<br /> 四 神と無<br /> 結語<br /> あとがき<br /> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>小田垣 雅也<br /> 1929年生まれ。 青山学院大学、ドルー大学卒。 日本基督教団補教師、国立音楽大学元教授。 哲学博士。 著書に『解釈学的神学』『知られざる神に』『哲学的神学』『現代思想の中の神』『神学散歩』『ロマンティシズムと現代神学』『四季のパンセ』、学術文庫に『現代のキリスト教』など多数。 訳書に『神への誠実』『文化史の中のイエス』などがある。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
解釈学的神学 哲学的神学への試み【電子書籍】[ 小田垣雅也 ] 7,095 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> 本書は、生きている自分自身の内実を取り戻す手がかりを、キルケゴールによる主体性の真理の追究に求める問題作である。 </p> <p>【目次より】<br /> 緒言 キルケゴールが追求したことを跡づけるために<br /> 第一部 問い 自己自身を明らかにするために<br /> 第一章 発端の問い 『ヨハンネス・クリマクス』草稿<br /> 第二章 反復の可能性<br /> 第三章 真理の問い 『哲学的断片』の場合<br /> 第四章 ヤスパースのキルケゴール理解<br /> 第五章 ヨハンネス・クリマクスの総決算<br /> 一 『哲学的断片に対する完結的非学問的あとがき』へ<br /> 二 主体になること<br /> 三 実存すること<br /> 四 問いの行方<br /> 第二部 救い 真理存在になるために<br /> 第一章 キリスト教の場合への移行 ヨハンネス・クリマクスからアンチークリマクスへ<br /> 第二章 罪の不安 『不安の概念』<br /> 第三章 罪の現実<br /> 第四章 罪の赦し 問いの答え<br /> 一 招き イエスの悲劇<br /> 二 真理に対する躓き<br /> 三 真理とは?<br /> 結語 キルケゴールが行き着いたところを受け止めて<br /> 注<br /> あとがき</p> <p>※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>浜田 恂子<br /> 1932年生まれ。 倫理学者、哲学者。 関東学院大学名誉教授。 <br /> 東京大学文学部独文学科・倫理学科卒業。 同大学院博士課程単位取得満期退学。 文学博士。 <br /> 著書に、『倫理学入門 倫理学についての対話』『キルケゴール 主体性の真理』『歌舞伎随想』『生きる環境の模索 苦悩する知』『死生論』『近・現代日本哲学思想史』『二つの『忠臣蔵』 続歌舞伎随想』『入門 近代日本思想史』『歌舞伎勝手三昧』などがある。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
キルケゴール 主体性の真理【電子書籍】[ 浜田恂子 ] 7,590 円
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<p>精神科医が自分を振り返り自らに「発達障害」という診断を下したとき、自分というもののあり方、他者との関係や理解はどのように見えてくるのか。 <br /> ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥多動障害)、DCD(発達性協調運動障害)などの診断名で呼ばれる「発達障害」は病気ではないし、必ずしも「障害」ではない。 脳のスペックの傾向であり、そのスペックに適した環境に置かれていないがゆえの不適応と考えるほうがはるかに実態に近い。 <br /> 私のスペックは、たとえば精神科医、牡羊座、A型、DCD、右利き、日本人、大学教授などさまざまに表される。 しかし、その中の一つに焦点をあて人としての本質として前景化した形で周りから名指されてしまうと、その「分かられ方」は自分からは切り離され、独自の存在として扱われることになる。 <br /> 物事を認識すること、人を理解することにおいて、人間の思考の営みは常になにかを捨て去り、排他的に対象を輪郭づけようとするのではないか。 ゆで卵が生卵からゆで卵に変貌する臨界点はどこにあるのか。 <br /> 人工的に作られた名前が必ずしも「定義」から出発しているとはかぎらず、定義もまた定義づけられた瞬間からその「過不足のなさ」は揺らぐことになる。 <br /> 人を了解すること、人を説明すること、それらの間にはなにか質的な違いがあるのではないか。 また自分が自分を分かるということはじつは大きな謎であり、他人のことが分かることの謎へと連続的に連なっている。 <br /> 本書は、著者による発達障害の自分史を事例としてつつ、「私」あるいは「私」と他者との関係の「分かり方」を考察する。 名指すことによって分かるのでなく、繰り返し語らい合い、ともに眼差すことによって「分かる」ことへと接近するだろう道筋を探って。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
