中近世の重層的な地域秩序から 安酸香織 教育評論社ヨーロッパシノナカノアルザス ヤスカタカオリ 発行年月:2024年02月26日 予約締切日:2024年01月09日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784866240954 安酸香織(ヤスカタカオリ) 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。 北海道大学博士(文学)。 専門は歴史学、近世ヨーロッパ史、アルザス地域史。 日本大学国際関係学部助教を経て、現在、北海道大学大学院文学研究院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 ライン川を取り巻く自然と人間(ライン川とライン地溝帯/先史時代 ほか)/第2章 中世ライン上流域とエルザス(メロヴィング期の「エルザス」/カロリング朝フランク王国の中心部 ほか)/第3章 近世ドイツ帝国とフランス王国の境界域(ライン上流域における人文主義と宗教改革/前部オーストリア、エルザス、オーバーライン ほか)/第4章 近代国民国家の周縁(フランス革命とナポレオン/フランスのアルザス ほか)/第5章 現代アルザスとその行方(戦後フランス共和国のなかで/政治意識の揺らぎと地域意識の回復 ほか) 中近世史から考えるアルザスの“今”。 近代の独仏対立のなかで四度帰属が変更されたアルザスは、近年ライン上流域において国家を超えた地域連携を展開し、アルザス欧州自治体を組織するなど変化のなかにある。 本書では、とくに中近世のライン上流域における重層的な政治秩序に注目して、アルザスの過去と現在を紐解く。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 ヨーロッパ史のなかのアルザス 中近世の重層的な地域秩序から [ 安酸香織 ] 3,520 円
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テーマ・考え方・歴史像 桃木 至朗 大阪大学出版会シミンノタメノレキシガク モモキ シロウ 発行年月:2022年04月11日 予約締切日:2022年04月10日 ページ数:402p サイズ:単行本 ISBN:9784872597561 桃木至朗(モモキシロウ) 大阪大学大学院文学研究科名誉教授。 専門はベトナム史を中心とする東南アジア史、海域アジア史、歴史教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 現代世界の中の歴史学/歴史学はなにをどう問題にしてきたか、こなかったか/史料(資料・史資料)とはなにか/時間の認識と時代の区分/ローカルな歴史とグローバルな歴史/環境と人類、技術と科学の歴史/暮らしと経済の歴史/政治と外交、権力と反抗の歴史/戦争・平和と軍事の歴史/法と秩序・制度の歴史/社会と共同体・公共性の歴史/ジェンダーの歴史、家族の歴史/文化・芸術・思想と情報・メディアの歴史/歴史と記憶、歴史と現在/歴史学の未来を考える 大好評『市民のための世界史』と一緒に読むと、新しい歴史の考え方が見える。 対象・方法・概念・考え方・問題領域と研究動向を1冊で紹介。 「歴史の基本公式」掲載。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 市民のための歴史学 テーマ・考え方・歴史像 [ 桃木 至朗 ] 2,750 円
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吉中 丈志 京都大学学術出版会ナナサンイチブタイトダイガク ヨシナカ タケシ 発行年月:2022年04月08日 予約締切日:2022年02月10日 ページ数:568p サイズ:単行本 ISBN:9784814003914 吉中丈志(ヨシナカタケシ) 公益社団法人京都保健会理事長、京都大学医学部臨床教授。 京都大学医学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 楊彦君・譚汝謙著/西里扶甬子監訳『七三一部隊ー悪魔の研究所、東洋のアウシュヴィッツ 中国における日本の細菌戦1933ー45』(七三一部隊の創設、拡大、終焉/石井四郎とその信奉者/戦後、被害者家族から聞いた話/人体実験ー七三一部隊の医の倫理と医学犯罪/細菌戦/調査、隠蔽、取引/旧跡の保護と七三一部隊罪証陳列館/東のハルビン、西のアウシュヴィッツ)/第2部(総力戦体制化と満洲国そして石井部隊/収奪された人体ー満洲における医学と戦争/京都大学における戦時下医学研究ー科学研究費交付金に見る七三一部隊を含む戦争協力の実相/陸軍軍医学校防疫研究報告から見えてくるもの/七三一部隊からの帰還/今日の医学研究倫理の位置付けと成り立ちー医学研究倫理を日本に真に根付かせるには/今、医の倫理を問う意味/日本軍遺棄化学兵器被害ー中国チチハルの被害者実態調査と日中共同の医療支援/なぜ、七三一部隊を振り返るのかー戦後補償問題を通じて/ヤヌス国家イタリアー過去の隠滅と忘却の果てに/京都帝大医学部の人骨収集と体質) 七三一部隊創設者の石井四郎を筆頭に、大学が送り出したエリート研究者たちは細菌戦と毒ガス戦のために中国・ハルピンで人体実験を行った。 戦後も医学界が一様に口を閉ざす中、本書は大学所蔵資料や米軍の記録から、巻き込まれただけではない組織の姿を浮き彫りにする。 歴史と倫理に向き合う意味を問う。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 七三一部隊と大学 [ 吉中 丈志 ] 3,960 円
