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《気軽に楽しめるバルベーラ・ダルバ》 この価格にしてルカ・マローニ95点獲得!人気のサロットから、これまた本当に美味しいバルベーラ・ダルバ!ちょっと特別な時にも活躍できるエレナに対し、お手頃価格で気軽に楽しめるのが、このブリッコ・マッキア。 ベリーフルーツの味わい溢れる親しみやすいタイプで、「美味しい赤ワインのお手本」とでも表現したい味わいなんです!ブリッコ・マッキアは、バローロのエリア、標高350mの東向きの丘にある僅か3haの畑からの葡萄を使用。 収穫は一般よりも遅い10月半ば。 低温での醸しの後、温度管理しながら醗酵、さらに6日間醸し。 伝統的な大樽で6から9ヶ月樽で熟成。 全てアメリカ産の樽を使用し、2年樽は厚さ2mm、 3年樽は厚さ3mmを焦がすことで2年、3年経った樽でもその風味を加えることが可能とのこと。 コーヒーやバニラ香は樽の焦がし具合によって得ています。 《ヴィンテージ差のない美味しさを実現》 濃い赤色。 ラズベリーやブルーベリーのような甘いベリーフルーツ香に、加えて少しスパイス的な香りもあります。 味わいはしっかりしたボディはありますが、果実味主体で滑らか&フレンドリー。 ベリーフルーツの少し甘いフレイヴァーを感じ、酸やタンニンは角がなく中庸。 全体のバランスが大変良く取れており、強い個性はありませんが上品。 どんな好みの方でも楽しんで頂ける、ストライクゾーンの広い1本。 「食べるものによって表情の変わるワイン」とのことで、確かにこの味わいなら気軽なピザやパスタにも、ごちそう肉料理にも、それぞれぴったり寄り添えそうです。 ワインパーティーに良し、手土産に良し、買い置きにももちろん良し!1本あれば、どんなシーンにも重宝すること間違いなし!ヴィンテージによって味わいに差が出ないように、遅摘みにした葡萄を少し入れており、安定した美味しさです。 《バローロにアパッシメントの考えを持ち込んだ革新的人物》 サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペ(現当主ロベルトの高祖父)がネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。 当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。 戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後現オーナーのロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。 1991年から自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。 同年、バローロに20haの畑を購入し生産をスタート。 ロベルトは卒業後、父を手伝ってきましたが、その後ピエモンテにある年間生産量6500万本の大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。 同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。 現在ではそれらの職は辞し、自身の畑を所有、質の高いワイン造りを行なっています。 さらに6名の親しいメンバーと共同経営する醸造所のエノログを務めています。 またワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。 ロベルトは醸造学校に通い始めた頃から、国際市場に進出するという野望を持っていました。 それには、小さなワイナリーでも幅広いタイプのワインを造るべきだと考えました。 そこで、十分な大きさの良い畑が必要となり、D.O.C.G.、D.O.C.エリアで少しずつ買い足してきました。 また長年大きなワイナリーで働いた経験から、どの畑やどの農家の葡萄が良いかといった知識を得ることが出来ました。 伝統にとらわれず、サロット・スタイルで、独自のワイン造りをすすめています。 最優先に注意を払うのは葡萄畑です。 なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。 所有する畑は83ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。 アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。 機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。 自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。 2014年からは、アルバの醸造学校を卒業した息子のエンリコが加わっています。 「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑」の99点満点を、3つのキュヴェで同時に獲得するなど、高い評価を獲得。 「かなり規模の大きなワイナリーで、これほどの規模の自社畑はピエモンテでは珍しいが、それでもロベルト・サロットは全体的に職人的特徴を保持していて、それは全てのワインに一貫している。 ピエモンテの主な呼称産地に幅広くブドウ畑を所有しているので、様々な品種を旅するように試飲することができる。 ワインのスタイルは濃厚で、断固としたものが多い。 全てのワインが非常にコストパフォーマンスの高いものであることは特記に値する。 」ーガンベロ ロッソ イタリアワインガイド2018より ◎ロベルト・サロット バルベーラ・ダルバ ブリッコ・マッキア(赤) 750ml 2,200 ~