発達障害の内側から見た世界 名指すことと分かること【電子書籍】[ 兼本浩祐 ] 1,815 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> 社会学の泰斗による「経済と社会」シリーズの付論である。 一貫して近代の意味を問うウェーバー社会学の重要著作シリーズの冊。 </p> <p>【目次より】<br /> 凡例<br /> 緒論(テーオドール・クロイヤー)<br /> 音楽社会学 音楽の合理的社会学的基礎<br /> 解説<br /> マックス・ウェーバーと音楽<br /> 音楽理論の基礎について<br /> 訳者後記<br /> 第二刷あとがき<br /> 音楽用語集</p> <p>※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>ウェーバー、マックス<br /> 1864-1920年。 西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。 代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
経済と社会:音楽社会学【電子書籍】[ マックス・ウェーバー ] 5,500 円
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<p>カイエ・ソバージュここに完結。 新たな知の営みへ! 神話、国家、経済、宗教、そして対称性人類学へ。 「圧倒的な非対称」が支配する世界の根源を問う冒険、ここに堂々完結。 抑圧された無意識の「自然」は甦るのか?「対称性の論理」が切り開く新たな世界とは?野生の思考としての仏教を媒介に、来たるべき形而上学革命への展望を示す。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
対称性人類学 カイエ・ソバージュ(5)【電子書籍】[ 中沢新一 ] 1,815 円
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<p>聖書のもつダイナミズムを解き放ち、人間の救済を志向する。 </p> <p>理性への信頼に基づく近代主義、あるいは人間中心主義を根底とした自由主義神学の内部から、それを打ち破るかのように登場したカール・バルト。 神学を人間学へと解消する潮流に抗し、キリストと行動をともにした使徒によるドキュメントとして聖書をとらえ、神の言葉と啓示がもつ直接性の復活を果たす。 使徒という存在に近代の超克を読みとり、来るべき人間として思想と文学の起点にすえる、画期的な長篇評論。 </p> <p>佐藤優<br /> 使徒は、人間を救済するという自覚を持つ人間だ。 この救済は、個別具体的である。 救済の一般理論は存在しない。 (略)神の存在が生成において人間に理解されることに対応し、富岡氏の思想的営為も常に生成過程にある。 イエス・キリストという名に徹底的に固執することによって、日本人の歴史物語、特に天皇と救済の関係について、いつか適切な言葉が見つかることを信じながら、富岡氏は評論活動を展開しているのだと私は見ている。 ーー<「解説」より></p> <p>※本書は、講談社刊『使徒的人間ーーカール・バルト』(1999年5月)を底本として使用しました。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
使徒的人間──カール・バルト【電子書籍】[ 富岡幸一郎 ] 1,980 円
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<p>一問一答方式で分かりやすい! <br /> 何をどう捨てる?どこから解決する? 断捨離で人生の悩みから解決されよう</p> <p>本書は、これまで著者のもとに寄せられた膨大な悩みの中から、特に多く寄せられた質問やすぐに実践できる回答などを集め、一問一答式で紹介する一冊です。 <br /> 悲喜こもごものQ&Aの中には、きっとあなたのモヤモヤの理由と答えも見つかるはず。 <br /> 捨てることがが苦手な人も、読んだそばから断捨離したくなってくる一冊。 ありがちな悩みを一刀両断します!<br /> ものを減らして快適な暮らしを送りたい、イメージもバッチリあるのになかなかうまくいかない……それならいっそ、“断捨離の第一人者”やましたひでこさんに聞いてみよう!</p> <p>★たとえばこんな悩みはありませんか?<br /> ・次々に届く郵便物の処分で悩んでいます<br /> ・私が片づけても家族がちらかしてしまいます<br /> ・義母と同居しながら断捨離するには?<br /> ・未読の本や新聞。 読む時間もないし捨てられません<br /> ・来客用布団が押入れを占領し、ストレスです<br /> ・何度見返してもどれも着たい服で捨てられない時は?<br /> ・日記は取っておくべきもの?<br /> ・お守りを捨てたら罰当たりになりそうで捨てられない<br /> ・もはやどこから手をつければいいのかわかりません </p> <p>コラム「今日からできる断捨離習慣」付き!<br /> 書籍購入者のみの特典動画「悩み続ける人とそうでない人の たった一つの違い」特別収録付き!</p> <p>※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
モノ・人・心の悩みが消えていく 断捨離道場【電子書籍】[ やましたひでこ ] 1,155 円