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武家政権の正当性 NHKブックス No.1277 1277 東島 誠 NHK出版バクフトハナニカ ヒガシジマ マコト 発行年月:2023年01月25日 予約締切日:2022年12月01日 ページ数:368p サイズ:全集・双書 ISBN:9784140912775 東島誠(ヒガシジママコト) 1967年、大阪府生まれ。 東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程修了、博士(文学)。 現在、立命館大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 平家政権といくつもの幕府(幕府をめぐる基礎知識/平家政権をどう捉えるか)/第2章 鎌倉幕府、正しくは東関幕府ー正統性なき北条氏の正当性(都市王権と武力ー一一八六年、鎌倉幕府誕生の前提1/義経の結婚ー一一八六年、鎌倉幕府誕生の前提2/正当性の更新と「幕府」呼称の誕生)/第3章 足利将軍家の時代ー二つの変動期と正当性の変容(鎌倉末期〜南北朝期の転換/統治権的支配とは何かー足利将軍家の正当性/足利将軍家の正当性の推移/足利政権中期の正当性の変化/物流構造の変動と転換期としての十五世紀後半/戦国大名と「公儀」の行方)/第4章 織豊政権ー近世の始動と中世の終焉(近世の始動と中世の終焉/中世の黄昏としての織田政権/豊臣政権と中世の否定)/第5章 江戸幕府は完成形なのかー生存の近世化(生存の近世化という視点/正当性から正統性ー家康の神格化と近代天皇制の創出/曲がり角としての一六八〇年代/幕府と「被災者」救済ー正当性の行方) 武力だけで権力を維持できたのか?京都を食糧で満たすこと、法による支配、「伝統」としての権力…アップデートされてきた「支配の正当性」を問う、かつてないスケールの歴史書! 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 「幕府」とは何か 武家政権の正当性 (NHKブックス No.1277 1277) [ 東島 誠 ] 1,980 円
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戦争遺跡は語る 兵庫の「語りつごう戦争」展の会 兵庫歴史教育者協議会 日本機関紙出版センターヒョウゴ ノ ヘイワ シセキ ガイド ヒョウゴ ノ カタリツゴウ センソウテン ノ カイ ヒョウゴ レキシ キョウイクシャ キョウギカイ 発行年月:2013年08月 ページ数:120p サイズ:単行本 ISBN:9784889008883 淡路島の平和史跡/宝塚・伊丹の平和史跡/三田の平和史跡/尼崎・西宮の平和史跡/芦屋・神戸東部の平和史跡/神戸中部の平和史跡/神戸西部の平和史跡/明石・三木・加西・小野の平和史跡/加古川・高砂の平和史跡/姫路の平和史跡/兵庫の平和資料館 平和モニュメント、平和資料館、地下壕、造兵廠跡、飛行場跡、砲台跡、兵舎跡、弾薬康跡、軍事工場跡、機銃掃射弾痕、少年兵墓地、戦災樹木、空襲犠牲者慰霊碑・塔、忠魂碑、強制連行…今、見ることのできる平和史跡160カ所完全ガイド! 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 兵庫の平和史跡ガイド 戦争遺跡は語る [ 兵庫の「語りつごう戦争」展の会 ] 1,650 円
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飯塚 武司 雄山閣モッコウノコウコガク イイヅカ タケシ 発行年月:2022年04月27日 予約締切日:2022年04月20日 ページ数:210p サイズ:単行本 ISBN:9784639028208 飯塚武司(イイズカタケシ) 1960年東京都浅草生まれ。 浅草育ち。 法政大学第一文学部史学科(日本考古学専攻)卒業。 東京都埋蔵文化財センターで、多摩ニュータウン遺跡をはじめ、都内の遺跡調査、報告書作成に従事。 2013年度福島県文化振興財団派遣(東日本大震災復興支援派遣)。 現在、東京都埋蔵文化財センター調査研究主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 木工技術の発達(製作工程の確立/加工技術の発達)/2 木工諸技術の発達過程(刳物/指物 ほか)/3 工房の成立(工房誕生のプロセス/古代の工房)/4 終章 木器の製作された遺跡と、遺跡から出土した木器・漆器などの考古資料の分析を通して、縄文時代から古代にいたる木工技術の発達過程を可視化し、木工技術の発達と生産の場のあり方の観察から、木器の製作者から工人の成立、工房の誕生までの過程を俯瞰する。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 木工の考古学 [ 飯塚 武司 ] 3,960 円
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山崎覚士 東方書店ヒガシアジアカイイキノナカノニホン レキシ コウエキ ブンカ ヤマザキサトシ 発行年月:2023年09月19日 予約締切日:2023年08月01日 ページ数:176p サイズ:単行本 ISBN:9784497223159 山崎覚士(ヤマザキサトシ) 中国中世史、東アジア交流史。 1973年生まれ。 大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程東洋史学専攻単位取得退学(博士(文学))。 大阪市立大学特任講師等を経て、佛教大学歴史学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグ 東アジア海域史、事始め/第1部 東アジア海域の古代(金印の時代/卑弥呼の外交/倭の五王と遣隋使/白村江の戦い/遣唐使、前編/遣唐使、後編)/第2部 東アジア海域の中世(新たな時代の幕開け、海商の時代/未完の海上国家、呉越国の試み/日宋貿易/海商の生活と貿易/平清盛、蒙古襲来)/第3部 東アジア海域の近世(前期倭寇と近世国家の成立/勘合貿易と後期倭寇/トウガラシとグローバリゼーション/琉球王国/清朝と徳川幕府の成立と貿易/「鎖国」の実態、四つの口貿易)/エピローグ 東アジア海域の近代 みなさんが勉強したいと思う「日本史」「東洋史」「西洋史」の分類は、高校までの歴史の授業に“縛られている”のではないでしょうかー中国や日本列島を含む東アジア海域の、古代から近世までの歴史を見ていく入門書。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 世界史 東アジア海域のなかの日本 歴史・交易・文化 [ 山崎覚士 ] 1,980 円