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《気軽に楽しめるバルベーラ・ダルバ》 この価格にしてルカ・マローニ95点獲得!人気のサロットから、これまた本当に美味しいバルベーラ・ダルバ!ちょっと特別な時にも活躍できるエレナに対し、お手頃価格で気軽に楽しめるのが、このブリッコ・マッキア。 ベリーフルーツの味わい溢れる親しみやすいタイプで、「美味しい赤ワインのお手本」とでも表現したい味わいなんです!ブリッコ・マッキアは、バローロのエリア、標高350mの東向きの丘にある僅か3haの畑からの葡萄を使用。 収穫は一般よりも遅い10月半ば。 低温での醸しの後、温度管理しながら醗酵、さらに6日間醸し。 伝統的な大樽で6から9ヶ月樽で熟成。 全てアメリカ産の樽を使用し、2年樽は厚さ2mm、 3年樽は厚さ3mmを焦がすことで2年、3年経った樽でもその風味を加えることが可能とのこと。 コーヒーやバニラ香は樽の焦がし具合によって得ています。 《ヴィンテージ差のない美味しさを実現》 濃い赤色。 ラズベリーやブルーベリーのような甘いベリーフルーツ香に、加えて少しスパイス的な香りもあります。 味わいはしっかりしたボディはありますが、果実味主体で滑らか&フレンドリー。 ベリーフルーツの少し甘いフレイヴァーを感じ、酸やタンニンは角がなく中庸。 全体のバランスが大変良く取れており、強い個性はありませんが上品。 どんな好みの方でも楽しんで頂ける、ストライクゾーンの広い1本。 「食べるものによって表情の変わるワイン」とのことで、確かにこの味わいなら気軽なピザやパスタにも、ごちそう肉料理にも、それぞれぴったり寄り添えそうです。 ワインパーティーに良し、手土産に良し、買い置きにももちろん良し!1本あれば、どんなシーンにも重宝すること間違いなし!ヴィンテージによって味わいに差が出ないように、遅摘みにした葡萄を少し入れており、安定した美味しさです。 《バローロにアパッシメントの考えを持ち込んだ革新的人物》 サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペ(現当主ロベルトの高祖父)がネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。 当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。 戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後現オーナーのロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。 1991年から自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。 同年、バローロに20haの畑を購入し生産をスタート。 ロベルトは卒業後、父を手伝ってきましたが、その後ピエモンテにある年間生産量6500万本の大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。 同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。 現在ではそれらの職は辞し、自身の畑を所有、質の高いワイン造りを行なっています。 さらに6名の親しいメンバーと共同経営する醸造所のエノログを務めています。 またワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。 ロベルトは醸造学校に通い始めた頃から、国際市場に進出するという野望を持っていました。 それには、小さなワイナリーでも幅広いタイプのワインを造るべきだと考えました。 そこで、十分な大きさの良い畑が必要となり、D.O.C.G.、D.O.C.エリアで少しずつ買い足してきました。 また長年大きなワイナリーで働いた経験から、どの畑やどの農家の葡萄が良いかといった知識を得ることが出来ました。 伝統にとらわれず、サロット・スタイルで、独自のワイン造りをすすめています。 最優先に注意を払うのは葡萄畑です。 なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。 所有する畑は83ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。 アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。 機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。 自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。 2014年からは、アルバの醸造学校を卒業した息子のエンリコが加わっています。 「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑」の99点満点を、3つのキュヴェで同時に獲得するなど、高い評価を獲得。 「かなり規模の大きなワイナリーで、これほどの規模の自社畑はピエモンテでは珍しいが、それでもロベルト・サロットは全体的に職人的特徴を保持していて、それは全てのワインに一貫している。 ピエモンテの主な呼称産地に幅広くブドウ畑を所有しているので、様々な品種を旅するように試飲することができる。 ワインのスタイルは濃厚で、断固としたものが多い。 全てのワインが非常にコストパフォーマンスの高いものであることは特記に値する。 」ーガンベロ ロッソ イタリアワインガイド2018より ◎テッレ・デル・バローロ バローロ ラヴェーラ(赤) 2013 750ml 5,800 ~
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《争奪戦必至のリザーブ・カベルネ》 スタンダードのカベルネは「オーパス・ワンに似てる」という明石家さんまさんのコメントで特大ヒット。 店主まーちゃんもとっても気に入って「2020年店主が選ぶベストワイン1位」に選出しました。 その間違いなく美味しいカベルネの、さらに上級アイテムがこちらのリザーブ。 ナンバリングされています。 ・スタンダードのカベルネに大ファンが多い。 ・似たコンセプトのダブル・ダイヤモンドよりちょっとだけお安い。 というわけで、人気アイテムとなること必至です。 《長年の信頼とコネクションで調達出来る最上級の葡萄が原料》 銘醸畑が集まるエリアにある有名ワイナリーの自社畑から、長年の信頼とコネクションゆえに調達することができた葡萄から数量限定で造られる希少なワイン。 オークヴィルの29号線より西になだらかな斜面が徐々に標高を上げながら丘陵に繋がる地区は、ナパ・ヴァレーの中でも最高級なワインが造られる銘醸畑が連なります。 代表するのはモンダヴィとベクストファーが所有するト・カロン、ハイツのマーサズ・ヴィンヤード、オーパス・ワンが所有するいくつかの区画、ヴァイン・ヒル・ランチ、そしてハーラン・エステイトの畑。 それらと接するように平地から斜面、森林に伸びるように広がる畑から非常に限られた葡萄を譲り受けました。 (畑名は未公表)土壌は大きく二つに分かれ、平地部分は古代の川が運んだ体積粘土土壌で地中には小石が混ざり水はけが良く、粘土が含まれるので保水力を持ち、濃厚な味わいとなります。 丘陵に近くなると複雑な土壌が混ざり合い、主体は火山性土壌で鉱物的なミネラル感(鉄分やスパイス感)なども併せ持ち、複雑味に飛んだ味わいを加味します。 《優良栽培農家の葡萄が反映される逸品たち》 「ナパ・ハイランズ」はナパ・ヴァレーの葡萄栽培農家と密接な関係を築き、ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンらしさを生み出すべく、非常に評価の高い中心的な二つのAVAであるオークヴィルとヨントヴィルの葡萄をブレンドしています。 ラベルにはナパ・ヴァレーの古き良き田舎の風景が描かれ、自然の恩恵により育まれた良質なナパ・ヴァレーのワインを生み出しています。 ナパ・ヴァレーらしいシャルドネもカーネロスとオークノールの葡萄を厳選しています。
◎ナパ・ハイランズ リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー(赤) 750ml 11,400 ~
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高コスパのチリワイン、テラノブレ。 ラインナップととしては1000円以下の低価格帯からありますが、当店で扱っているのは、品質がより光る上級ランクシリーズから。 こちらは最上級となるグラン・レセルヴァ・シリーズです。 収穫を抑えたカベルネから造られる最上級の赤。 力強くもきめ細かなタンニンが持ち味。 濃い色調の赤紫。 イチゴジャムのような甘濃い果実香に加え、ミント、紅茶、ほうじ茶のような香りも入り混じっています。 しっかり充実の果実味に、尖りのない酸。 充分なタンニンもまろやかに溶け込み、全体のバランスが良く取れています。 チリカベらしい陽気なタイプではありますが、香り同様の様々なフレイバー感が入り混じっていることで個性も感じられます。 普段の食卓の肉料理全般に。 牛肉のハーブステーキ、香草パン粉焼きなどに特に好相性なのでは?土壌:コルチャグアヴァレー、ロス・カクトゥス(海から約40キロ離れて、有機物の少ない砂ローム質と花崗岩質土壌)とロス・リンゲス(アンデス山脈の麓に位置して、有機物を多く含む粘土質土壌)の畑。 