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<p>民主主義と平等主義の欺瞞を暴け。 <br /> 資本主義を加速せよ。 </p> <p>民主主義を棄て去り、資本主義を極限まで推し進め、<br /> この世界から〈イグジット〉するのでなければ、真の自由は獲得できないーー。 <br /> “現代思想の黒いカリスマ”が放つ、禁断の書。 </p> <p> * * *</p> <p>「声などどこにもない、ただ自由な出口だけがある。 」</p> <p>近代の啓蒙のプロセスを嘲笑い、民主主義的かつ平等主義的な価値観をも転倒せんとするニック・ランドの「暗黒啓蒙(The Dark Enlightenment)」は、ピーター・ティールやカーティス・ヤーヴィンらリバタリアン起業家たちが主導する「新反動主義」に理論的フレームを与え、哲学の最新潮流である「思弁的転回」や「加速主義」、そして「オルタナ右翼」へのインスピレーションをも喚起しつづけてきた。 <br /> 果たしてそれは、人類の進歩的プロセスを否認する反動主義であり、野蛮な人種主義にすぎないのか。 それとも、来たるべき未来を照らすオルタナティヴな光源なのかーー。 </p> <p> * * *</p> <p>[目次]<br /> 序文 『暗黒の啓蒙書』への「入口」 木澤佐登志<br /> Part 1 新反動主義者は出口(イグジット)へ向かう<br /> Part 2 歴史の描く弧は長い、だがそれはかならず、ゾンビ・アポカリプスへと向かっていく<br /> Part 3 <br /> Part 4 ふたたび破滅へと向かっていく白色人種<br /> Part 4a 人種にかんする恐怖をめぐるいくつかの副次的脱線<br /> Part 4b 厄介な者たちの発言<br /> Part 4c 〈クラッカー・ファクトリー〉<br /> Part 4d 奇妙な結婚<br /> Part 4e 暗号に横断された歴史<br /> Part 4f 生物工学的な地平へのアプローチ<br /> 訳者解説 なにから離脱するべきか 五井健太郎</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
暗黒の啓蒙書【電子書籍】[ ニックランド ] 1,925 円
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<p>『なぜ世界は存在しないのか』でその名を轟かせたマルクス・ガブリエルをはじめ、「哲学」が注目を浴びることが多くなっています。 出版界を眺めれば、古典や現代哲学の日本語訳、初心者向けの入門書、専門家の研究書などなど、幾多の書籍であふれかえり、何を手にすればいいのか、本当に「哲学する」ことを教えてくれるのはどの本なのか、すぐには分からないのが現状だと言わざるをえません。 本書は、実力者として知られる著者が、入門書から一歩でも二歩でも先に進み、自分自身で「哲学する」ことを求める人に向けて、そのために役立つモデルを提供するものです。 <br /> 哲学を始めるには、まず過去のさまざまな哲学者たちの議論を知ろうとすることでしょう。 そのための入門書や解説書はたくさんありますが、そこで展開される思考が、今ここで生きている自分と、あるいは自分が生きているこの現実と、どのように切り結ぶものなのかは、誰も教えてくれません。 本書でも、デカルト、スピノザ、ライプニッツといった17世紀に生きた哲学者たちを取り上げますが、目的は彼らの思想を手軽に知ることではなく、それを自分の問いにするとはどういうことのなのかを示すことにあります。 <br /> 本書が表題に掲げる「夢」と「虹」は、いずれも、存在しているのか、存在していないのかを明確には言うことのできない、曖昧なものです。 「夢」については、第I章で取り上げられる『千一夜物語』の「目覚めて眠る男」が恰好の題材になります。 それは、バグダードを舞台にして、ハサンという男がカリフ(イスラームの最高指導者)のアル・ラシードに騙される物語です。 酩酊から醒めたとき、ハサンはカリフとして丁重な扱いを受けます。 これはアル・ラシードが悪戯で命令したからなのですが、はじめは困惑していたハサンも徐々にその気になり、自分は本当にカリフなのだと思うようになるのですーーさて、ハサンが体験したのは「現実」なのでしょうか、それとも「夢」なのでしょうか。 ここには、まさに「哲学する」ための最高の問いがあります。 <br /> 本書は、このように「夢」と「虹」という題材から始め、さらには「身体」と「時間」という私たちとは切っても切れないものに進んで、最終的には「存在」を取り上げ、マルクス・ガブリエルの議論と対決します。 各章の末尾には、みなさんが「哲学する」ための練習問題を設けることで、さらなる一歩にいざなってくれるでしょう。 中には難しいところもあるかもしれません。 でも、本書を手ががかりにして根気よく思考していったとき、そこには見たこともない光景が広がっていることでしょう。 </p> <p>[本書の内容]<br /> 第I章 夢ーーデカルトとライプニッツから始める<br /> 第II章 虹ーー現象と幻想の存在論的距離<br /> 第III章 私の身体ーー因果と表象の二重性<br /> 第IV章 時 間<br /> 第V章 現実の存在論</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