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『源氏物語』の翻訳者 平川祐弘 白水社BKSCPN_【高額商品】 アーサー ウェイリー ヒラカワ,スケヒロ 発行年月:2008年11月 ページ数:480, サイズ:単行本 ISBN:9784560031919 平川祐弘(ヒラカワスケヒロ) 1931年東京生れ。 東京大学名誉教授(比較文学比較文化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 中国詩の新世界/第2章 西洋人の謡曲発見/第3章 日本の女たち/第4章 世界文学の中の『源氏物語』/第5章 翻訳の諸問題/第6章 大英帝国の衰退/第7章 晩年の諸業績/第8章 平安朝の恋とブルームズベリーの恋 日本文学の扉を世界に開いた英国人。 生涯と業績、その翻訳の妙を伝え、『源氏物語』の魅力を存分に解説。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) アーサー・ウェイリー 『源氏物語』の翻訳者 [ 平川祐弘 ] 4,400 円
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世界史リブレット 加藤博(1949ー 東洋史) 山川出版社(千代田区)イスラーム セカイ ノ キキ ト カイカク カトウ,ヒロシ 発行年月:1997年03月 ページ数:90p サイズ:全集・双書 ISBN:9784634343702 1 イスラーム世界の統一性と多様性/2 西欧との出会いとその対応/3 イスラーム世界における民族主義の台頭/4 イスラーム世界の変容 現在、イスラーム世界では多くの宗教、民族紛争が発生しているが、その原因を何百年にもわたる宗教、民族対立に求める解説がいまだにあとを絶たない。 しかし、それは紛争の現象面、宣伝文句にまどわされたものであり、実際には、これら紛争は、直接の原因を近代史の展開のなかにもつ、きわめて現代的な問題なのである。 本書は、イスラーム世界の紛争の原因を、近代におけるイスラーム教徒の世界観と現実の国際政治、経済の展開とのあいだの齟齬の歴史のなかに追究する。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 イスラーム世界の危機と改革 (世界史リブレット) [ 加藤博(1949- 東洋史) ] 801 円
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リビア内戦の余波 多谷 千香子 法政大学出版局アラブノフユ タヤ チカコ 発行年月:2023年06月23日 予約締切日:2023年05月12日 ページ数:270p サイズ:単行本 ISBN:9784588625473 多谷千香子(タヤチカコ) 1946年生まれ。 1969年東京大学教養学部国際関係論専攻卒業。 東京地検検事、法務省刑事局付検事、外務省国連局付検事、国連社会権規約委員会委員、国連女子差別撤廃委員会委員、全欧安保協力機構(OSCE)マケドニア紛争予防ミッションメンバー、旧ユーゴ戦犯法廷判事、最高検検事などを経て退官後に法政大学法学部国際政治学科教授となり2017年に退職。 現在、法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 カダフィのリビア/第2部 カダフィを葬った大国の思惑(リビア第1次内戦)/第3部 イスラミストの台頭/第4部 ハフタルのイスラミスト掃討作戦(リビア第2次内戦)/第5部 リビアの石油/第6部 リビア内戦の余波 リビアは現在も大統領選挙の見通しも立てられない混迷の中にあり、マリなどサヘル諸国にも混乱が波及して地域全体が不安定化したのはなぜか?カダフィを葬った大国の思惑と、その後の国際社会の対応の誤りを解き明かしながら、最近スーダンで始まったスーダン軍とRSFの戦闘も含め、現状に至った経緯および地域の今後を丹念に分析する。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 アラブの冬 リビア内戦の余波 [ 多谷 千香子 ] 6,380 円
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考古学からみた古代祭祀 2 穂積裕昌 雄山閣ダイジョウサイノコウコガク ホヅミヒロマサ 発行年月:2022年12月27日 予約締切日:2022年11月29日 ページ数:252p サイズ:単行本 ISBN:9784639028789 穂積裕昌(ホズミヒロマサ) 1965年三重県生まれ。 現在、三重県埋蔵文化財センター活用支援課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 大嘗祭と考古学をめぐる研究史/第2章 首長霊と鎮魂ー首長霊継承儀礼説の理論的背景/第3章 大嘗祭テキストの考古学的解題/第4章 大嘗祭料物の考古学的検討/第5章 大嘗祭供神御饌の淵源ー古墳時代における食物供献儀礼の展開/第6章 神宮御井と大嘗祭/第7章 片流れ家の存在形態ー踐祚大嘗祭式を敷衍して/第8章 大嘗宮正殿建物の伝統性ー古墳時代建物の壁構造との対比から/終章 大嘗祭に内在する伝統性とその理念 大嘗祭の本質は「天皇霊」受霊の秘儀だったのか。 折口信夫「大嘗祭論」を淵源とした古墳・埴輪祭祀論の成立過程を吟味するとともに、考古学的知見と『儀式』『延喜式』などに記載された儀礼内容を総合することにより大嘗祭と古墳時代祭祀研究に新たな地平を拓く。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 大嘗祭の考古学 (考古学からみた古代祭祀 2) [ 穂積裕昌 ] 3,850 円
