漫画「夏子の酒」の紅茶版です☆国産無農薬紅茶「べにひかり」☆画「夏子の酒」と重なるポイントは・・・超優良品種のべにひかりだが、国産紅茶の衰退で探すのに苦労した事地域から冷たい目で見られる、無農薬栽培で大事に育てた工場の社長、職人、生葉農家のいいものを作るための激しい議論などです。
紅茶用品種「べにひかり」とは・・・国立の茶業試験場で、「べにひかり」がようやく完成した時には、国産紅茶は絶滅といっていい状況でした。
世界に誇れる、世界にチャレンジできる超優良品種でありながら、日の目を見ずに茶業試験場で眠っていました。
私たち水車むら紅茶は尾山さんの強力な推挙により1986年水車むら農園の茶畑で栽培に着手しました。
水車むらは、1番茶をべにひかり。
2番茶をべにひかり葉子と命名しました。
葉子には夏のお茶特有のタンニンがあり、スッキリとした味覚とともに美しい紅色と香気がにおいたちます。
無農薬栽培の苦労・・・昭和50年代の有機農業に対する、地域からの反発は相当なものでした。
変人扱いで地域からの疎外、農協からの圧力、隣の畑からのクレームなどなど・・・。
それでも続けてこれたのは、全国の消費者からの感謝とはげましの声でした。
製造工場での試行錯誤・・・よりおいしい紅茶を作るため、スタッフは毎年議論を重ねています。
毎年の生葉の差はもちろん、製造時の温度、湿度にもよって微妙に味が変化してしまいます事、お許しください。