夢と虹の存在論 身体・時間・現実を生きる【電子書籍】[ 松田毅 ] 2,200 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> 「私たちは、論争相手の意見についてはもちろん、自分自身の意見についてすら、いやと言うほどしょっちゅう、誤解している。 」ヴェーバーはこう述べつつ、我々が「なぜ一致しあえないのか」を認識するために、〈価値討議〉という実践的な討議像を提唱した。 本書は、晩年に結実したその〈方法論的合理主義〉を精密に検討し直し、その背景にこうした討議像が置かれていたことを明らかにする。 それを通して、「合理化=近代化・脱呪術化」と見る文化的バイアスを乗り越える、〈合理化〉の比較文化・歴史的な方法論としてヴェーバー社会学を再生し、〈合理的であること〉そのものが人間社会に与える影響について理論的に探究する。 </p> <p>【目次より】<br /> 凡例<br /> 第一章 問い:住会科学・歴史科学と〈合理性〉<br /> 1・1 ヴェーバー研究と社会科学<br /> 1・2 歴史科学・比較文化方法論における〈合理性〉問題<br /> 1・3 社会理論における〈合理性〉問題<br /> 第二章 方法論的合理主義の分析枠組 予備規定<br /> 2・1 〈合理的構成〉<br /> 2・2 多方向的な〈合理〉概念群<br /> 2・3 二重の方法論的合理主義<br /> 第三章 方法論的合理主義の内的展開と外的受容<br /> 3・1 「合理化」・「合理主義」をめぐる解釈の四類型<br /> 3・2 「合理化」の諸解釈類型の妥当性<br /> 3・3 〈合理化〉論の内的展開とその未完成性<br /> 第四章 歴史認識としての方法論的合理主義<br /> 4・1 方法論的合理主義の分析シェーマの再定式<br /> 4・2 〈合理的であること〉の諸類型<br /> 4・3 宗教社会学における〈合理化〉<br /> 第五章 文化比較のための方法論的合理主義<br /> 5・1 〈理解的説明〉の方法<br /> 5・2 ヴェーバーの「科学社会学」<br /> 5・3 ヴェーバーの「科学像」の展開過程<br /> 第六章 社会理論としての方法論的合理主義 ヴェーバーの〈価値討議〉論<br /> 6・1 社会科学の〈成果〉<br /> 6・2 ヴェーバーの〈価値討議〉論<br /> 6・3 方法論的合理主義と〈価値討議〉<br /> 第七章 ヴェーバーの同時代批判 「神々の闘争」論<br /> 7・1 「近代科学」と「近代人」<br /> 7・2 「神々の闘争」と「日常」 ヴェーバーの同時代批判<br /> 7・3 方法論的合理主義と「決断」<br /> 注<br /> あとがき<br /> 文献一覧<br /> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>矢野 善郎<br /> 1968年生まれ。 社会学者。 中央大学教授。 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。 専門は、理論社会学、社会学史。 <br /> 著書に、『マックス・ヴェーバーの方法論的合理主義』『マックス・ヴェーバーの新世紀ーー変容する日本社会と認識の展開』(共著)などがある。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
マックス・ヴェーバーの方法論的合理主義【電子書籍】[ 矢野善郎 ] 6,270 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> 13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。 第III部第53問題〜第59問題を収録。 </p> <p>西洋中世の一大金字塔、「スンマ・テオロジアェ」。 キリスト教にかかわる事柄を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。 本巻は、第三部「キリスト論」(第1ー59問題)の最終部分である、キリストの高挙、すなわちキリストの復活と昇天、神の右への着座と裁き主としての権能についての考察を収める。 「神はわれわれの救いのために人間と成り給うた」という受肉の神秘へと向けられた神学的探究。 </p> <p>【目次より】<br /> まえがき<br /> 目次<br /> 第五十三問題 キリストの復活について<br /> 第一項 キリストが復活することは必要であったか<br /> 〜<br /> 第四項 キリストは自らの復活の原因であったか<br /> 第五十四問題 復活したキリストの質について<br /> 第一項 復活の後キリストは真実の身体を有していたか 〜 第四項 キリストの身体は諸々の傷跡と共に復活すべきであったか<br /> 第五十五問題 復活の顕示について<br /> 第一項 キリストの復活は万人に顕示されるべきであったか 〜 第六項 キリストが導入した諸々の確証は彼の復活を十分に顕示したか<br /> 第五十六問題 キリストの復活の因果性について<br /> 第一項 キリストの復活は諸々の身体の復活の原因であるか 第二項 キリストの復活は諸々の霊魂の復活の原因であるか<br /> 第五十七問題 キリストの昇天について<br /> 第一項 キリストが昇天することは適当であったか 〜 第六項 キリストの昇天はわれわれの救いの原因であるか<br /> 第五十八問題 御父の右へのキリストの着座について<br /> 第一項 御父なる神の右に着座することはキリストに適合するか 〜 第四項 御父の右に着座することはキリストに固有のことであるか<br /> 第五十九問題 キリストの裁きの権能について<br /> 第一項 裁きの権能は特別にキリストに帰属させるべきものか 〜 第六項 キリストの裁きの権能は天使たちにも及ぶか<br /> 訳者注<br /> 解説 キリストの高挙(復活・昇天)について</p> <p>※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>トマス・アクィナス<br /> 1225頃〜1274。 スコラ学の代表的神学者。 ドミニコ会士。 アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