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青弓社ライブラリー 106 日高 勝之 青弓社センキュウヒャクナナジュウネンダイブンカロン ヒダカ カツユキ 発行年月:2022年08月26日 予約締切日:2022年07月22日 ページ数:284p サイズ:全集・双書 ISBN:9784787235084 日高勝之(ヒダカカツユキ) 1965年、大阪府生まれ。 立命館大学産業社会学部教授。 専攻はメディア文化研究、記憶研究、政治コミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) みえにくい一九七〇年代/第1部 家族・若者・中高年(「からかい」からみる女性運動と社会運動、若者文化の七〇年代ー雑誌「ビックリハウス」におけるウーマン・リブ/フェミニズム言説を通じて/家族とテレビドラマの一九七〇年代ー「ホームドラマ」から「反ホームドラマ」への転換とその背景/「司馬史観」への共感とポスト「明治百年」ー「教養主義の没落」後の中年教養文化)/第2部 政治・性・マイノリティ(大島渚と蓮實重彦ー反時代・フランス・マゾヒズム/太田竜ーポスト新左翼の「革命」とアイヌ民族運動の胎動/東郷健ーマイノリティ・ポリティクスとアートの不都合な関係)/第3部 国家・地方とメディア(テレビが媒介するナショナルな時空間の編成ーNHK『新日本紀行』を中心に/四畳半テレビーCATVとビデオ・アートが夢見た「コミュニティメディア」)/「癒合」の時代ー一九七〇年代のリアルと現代性 “政治の季節”だった1960年代と、大衆消費社会の進展やバブル文化の開花に特徴づけられる80年代に挟まれた70年代の文化がもつ特性とは何か。 映画、テレビ、音楽、雑誌、アート、社会運動などを横断的に検証し、新自由主義、新左翼、ポストモダン、戦後民主主義が複雑に交錯した文化の深淵に迫る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 1970年代文化論 (青弓社ライブラリー 106) [ 日高 勝之 ] 1,980 円
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炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史 嶋崎尚子 西城戸誠 寿郎社アシベツ シマザキナオコ ニシキドマコト 発行年月:2024年01月12日 予約締切日:2023年12月21日 ページ数:340p サイズ:単行本 ISBN:9784909281562 嶋崎尚子(シマザキナオコ) 1963年、東京都生まれ。 早稲田大学文学学術院教授。 専攻はライフコース社会学、家族社会学 西城戸誠(ニシキドマコト) 1972年、埼玉県生まれ。 早稲田大学文学学術院教授。 専攻は環境社会学・地域社会学 長谷山隆博(ハセヤマタカヒロ) 1959年、北海道生まれ。 父は三井芦別炭鉱の鉱員で、高校生まで芦別市西芦別町で育つ。 1986年、立正大学大学院史学専攻修士課程修了後、苫前町・門別町で遺跡発掘調査員。 1993年の星の降る里百年記念館開館から芦別市で学芸員として勤務、2020年に定年退職。 現在、同館アドバイザー。 専攻は日本考古学、北海道近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 芦別の炭鉱と労働者の移入・定着・移出(石炭と電力のマチー国産エネルギー供給地としての芦別の歴史/ビルド鉱三井芦別の人員確保と労働者の定着/ビルド鉱の衰退と閉山ー芦別を去る人・留まる人/樺太引揚者の足跡から辿る戦後の芦別と石炭産業/炭鉱の学校の子ども)/芦別における炭鉱労働(三井芦別炭鉱での仕事/災害報告から読む三井芦別炭鉱の事故/三井芦別労働組合と精妙な賃金体系)/芦別の地域産業と地域活動(炭鉱町から地方都市へー戦後芦別市の地域産業構造と社会移動の変遷/芦別で働いた人たちー芦別出身者と転入者の比較を通して/芦別の女性たちの組織活動ー主婦会・婦人会、生活学校を中心として)/炭鉱は芦別に何を残したのかーまとめにかえて 芦別に移住し、芦別で働き、暮らし、そして芦別を去った膨大な人たちの足跡。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 芦別 炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史 [ 嶋崎尚子 ] 4,400 円
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上州・野州・白河・二本松・会津などの事例から 今井昭彦 御茶の水書房カントウトウホクボシンセンエキトコクジジュンナンセンボツシャ イマイアキヒコ 発行年月:2023年12月08日 予約締切日:2023年11月08日 ページ数:220p サイズ:単行本 ISBN:9784275021854 今井昭彦(イマイアキヒコ) 1955年群馬県太田市生まれ。 現在、歴史家、放送大学群馬学習センター・群馬大学大学教育センター非常勤講師。 群馬県邑楽郡大泉町文化財保護調査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 プロローグ/2 「天狗党の乱」・出流山事件と殉難戦没者/3 戊辰野州梁田役と殉難戦没者/4 会津戊辰戦役と殉難戦没者/(白河城攻防戦と殉難戦没者/二本松城攻防戦と殉難戦没者/「母成峠の戦い」と殉難戦没者/会津鶴ヶ城攻防戦と殉難戦没者)/5 エピローグ 幕末維新の戊辰戦役等における国事殉難戦没者の慰霊は、どうであったのか。 再び「靖国祭祀」のルーツに迫る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 関東・東北戊辰戦役と国事殉難戦没者 上州・野州・白河・二本松・会津などの事例から [ 今井昭彦 ] 2,860 円
