ヤマダポイントが貯まる!使える!おいしい狭山茶の作り方「狭山茶」は埼玉県と東京都の北西部で栽培されるお茶の総称です。
東京都で収穫されたお茶を「東京狭山茶」と呼ぶ場合もあります。
入間市は狭山茶産出量の約半数を占めます。
入間市の中でも金子地区の台地に茶園が集中しています。
狭山茶産地は他産地に比べ冬の寒さが長く、収穫が遅い傾向にあります。
この寒さに耐え、初夏に芽吹く新茶の茶葉は充分養分を蓄えた厚い茶葉となり、野趣に富み力強い香味の濃いお茶として愛飲されています。
品種は主にやぶ北(藪北/ヤブキタ)とさやま香(狭山香/サヤマカオリ)です。
深蒸し茶(ふかむし茶)です。
肥料の散布 --3月下旬----------------------------- 例年最初におこなう作業は春肥(はるひ)の散布です。
散布の後は、肥料が土によく混ざるように耕します。
冬の眠りから目覚める茶樹に充分な栄養を与えます。
裾刈り --3月下旬------------------------------今後の作業がスムーズにいくよう茶樹の畝(うね)の裾を整えて刈り落とします。
きれいに裾刈りされた茶園を見るのは清々しいものです。
整枝 (せいし) --4月上旬-----------------------------秋整枝(せいし)の後、まばらに伸びた枝をきれいに刈りそろえ、同じ高さでなめらかなかまぼこ形を作ります。
越冬して茶色くなった表層の葉が刈り落とされ、濃い緑の葉が現れます。
挿し木 --4月上旬-----------------------------将来に備え、苗となる挿し木をします。
お茶の実をまいて育った茶樹は品質が劣るので、今日ではほとんど挿し木で育てます。
萌芽 --4月中旬------------------------------ 春整枝をした面の下から芽が伸びてきます。
整備と清掃 --4月末------------------------------ 製茶機械の整備と清掃をします。
降雨で畑仕事ができない日などに行います。
摘採 --5月初旬--------------------いよいよ摘採(てきさい/茶刈りのこと)です。
春整枝をした面より15mm上を刈るように乗用茶刈り機の刃をセットします。
古い葉を入れず新しい葉だけを刈り取ります。
製茶 --5月初旬?中旬------------------------------摘採した茶葉は、その日の内に製茶し荒茶(あらちゃ)にします。
多くは蒸し工程の長い深蒸し茶です。
荒茶には、本茶(=煎茶)の他に芽茶や茎茶や粉茶が含まれます。
選別前のお茶が荒茶です。
仕上げ --年間を通して------------------------------冷蔵庫で保存してある荒茶を必要に応じ仕上げ加工します。
仕上げ加工は多彩な篩(ふるい)と色彩選別機により、本茶や茎茶や粉茶等に選別し、熱乾燥(火入れ)します。
異物除去 --年間を通して------------------------------袋詰めの前に、お茶の異物除去をします。
畑から茶葉に付着して混入していた異物をここで取り除きます。
異物除去機を導入しているお茶工場はまだほとんどありません。
(法師園では導入しています。
)袋詰め・金属探知と重量検査 --異物除去と平行して----------異物除去をしたお茶を袋詰めします。
全自動袋詰め機で袋詰めされたお茶は、最後に金属探知機とウエイトチェッカーを通り、合格した袋詰め茶だけを製品として皆様にお届けします。
狭山茶は、産業的お茶産地の北限に当たり、特に低温が品質に与える影響が大きいと言えます。
,狭山茶は、他の茶産地に比べ寒さにさらされるため、養分を蓄えた暑い葉となり、美味しさを葉の内部に蓄積します。
,他の産地が新茶で賑わう頃、狭山茶は、まだ寒さが残り刈り取りができるまでに新芽が伸びていません。
新茶が遅いのは歯がゆいものです。
,また、新茶が遅いと遅霜の被害にあいやすく、防霜ファンが普及しているにしても、約10年に一度、氷結してしまうことがあり、一年かけて育てた茶園が全面茶色に変色するのは耐えられないものがあります。
,気候が寒いことは、大変に良いことをもたらします。
寒さに耐えるため養分を蓄えた、美味しい厚い葉を収穫できます。
,葉が厚い分、針のように細くよるのはハウス栽培等の一部の茶園となるため、露地栽培の茶葉は、香味重視の深蒸製法が盛んです。
,また、全国的によく知られた製法に「狭山火入れ」があります。
強火で製茶したお茶を入りあげ、香ばしい香味にするのです。
,近年は、特に強火の仕上げはしなくなりましたが、最盛期には、ほうじ茶の一歩手前まで炒り上げたと聞いています。
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