神学大全39・40 第III部 第53問題?第59問題【電子書籍】[ トマス・アクィナス ] 5,500 円
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<p>神話を学ばないということは、人間を学ばないということに、ほとんど等しいかと思えるほどなのですーー(本書より)。 宇宙、自然、人間存在の本質を問う、はじまりの哲学=神話。 神話を司る「感覚の論理」とは?人類分布をするシンデレラ物語に隠された秘密とは?宗教と神話のちがいとは?現実(リアル)の力を再発見する知の冒険。 / この一連の講義では、旧石器人類の思考から一神教の成り立ちまで、「超越的なもの」について、およそ人類の考え得たことの全領域を踏破してみることをめざして、神話からはじまってグローバリズムの神学的構造にいたるまで、いたって野放図な足取りで思考が展開された。 そこでこのシリーズは「野放図な思考の散策」という意味をこめて、こう名づけられている。 ーー「はじめに カイエ・ソバージュ(Cahier Sauvage)について」より</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)【電子書籍】[ 中沢新一 ] 1,595 円
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<p>なんで地球にはこんなやたらに生き物がいるんだろう? 遺伝、発生、進化……なんでこんな複雑なシステムができたんだろう? それには深いわけがある! 「多様性」をキーにして、DNA組換えやエビジェネティクス、進化や発生の原理など、最先端生命科学のキモを明快に解説。 さらに、最新の生命像と現代思想との共鳴を発見しながら、根源的な「多元性」の原理へと読者を誘う。 トップランナー研究者による驚異の生物学入門!</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
「生命多元性原理」入門【電子書籍】[ 太田邦史 ] 1,870 円
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<p>今、世界で最も注目を浴びる哲学者マルクス・ガブリエル。 大ヒット作『なぜ世界は存在しないのか』の続編にして、一般向け哲学書「三部作」の第2巻をなす注目の書が日本語で登場です。 前作と同様に目を惹きつけられる書名が伝えているように、本書が取り上げるのは昨今ますます進歩を遂げる脳研究などの神経科学です。 それは人間の思考や意識、そして精神は空間や時間の中に存在する物と同一視できると考え、その場所を特定しようと努めています。 その結果は何かといえば、思考も意識も精神も、すべて脳という物に還元される、ということにほかなりません。 でも、そんな考えは「イデオロギー」であり、「誤った空想の産物」にすぎない、というのがガブリエルの主張です。 「神経中心主義」と呼ばれるこのイデオロギーは、次のように主張します。 「「私」、「意識」、「自己」、「意志」、「自由」、あるいは「精神」などの概念を理解したいのなら、哲学や宗教、あるいは良識などに尋ねても無駄だ、脳を神経科学の手法でー─進化生物学の手法と組み合わせれば最高だがー─調べなければならないのだ」と。 本書の目的は、この考えを否定し、「「私」は脳ではない」と宣言することにあります。 その拠り所となるのは、人間は思い違いをしたり非合理的なことをしたりするという事実であり、しかもそれがどんな事態なのかを探究する力をもっているという事実です。 これこそが「精神の自由」という概念が指し示すことであり、「神経中心主義」から完全に抜け落ちているものだとガブリエルは言います。 したがって、人工知能が人間の脳を超える「シンギュラリティ」に到達すると説くAI研究も、科学技術を使って人間の能力を進化させることで人間がもつ限界を超えた知的生命を実現しようとする「トランスヒューマニズム」も、「神経中心主義」を奉じている点では変わりなく、どれだけ前進しても決して「精神の自由」には到達できない、と本書は力強く主張するのです。 矢継ぎ早に新しい技術が登場してはメディアを席捲し、全体像が見えないまま、人間だけがもつ能力など存在しないのではないか、人間は何ら特権的な存在ではないのではないか……といった疑念を突きつけられる機会が増している今、哲学にのみ可能な思考こそが「精神の自由」を擁護できるのかもしれません。 前作と同様、日常的な場面や、テレビ番組、映画作品など、分かりやすい具体例を豊富に織り交ぜながら展開される本書は、哲学者が私たちに贈ってくれた「希望」にほかならないでしょう。 [本書の内容]序 論I 精神哲学では何をテーマにするのか?II 意 識III 自己意識IV 実のところ「私」とは誰あるいは何なのか?V 自 由</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
「私」は脳ではない 21世紀のための精神の哲学【電子書籍】[ マルクス・ガブリエル ] 2,255 円
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<p>カイエ・ソバージュ第4巻。 「宗教的思考」の3万年を語りつくす! 内部視覚、瞑想、夢の時間(ドリーム・タイム)……「宗教的思考」の根源はどこにあるのか?精霊(スピリット)が超越を生む。 高神から唯一神へ。 <精神の考古学>が、神々の基本構造をあざやかに解き明かす。 /(本書の内容)●脳の森の朝 ●はじめての「超越」 ●神(ゴッド)にならなかったグレートスピリット ●自然史としての神(ゴッド)の出現 ●神々の基本構造(1)ーーメビウス縫合型 ●神々の基本構造(2)ーートーラス型 ●心の巨大爬虫類 ●未来のスピリット</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