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日本中世における野生の価値 中澤 克昭 名古屋大学出版会シュリョウトケンリョク ナカザワ カツアキ 発行年月:2022年12月06日 予約締切日:2022年10月31日 ページ数:484p サイズ:単行本 ISBN:9784815811068 中澤克昭(ナカザワカツアキ) 1966年長野県長野市に生まれる。 日本学術振興会特別研究員、長野工業高等専門学校准教授などを経て、上智大学文学部教授、博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 狩猟と王権(王朝における古典的狩猟文化の形成/武家首長の狩猟と殺生禁断/新たな天下と狩猟)/第2部 鷹狩文化の政治性ー鷹道・鷹書・鷹の家(王朝文化としての鷹狩とその禁止/鷹狩と鵜飼の比較史/鷹書の世界ー戦国期の書目から ほか)/第3部 獣猟と中世社会ー武力・生業・儀礼(出土鉄鏃と武士の職能/武家の狩猟と矢開の変化/『狩詞記』の史的位置 ほか) 日本の歴史において、狩猟はつねに権力と結びついていた。 なぜ「野生のキャプチャー」がそれほど大きな政治性を帯びたのか。 古代から近世まで、天皇・公家や武士たちが実践した鷹狩・巻狩などを通観し、殺生禁断や、暴力と儀礼をつなぐ広範な狩猟文化を探究する中から、列島の人間と動物の関係を問い直す。 本 ビジネス・経済・就職 産業 林業・水産業 人文・思想・社会 歴史 日本史 狩猟と権力 日本中世における野生の価値 [ 中澤 克昭 ] 7,480 円
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茨城の史的空間 地方史研究協議会 雄山閣カイヨウナイカイカセンノチイキシ チホウシケンキュウキョウギカイ 発行年月:2022年10月24日 予約締切日:2022年09月01日 ページ数:304p サイズ:単行本 ISBN:9784639028567 1 外洋と内海がおりなす地域社会(鬼怒川=香取内海の地域世界ー海夫注文から霞ヶ浦四十八津・北浦四十四津へ/中世常陸の海と集落ー製塩遺跡から考える地域性/「南方三十三館」と内海 ほか)/2 那珂川下流域にひろがる史的空間(九世紀における那珂川下流域蝦夷征討事業と吉田神社の台頭/中世都市・水戸の成立ー那珂川水系との関わりから/「常陸名所図屏風」の那珂湊と大洗)/3 「水の道」がむすぶ常陸と江戸・東北(仙台藩廻米をめぐる常陸国潮来村の動向ー殻宿による廻米対応を中心に/近世中後期における久慈川水運と地域社会/近世水運史から見た常陸の位置)/第七一回(茨城)大会の記録 茨城にとって、海洋・内海・河川は極めて重要であった。 生活の糧を提供してくれる場であり、交流・交易の道であり、文化を育み伝播させる舞台ともなった。 長い歴史の中でこれらと密接に関係した空間を「茨城の史的空間」ととらえ、東北と江戸など、「水」を介して繋がった周辺地域との関係も視野に入れ、茨城の地域史像の再構築を目指す。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 海洋・内海・河川の地域史 茨城の史的空間 [ 地方史研究協議会 ] 7,700 円
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シリーズ「遺跡を学ぶ」 155 廣瀬 覚 建石 徹 新泉社ゴクサイショクヘキガノハッケンタカマツヅカコフンキトラコフン ヒロセサトル タテイシトオル 発行年月:2022年03月24日 予約締切日:2022年03月02日 ページ数:96p サイズ:単行本 ISBN:9784787721358 廣瀬覚(ヒロセサトル) 1975年、島根県生まれ。 立命館大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程修了、博士(文学)。 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所都城発掘調査部飛鳥藤原地区考古第一研究室長 建石徹(タテイシトオル) 1969年、東京都生まれ。 東京学芸大学大学院理科教育専攻(文化財科学コース)修了、博士(学術)。 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所保存科学研究センター長、同機構文化財防災センター副センター長を併任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 極彩色古墳壁画の発見(高松塚古墳壁画の発見/キトラ古墳壁画の発見 ほか)/第2章 壁画発見の余波(高松塚古墳・キトラ古墳の特徴/考古学以外の学問分野への影響 ほか)/第3章 壁画の保存をめぐって(高松塚古墳壁画のとり出しに至る経緯/キトラ古墳壁画のとり外しに至る経緯)/第4章 近年の調査成果が語る新事実(古墳の構築過程/石室の構築技術 ほか)/第5章 未来に伝える(高松塚古墳・キトラ古墳の歴史的意義/未来に伝えるために) 現在、国内でたった二例の極彩色壁画をもつ高松塚古墳とキトラ古墳。 両古墳は、いつどのようにして築かれたのか。 なぜ壁画を描いたのか。 最新の研究成果を盛り込み、考古学をはじめ文化財科学、美術史学、天文学など諸分野から壁画古墳築造の意義にせまる。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 極彩色壁画の発見 高松塚古墳・キトラ古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 155) [ 廣瀬 覚 ] 1,760 円
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柴 裕之 KADOKAWAセイネンイエヤス マツダイラモトヤスノジツゾウ シバ ヒロユキ 発行年月:2022年09月14日 予約締切日:2022年07月30日 ページ数:216p サイズ:全集・双書 ISBN:9784047037113 第1章 安城松平氏の台頭と内紛(鎌倉・室町時代の三河国と足利氏/松平太郎左衛門尉家と「家祖」親氏 ほか)/第2章 父・松平広忠の苦難(松平信定の岡崎入城/再起を図る千松丸一派 ほか)/第3章 今川義元の三河支配と松平元康(竹千代の奪還と庇護/岡崎領の経営をめぐって ほか)/第4章 桶狭間敗戦と「独立」(今川氏の尾張侵攻と織田氏勢力内部の対立/決戦前夜の「境目」鳴海・大高両領 ほか) 忍耐と家臣たちの結束で江戸開幕を成し遂げた神君・家康ーしかしその従来像は「松平・徳川中心史観」、つまり歴史の結果を必然とした予定調和の産物にすぎない。 果たして桶狭間敗戦後、青年期の家康=松平元康は、いかに今川家の従属から独立し敵対していったのか。 同時代にみられる「戦国大名」と「国衆」との関係のあり方を踏まえ、父・広忠時代からの松平氏の歩みや今川義元の三河支配とその実態を徹底検証。 真実の家康像を提示する。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) 青年家康 松平元康の実像 [ 柴 裕之 ] 1,870 円
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舟本秀男 財界さっぽろゴセンゾサマ ワ ドチラ カラ カイタクシャ ノ ソクセキ オ タズネテ トドウ フナモト,ヒデオ 発行年月:2022年07月 予約締切日:2022年07月13日 ページ数:245p サイズ:単行本 ISBN:9784879335319 舟本秀男(フナモトヒデオ) 1943年留萌市出身。 66年小樽商科大学卒業後、日本NCR入社。 取締役流通システム事業部長、同産業システム本部長などを歴任。 米国本社にて延べ六年間勤務。 2000年「舟本流通研究室」代表として流通システム標準化に取り組む。 06年財界さっぽろ代表取締役就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 「令和の移住」と、都道府県別新型コロナ感染者数が示すもの/四国地方からの北海道移住/東北地方からの北海道移住/北陸地方からの北海道移住/関東・甲信地区からの北海道移住/中部・近畿地方からの北海道移住/中国・九州地方からの北海道移住 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 ご先祖様はどちらから開拓者の足跡を訪ねて 都道府県別北海道移住記録 [ 舟本秀男 ] 2,035 円
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岡田幹彦 光明思想社イジンモノガタリイジンモノガタリハチ クウカイ カツカイシュウ イマムラヒトシ オカダミキヒコ 発行年月:2023年05月03日 予約締切日:2023年02月10日 ページ数:278p サイズ:単行本 ISBN:9784867000397 岡田幹彦(オカダミキヒコ) 昭和21年、北海道生まれ。 國學院大学中退。 学生時より日本の歴史及び人物について研究を続け、月刊情報誌『明日への選択』に多くの歴史物語・人物伝を連載中。 全国各地で講演活動を行っている。 現在、日本政策研究センター主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1話 空海ー日本的仏教を樹立した大聖(仏教的庶民信仰の王座を占めてきた「お大師さま」/即身成仏ー日本的仏教の樹立/空海の言葉ー現代人の心に響く珠玉の名言・名詩/後世に及ぼした絶大な感化ー不滅の弘法大師信仰)/第2話 勝海舟ー日本新生に捧げた生涯(若年時の困苦と試練ー困難ここに至りまた感激を生ず/統一的日本を目指してー幕府本位から日本本位へ/西郷との談判ー江戸無血開城/維新後三十年間の至誠奉公)/第3話 今村均ー昭和の聖将(前半生の辛苦/インドネシアの解放と独立ー三百年間のオランダ植民地支配の終焉/不敗の名将/余生を部下に捧ぐ) 著者渾身の偉人伝。 そうだったのか!読めば納得。 なぜ空海は「お大師さま」と呼ばれ庶民信仰の王座を占めてきたのか?なぜ勝海舟がいなければ江戸無血開城はありえなかったのか?なぜ今村大将は「昭和の聖将」と呼ばれているのか? 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 伝記(日本) 日本の偉人物語8-空海 勝海舟 今村均(第8巻) [ 岡田幹彦 ] 1,425 円
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平山 優 KADOKAWAトクガワイエヤストタケダシンゲン ヒラヤマ ユウ 発行年月:2022年11月24日 ページ数:354p サイズ:全集・双書 ISBN:9784047037120 平山優(ヒラヤマユウ) 1964年東京都生まれ。 立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。 専攻は日本中世史。 山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭。 2016年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」、2023年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」の時代考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 松平元康と武田信玄/第2章 今川氏攻略に向けた動き/第3章 家康と信玄、今川攻めへ/第4章 不気味な静けさ/第5章 徳川家康、生涯最大の危機 桶狭間合戦を契機にした自立から今川攻め、亡国の危機に瀕した三河一向一揆、信玄駿河侵攻と三方原合戦の大敗ー若き家康が直面した「どうする?」の決断には、つねに大国武田との攻防があった。 両者はいつどのように互いの存在を意識し、なぜ手を結び、ついには手切れとなったのか。 巷間いわれる「信玄にやられ続けた家康」像は果たして正しいのか。 膨大な史実と数少ない史料の「点と点」を繋ぎ合わせ、新たな歴史を立体的に浮かび上がらせる。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) 徳川家康と武田信玄(1) [ 平山 優 ] 1,980 円