神の発明 カイエ・ソバージュ(4)【電子書籍】[ 中沢新一 ] 1,595 円
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<p>大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による新たな叢書、刊行開始!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。 21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 <br /> ドゥルーズは20世紀を代表する哲学者だ。 難解にもかかわらず、人の心を魅了する力がある。 「ドゥルーズは哲学史の空間を高速で飛び回る青白い鬼火だ」と著者は言う。 その魅力とは、どのようなものなのか。 <br /> たとえば「存在の一義性」という場合、その概念の祖であるドゥンス・スコトゥスの理解をふまえながら、スピノザ、ニーチェと、普通の読みではつながらない流れに系譜を通じさせてドゥルーズ的な配置をつくりあげる。 そこにドゥルーズの哲学の創造がある。 それを、とくと観賞しよう。 <br /> 『差異と反復』『意味の論理学』『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』などなど多彩な著作群に鳴り響いている通奏低音を感じ取るために、その「鑑賞の手引き」たらんとする力作!</p> <p>【目次】<br /> 第一章 ドゥルーズという烽火<br /> 第二章 存在の一義性という革命<br /> 第三章 前哨としての内存在<br /> 第四章 ドゥルーズと狂気<br /> 第五章 表面という魔物<br /> 第六章 特異性と個体性の相克<br /> 第七章 無人島と可能世界</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
極限の思想 ドゥルーズ 内在性の形而上学【電子書籍】[ 山内志朗 ] 2,255 円
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<p>オートポイエーシスという閉じた系の身体でありながら、意識が立ち上がるに際しては外部に連結する開口部を持たなければならないという矛盾。 意識という現象はいったい何なのか。 脳の働きとの関係はどうなっているのか。 それは「私」という一続きの事態をどう成立させているのか。 脳科学研究が「意識」の物質への還元を方向付ける趨勢に反駁したベルクソン、さらにドゥルーズの理論を参照し「私」の立ち上がる現場に迫る。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理【電子書籍】[ 兼本浩祐 ] 1,815 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>★「1枚の葉っぱの上に広がる温かい物語に心癒される」と、世界各国のメディアが絶賛!<br /> ★「スッキリ」「ヒルナンデス」(日本テレビ)、「サンデー・ジャポン」「アッコにおまかせ」(TBS)など、TVで話題沸騰!<br /> ★個展では作品が即完売! 葉っぱ切り絵アーティスト初の作品集<br /> ★見て、読んで、幸せな気持ちになれる1冊</p> <p>空に透かして撮影された葉っぱ切り絵。 その精巧さに驚かされるのですが、それだけでなく、見る人の心を揺さぶり、想像力を喚起する物語が、小さな1枚の葉っぱの上に広がっている……。 それが、リトさんの葉っぱ切り絵です。 </p> <p>ほぼ毎日SNSで作品を発表するたびに、リトさんのもとには「優しい世界に癒されます」「見るだけで幸せな気持ちになれます」「明日も頑張ろうという気持ちになります」など、多くのコメントが寄せられます。 </p> <p>落ち込んいるとき。 心がモヤモヤするとき。 さみしいとき。 1枚1枚が絵本作品のような葉っぱ切り絵作品集は、ページをめくるたびに、そこに自分だけの物語を見つけられるはずです。 </p> <p>SNS投稿時はタイトルだけだった作品にもすべて、ストーリーを書き下ろし。 </p> <p>リト流・葉っぱ切り絵のメソッドも収録。 </p> <p>【内容】<br /> はじめに〜葉っぱの上の優しい世界<br /> Chapter1 動物たちの春夏秋冬<br /> Chapter2 食いしんぼうバンザイ!<br /> Chapter3 ひとりじゃないよ<br /> Chapter4 よい子の習慣<br /> Chapter5 不思議ないきもの図鑑<br /> Chapter6 葉っぱ世界紀行<br /> Chapter7 世界のものがたり<br /> Chapter8 小さな幸せ<br /> 葉っぱ切り絵ができるまで<br /> もっと知りたい葉っぱ切り絵の世界<br /> おわりに〜葉っぱ切り絵が生まれた理由</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界【電子書籍】[ リト@葉っぱ切り絵 ] 1,155 円