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20世紀 1901年ー1951 鶴島博和 慶應義塾大学出版会オックスフォード ブリテン ショトウ ノ レキシ ツルシマ,ヒロカズ 発行年月:2013年08月22日 ページ数:295, サイズ:全集・双書 ISBN:9784766416503 ロビンズ,キース(Robbins,Keith) ウェールズ大学ランピーター校前副学長 鶴島博和(ツルシマヒロカズ) FSA、FRHistS熊本大学教授 秋田茂(アキタシゲル) 大阪大学大学院文学研究科世界史講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 中間点ー半世紀のブリテン諸島と「帝国」/第1章 ブリテン諸島/イギリス帝国ー二重の委任/二重のアイデンティティ/第2章 統治者の選出/選ばれた者の統治/第3章 イギリス的やり方と目的/第4章 イギリス人であることー信条と文化/第5章 統合と分離ー勝利の代償/第6章 後退する優位ーイギリス経済/第7章 富、貧困、進歩/結論 衰退と進歩 イングランド一国史観を超えて、ブリテン諸島諸地域の構造的関係を視野に、政治、経済、社会、文化の変容を描く画期的通史。 本書第一〇巻では、ヴィクトリア女王が死去した一九〇一年から第二次チャーチル内閣成立の一九五一年までを対象としている。 二つの大戦、労働党政権の成立と福祉国家の形成、インドの独立とコモンウェルスの再編、大衆消費社会の誕生ー。 これら時代の転換をつくったキーワードを追いながら、帝国の最盛期が再編を繰り返しつつ、徐々に終焉に向かう過渡期の五〇年を展望する。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 オックスフォードブリテン諸島の歴史(第10巻) 20世紀 1901年ー1951 [ 鶴島博和 ] 6,380 円
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金井 圓 吉川弘文館ドカイコウシュウキ シンソウバン カナイ マドカ 発行年月:2022年12月24日 予約締切日:2022年10月27日 ページ数:732p サイズ:単行本 ISBN:9784642015851 金井圓(カナイマドカ) 1927年長野県に生まれる。 2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 徳川家/尾張大納言源光友卿(尾張名古屋 六一九、五〇〇石)/紀伊大納言源光貞卿(紀伊和歌山 五五五、〇〇〇石)/水戸中納言源光国(常陸水戸 二八〇、〇〇〇石)/甲府宰相源綱豊(甲斐府中 三五〇、〇〇〇石)/松平兵部大輔源昌親(越前福井 二五〇、〇〇〇石)/松平讃岐守源頼常(讃岐高松 一二〇、〇〇〇石)/保科肥後守源正信(陸奥会津 二三〇、〇〇〇石)/松平出羽守源綱通(出雲松江 一八六、〇〇〇石)/松平加賀守菅原綱紀(加賀金沢 一、二〇〇、〇五〇石)〔ほか〕 元禄三年(一六九〇)時点の全国二四三の大名について、家族、系譜、略歴、領地、藩主の行跡・批評などを列挙した大名評判記。 誰が何のために作成したのか、書誌的な情報がほとんど不明ながら、藩政史料の少ない中小諸藩も克明に記述論評した貴重な文献でもある。 長らく入手不能であった本書を新装復刊。 判型を拡大し、新たに解説を付す。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 土芥寇讎記(新装版) [ 金井 圓 ] 16,500 円
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明治維新の先覚者 日本史リブレット人 71 徳永 和喜 山川出版社サイゴウタカモリ トクナガ カズノブ 発行年月:2022年02月02日 予約締切日:2021年12月10日 ページ数:120p サイズ:全集・双書 ISBN:9784634548718 〓永和喜(トクナガカズノブ) 1951年生まれ。 九州大学大学院博士後期課程修了、博士(文学)専攻、幕末維新史。 現在、西郷南洲顕彰館館長、鹿児島史談会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 明治天皇と西郷隆盛/1 幕末政治への登場/2 幕府政治の混乱/3 幕府の長州征討/4 新政府の誕生/5 岩倉使節団派遣と留守政府/6 西南の役 明治維新の勲功から「維新の三傑」と名高く、今もなお多くの人びとにしたわれている西郷隆盛とは、どのような人物だったのだろうか。 本書は、西郷の残した書翰や当時の記録をもとに、激動の幕末・維新期に薩摩藩、そして日本をリードした西郷の姿をたどったものである。 史料をとおして、読者自身の視点で“西郷さん”の人物像を描いてほしい。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) 西郷隆盛 明治維新の先覚者 (日本史リブレット人 71) [ 徳永 和喜 ] 880 円
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日本史リブレット 村井章介 山川出版社(千代田区)キョウカイ オ マタグ ヒトビト ムライ,ショウスケ 発行年月:2006年05月 ページ数:98p サイズ:全集・双書 ISBN:9784634542808 村井章介(ムライショウスケ) 1949年生まれ。 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。 専攻、日本中世史。 東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 前近代の国境と境界人/1 エミシからエゾへー北辺の統治境界と民族境界/2 環日本海の「唐人」ー日本と契丹の媒介者/3 多民族空間と境界人ー博多と対馬/4 俊寛物語を読むーキカイガシマを訪れる人びと/5 元禄時代の「竹島問題」ー竹島一件/国境なき時代をみとおして 前近代の「国境」とは、一本の線ではなく、それ自体がある広がりをもった人間活動の場であった。 その空間に点在する小島たちは、交通が陸上中心になってしまった今となっては不思議なくらい、大きな顔をして地図上に登場していた。 蝦夷・唐人・琉球人・倭寇・海賊・商人など、さまざまな名で呼ばれた「境界をまたぐ人びと」の姿と活動は、都を中心とする視線からはとらえきれない幅広さと多様さにみちている。 前近代の国境観念のなかに、現代の領土紛争解決の道を探り、国境をまたぐ海の世界の復権を訴える。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 境界をまたぐ人びと (日本史リブレット) [ 村井章介 ] 880 円
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今も生きるローマ人の発想力 藤谷道夫 さくら舎スベテノエイチハローマカラハジマッタ フジタニミチオ 発行年月:2022年11月10日 予約締切日:2022年09月30日 ページ数:408p サイズ:単行本 ISBN:9784865813654 藤谷道夫(フジタニミチオ) 1958年、広島県に生まれる。 慶應義塾大学文学部教授。 イタリア学会会長。 慶應義塾大学仏文科卒業。 筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科文学(西洋古典)専攻単位取得満期退学。 イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学に留学。 専門はルクレーティウスをはじめとするラテン文学とダンテ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 ローマは現代文明の原型/第2章 史上初の共和政ーローマ一二〇〇年史1/第3章 世界国家を目指したカエサルーローマ一二〇〇年史2/第4章 カエサルに学ぶ/第5章 帝政ローマの繁栄と凋落ーローマ一二〇〇年史3/第6章 ローマ帝国を支えた技術力/第7章 ローマが育てた民主主義の思想/第8章 今も生きるローマ人の箴言 現代人を豊かにする古代の叡智!ローマに学び、ローマを手本に!現代の2倍の強度のコンクリート建築、インフラ優先整備、権力から民を守る護民官、カエサルの革新的国家改造ーローマ隆盛の歴史と技術、思想をわかりやすく書き下ろし!ローマ人の真の凄さがここにある! 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 人文・思想・社会 歴史 世界史 全ての叡智はローマから始まった 今も生きるローマ人の発想力 [ 藤谷道夫 ] 2,200 円
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エリア・スタディーズ 205 川成 洋 明石書店ハプスブルクケノレキシヲシルタメノロクジッショウ カワナリ ヨウ 発行年月:2024年05月14日 予約締切日:2024年05月13日 ページ数:448p サイズ:全集・双書 ISBN:9784750357713 川成洋(カワナリヨウ) 法政大学名誉教授、一橋大学社会学博士、アジア・ユーラシア総合研究所評議員、武道家、書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 揺籃期のハプスブルク家、貧乏伯爵から神聖ローマ皇帝即位まで/第2部 スペイン・ハプスブルク家の生成とその終焉/第3部 カトリックとプロテスタントの熾烈な対立/第4部 16〜17世紀のオーストリア・ハプスブルク家/第5部 18世紀のオーストリア・ハプスブルク家/第6部 19世紀のオーストリア・ハプスブルク家/第7部 20世紀のオーストリア・ハプスブルク家 本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) ハプスブルク家の歴史を知るための60章 (エリア・スタディーズ 205) [ 川成 洋 ] 2,200 円
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竹岡 俊樹 雄山閣コウコガクケンキュウホウ タケオカトシキ 発行年月:2023年06月02日 予約締切日:2023年05月10日 ページ数:224p サイズ:単行本 ISBN:9784639029090 竹岡俊樹(タケオカトシキ) 1950年京都府生まれ。 1984年パリ6大学博士課程修了。 パリ6大学博士(先史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 考古学の基礎的作業/第2章 自然科学について/第3章 何をよりどころに論じてきたのか/第4章 意味論へ/第5章 幻の力/第6章 歴史の復元 考古学研究は資料を見ること“認知”、資料についての情報を知ること“認識=分析”、そして、当時の文化の中での役割を知ること“意味論=モデル論”と進む。 本書では、分析の方法と、資料を解釈するためのモデルについて述べるーかつて私たちは考古学の社会的意義を問い、考古学の観点から総合的な日本の歴史を創ること“古代学”を目ざしていた。 本書と前書『考古学基礎論』とによって、先人たちの悲願だった「古代学」に到ったと思う。 新しい考古学を求める若い研究者たちに本書を贈る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 世界史 考古学研究法 [ 竹岡 俊樹 ] 5,280 円
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竹岡 俊樹 雄山閣コウコガクケンキュウホウ タケオカトシキ 発行年月:2023年06月02日 予約締切日:2023年05月10日 ページ数:224p サイズ:単行本 ISBN:9784639029090 竹岡俊樹(タケオカトシキ) 1950年京都府生まれ。 1984年パリ6大学博士課程修了。 パリ6大学博士(先史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 考古学の基礎的作業/第2章 自然科学について/第3章 何をよりどころに論じてきたのか/第4章 意味論へ/第5章 幻の力/第6章 歴史の復元 考古学研究は資料を見ること“認知”、資料についての情報を知ること“認識=分析”、そして、当時の文化の中での役割を知ること“意味論=モデル論”と進む。 本書では、分析の方法と、資料を解釈するためのモデルについて述べるーかつて私たちは考古学の社会的意義を問い、考古学の観点から総合的な日本の歴史を創ること“古代学”を目ざしていた。 本書と前書『考古学基礎論』とによって、先人たちの悲願だった「古代学」に到ったと思う。 新しい考古学を求める若い研究者たちに本書を贈る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 世界史 考古学研究法 [ 竹岡 俊樹 ] 5,280 円
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