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<p>ヒトラーは、古代スパルタを「歴史上、最も明らかな人種国家」として称揚した。 優生学に基づいた人種主義政策をはじめ、いわゆる「スパルタ教育」に範をとった教育政策、「北方人種」神話、さらに「祖国に殉ずる死」の美化にいたるまで、第三帝国の政策には、さまざまな形でスパルタが影を落としている。 「スパルタ」は国家社会主義者にとって一種の合言葉であった。 <br /> 日本ではほとんど紹介されることのなかった、第三帝国におけるスパルタ受容の諸相を明らかにし、そのような事態を前に、人文主義者と呼ばれる古代ギリシア・ローマの学者たちが、ナチズムとどのように対峙したのかを描き出す、かつてない試み!</p> <p>「優れた詩人、哲学者、音楽家を輩出した文化大国のドイツが、なぜナチズムのような危険思想の台頭を許したのか?」 第二次世界大戦後にナチス・ドイツの蛮行が明らかになって以来、いまだ答えの出ない問いである。 <br /> 著者は、ドイツ人が18世紀後期以降、古代ギリシアに抱いた特別な愛着にその答えを求める。 日本がユーラシア大陸の高い文化を輸入して自国の文化や国家を形成していったように、ドイツは、古代ギリシア・ローマを熱心に探究することで、独自の文化や国家を形成していった。 これらの研究・教育に携わる人々は「人文主義者」と呼ばれた。 <br /> 失業と貧困に喘ぐヴァイマル共和国の下、古代ギリシアに対するシンパシーのモデルが、アテナイからスパルタに転じた時、人文主義者たちにも大きな転換点が訪れる。 彼らは、スパルタを模範に据えたナチズムといかに向き合ったのか。 研究に没頭することで傍観した者、人文主義存続のために協調した者、学問の自由を賭けて抵抗した者ーー三人の人文主義者の生き方を通して、人文主義とナチズム、さらに学問と国家のかかわりを問い直す意欲作!</p> <p>【本書の内容】<br /> 序<br /> 第1部 人文主義者とナチズムーー傍観、協調、抵抗<br /> 第一章 傍観:イェーガーーー「政治的な人間の教育」<br /> 第二章 協調:ハルダーーー人間性の擁護から人種主義へ<br /> 第三章 抵抗:フリッツーー「学問・大学の自由」の擁護<br /> 補 論 古典語教師の往復書簡に見るナチズムへの傍観<br /> 第2部 第三帝国におけるスパルタの受容<br /> 第一章 スパルタについて<br /> 第二章 ナチズムの世界観・政策とスパルタ<br /> 第三章 第三帝国のスパルタ受容に対する国外での賛否<br /> 第四章 第三帝国のスパルタ受容に対する国内での批判<br /> 第3部 第二次世界大戦後の人文主義者<br /> 第一章 イェーガーーー人文主義からキリスト教へ<br /> 第二章 ハルダーーー人種主義からオリエンタリズムへ<br /> 第三章 フリッツーー「学問・大学の自由」の擁護から啓蒙主義へ<br /> 結 語<br /> 注/文献目録/初出一覧 <br /> あとがき</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
スパルタを夢見た第三帝国 二〇世紀ドイツの人文主義【電子書籍】[ 曽田長人 ] 1,925 円
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<p>生物学・民俗学から神話・宗教学に精通、あらゆる不思議に挑んだ南方熊楠。 那智の森の中に、粘菌の生態の奥に、直観された「流れるもの」とは何か。 自然や人間精神の研究の末織り上げられた南方マンダラの可能性とは?後継者のいない南方熊楠の思想、「旧石器的」な思考の中に、著者は未来の怪物的な子供を見出す。 対称性理論への出発点となった記念碑的著作。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
森のバロック【電子書籍】[ 中沢新一 ] 1,117 円
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<p><strong>※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 </strong></p> <p>【内容紹介・目次・著者略歴】<br /> 中世フランスの論理学者にして神学者であるアベラールは、「唯名論」学派の創始者でもある。 後にトマス・アクィナスらに弟子のエロイーズとのロマンスでよく知られている。 現代ヨーロッパ思想を決定した彼の言語と思惟を、厳密なテキスト批判を踏まえて分析する。 </p> <p>【目次より】<br /> 緒論<br /> 第一章 生涯と著作<br /> 第一節 弁証論の騎士<br /> 第二節 著作の命運<br /> 第二章 言語論理的思惟<br /> 第一節 文法学と思惟<br /> 第二節 弁証論と思惟<br /> 第三節 波紋<br /> 第三章 意味論的思惟<br /> 第一節 普遍名辞<br /> 第二節 動詞の機能<br /> 第三節 命題の表意作用<br /> 第四章 文法教育と倫理学<br /> 第一節 文法教育と倫理<br /> 第二節 自然倫理と内面化<br /> 参考文献および略語表<br /> 跋<br /> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 </p> <p>柏木 英彦<br /> 1934年生まれ。 慶應義塾大学大学院博士課程修了(文学博士)。 専門は中世西洋哲学。 金沢大学名誉教授。 <br /> 著書に、『中世の春 十二世紀ルネサンス』『アベラール 言語と思惟』『古典残照 オウィディウスと中世ラテン詩』『ラテン中世の精神風景』など。 <br /> 訳書に、F.C.コプルストン『中世哲学史』(共訳)アンリ・コルバン『イスラーム哲学史』(共訳)S.H.ナスル『イスラームの哲学者たち』(共訳)W.モンゴメリー・ワット『イスラーム・スペイン史』(共訳)『シャトレ哲学史 2 中世の哲学』(共訳)ジャック・ル・ゴフ『中世の知識人 アベラールからエラスムスへ』(共訳)など。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
アベラール 言語と思惟【電子書籍】[ 柏木英彦 ] 3,740 円
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<p>壊滅的な打撃を受けた源氏とこの世の春を謳歌する平氏ーー。 やがて『平家物語』へとつづく、一族の明暗を分かつことになった平治の乱を題材にした『平治物語』の諸本のうち、劇的に構成された合戦や、個性を際立たせた巧みな人物造形が、流麗な文体によって描き出される四類本は、「もっとも面白い『平治物語』」と言われる。 この四類本を底本に、本文と現代語訳に加え、校訂注、読解の助けとなる語釈と解説、補注も充実した、物語世界の隅々まで楽しめる一冊。 悪源太義平がわずか17騎で、500騎の平氏を蹴散らす痛快な合戦、牛若丸ら幼い息子を必死で守ろうとする常葉の哀切、そして運命の子頼朝……。 個性豊かな登場人物が縦横無尽に躍動する合戦絵巻、いざ開幕! 時は平安時代の末、のちに「武者の世」の始まりと評された保元の乱から三年後、平治元年(1159)に平治の乱は勃発する。 上皇・天皇の近臣同士の争いに端を発する政治闘争は、待賢門と六波羅での源平両軍の激突となって噴出した。 その結果、源氏の棟梁である源義朝が敗走。 東国へと落ち延びる途中で討たれ、子息たちも命を落とし、源氏は壊滅的な打撃を受ける。 一方、見事勝者となった平清盛はこの世の春を迎え、それぞれの一族の明暗が決定的に分かれることになったーー。 『平家物語』の舞台を用意したともいえる平治の乱を題材とした軍記物語、『平治物語』。 時代を越えて語り継がれるうちに、筋立てが異なる異本が複数存在することもこの物語の大きな特色の一つである。 そのなかでも、本書が底本とした「四類本」は、劇的に構成された合戦や、個性を際立たせた巧みな人物造形が、流麗な文体によって描き出される「もっとも面白い『平治物語』」になっている。 本文と現代語訳に加え、校訂注、読解の助けとなる語釈と解説、補注も充実した、物語世界の隅々まで楽しめる。 義朝の息子、悪源太義平がわずか17騎で、500騎の平氏を蹴散らす痛快な合戦、義平とは対照的に不甲斐なくて滑稽な藤原信頼、牛若丸ら幼い息子を必死で守ろうとする常葉の哀切、そして運命の子頼朝の姿……。 個性豊かな登場人物が縦横無尽に躍動する合戦絵巻、いざ開幕!</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
平治物語 全訳注【電子書籍】 1,100 円
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<p>壊滅的な打撃を受けた源氏とこの世の春を謳歌する平氏ーー。 やがて『平家物語』へとつづく、一族の明暗を分かつことになった平治の乱を題材にした『平治物語』の諸本のうち、劇的に構成された合戦や、個性を際立たせた巧みな人物造形が、流麗な文体によって描き出される四類本は、「もっとも面白い『平治物語』」と言われる。 この四類本を底本に、本文と現代語訳に加え、校訂注、読解の助けとなる語釈と解説、補注も充実した、物語世界の隅々まで楽しめる一冊。 悪源太義平がわずか17騎で、500騎の平氏を蹴散らす痛快な合戦、牛若丸ら幼い息子を必死で守ろうとする常葉の哀切、そして運命の子頼朝……。 個性豊かな登場人物が縦横無尽に躍動する合戦絵巻、いざ開幕! 時は平安時代の末、のちに「武者の世」の始まりと評された保元の乱から三年後、平治元年(1159)に平治の乱は勃発する。 上皇・天皇の近臣同士の争いに端を発する政治闘争は、待賢門と六波羅での源平両軍の激突となって噴出した。 その結果、源氏の棟梁である源義朝が敗走。 東国へと落ち延びる途中で討たれ、子息たちも命を落とし、源氏は壊滅的な打撃を受ける。 一方、見事勝者となった平清盛はこの世の春を迎え、それぞれの一族の明暗が決定的に分かれることになったーー。 『平家物語』の舞台を用意したともいえる平治の乱を題材とした軍記物語、『平治物語』。 時代を越えて語り継がれるうちに、筋立てが異なる異本が複数存在することもこの物語の大きな特色の一つである。 そのなかでも、本書が底本とした「四類本」は、劇的に構成された合戦や、個性を際立たせた巧みな人物造形が、流麗な文体によって描き出される「もっとも面白い『平治物語』」になっている。 本文と現代語訳に加え、校訂注、読解の助けとなる語釈と解説、補注も充実した、物語世界の隅々まで楽しめる。 義朝の息子、悪源太義平がわずか17騎で、500騎の平氏を蹴散らす痛快な合戦、義平とは対照的に不甲斐なくて滑稽な藤原信頼、牛若丸ら幼い息子を必死で守ろうとする常葉の哀切、そして運命の子頼朝の姿……。 個性豊かな登場人物が縦横無尽に躍動する合戦絵巻、いざ開幕!</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
平治物語 全訳注【電子書籍】 1,100 円
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