4月上旬〜中旬に手摘み収穫。 85%はフレンチオーク(新樽不使用)、15%はフードル(大樽)で、マロラクティック発酵&12ヶ月の熟成。 瓶熟は最低半年。 =====【ワイナリーについて】設立は1993年、首都サンチアゴ市の南300キロ、チリ最大の生産地マウレヴァレーのサンクレメンテ渓谷に会社は有り、 4つの畑合計で450haを所有。 1994年のファーストヴィンテージでたちまちその質の高さと気品ある味が認められ、それ以来年を経るごとに高級ワインの製造業者としての地位を固めています。 品種の個性を生かした果実味とボディとのバランスのとれた味わいが、テラノブレの特徴。 醸造は、コンチャイトロ、バルディビエソ、サンタカロリーナで経験を積んだマルセロ・ガルシア。 テラノブレのあるマウレ・ヴァレーは、チリにおけるワイン醸造用ブドウ栽培面積のおよそ半分を占めるチリ最大のワイン産地。 地形・気候的に極めて変化に富んだ広大な産地で、海岸に近いほど気候は温暖ですが、アンデス山脈へ近づくにつれて温度が下がり雨量が増え、土壌の特質も場所によって実に多様です。 現在では、マウレ・ヴァレーの他にコルチャグア・ヴァレー(マウレ、コルチャグア共にセントラル・ヴァレー内)と冷涼地域のカサブランカ・ヴァレーにも畑を所有し、各産地の個性を生かしたワイン造りを行っています。 ■カサブランカ・ヴァレー:エル・アルガロボ・ヴィンヤアード。 粘土質土壌でヴァレーの中でも最も冷涼で昼夜の寒暖差が大きいエリア。 ■マウレ・ヴァレー:ラ・イゲラ・ヴィンヤード。 年間降雨量700mmの亜湿潤地中海性気候で、ヴァレーの中で最も高地で日照量が多く昼夜の寒暖差が大きいエリア。 ■コルチャグア・ヴァレー:ロス・カクタス・ヴィンヤード、ロス・リングエス・ヴィンヤード。 温帯地中海性気候で風通しが良いエリアで、ブドウはゆっくりとアロマ豊かに完熟。
◎テラノブレ カベルネ・ソーヴィニヨン グラン・レセルヴァ(赤) 750ml 2,380 ~
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【2012年店主選出8位(’10VT)】バルベーラ・ダルバを超えた1本!力強いですが、どこか可憐で愛らしいニュアンスもあるワイン!2019VT、2020VTともにルカ・マローニ ベストワイン年鑑で99点獲得!人気のサロットから、これまた本当に美味しいバルベーラ・ダルバ!気軽にお楽しみ頂けるブリッコ・マッキアに対し、このエレナは赤ワイン上級者に特にお薦めの重厚な出来です!エレナはサロット家の次女の名で良い年にしか造らないワインです。 畑はワイナリーのすぐ後ろにある標高350mの急斜面、南向きの最高の場所にあり僅か1ha。 サロット家で最も古い区画で、60-70年樹齢のものもあります。 土壌は、石灰質泥灰土。 収穫は9月末頃、通常の収穫量の半分の50hl/ha以下。 1週間の低温醸し。 12ヶ月アメリカンオークのバリック(新樽)で熟成。 さらにステンレスタンクとボトルでそれぞれ6ヶ月間寝かせます。 特注の樽の焦がし方は、ウイスキーと同様。 ノンフィルターで瓶詰。 生産量は8000本。 濃い赤色。 濃厚な甘いベリーフルーツ香が大変豊か。 熟しておだやかな甘みを含んだ果実味が口中に大きく広がります。 まろやかなコク、豊富ながら角のないタンニン。 しっかりした骨格で充実の味わいながら、飲み疲れない絶妙な濃さで口当たりも滑らかです。 酸は気持ち低めですが、全体のバランスはよく取れており、それぞれの味わいの要素は主張しすぎず品があります。 フルボディで力強いワインですが、どこか可憐で愛らしいニュアンスも感じられる楽しいワインです。 ちょっとしたごちそうとともに、ご家族やお友達とともにゆっくりと味わって頂きたい充実の1本!ワインって美味しいなぁ・・って、改めて感じさせてくれますよ!===【輸入元資料より】サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペがネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。 当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。 戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後現オーナーのロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。 1991年から自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。 同年、バローロに20haの畑を購入し生産をスタート。 ロベルトは卒業後、父を手伝ってきましたが、その後ピエモンテにある年間生産量6500万本の大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。 同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。 現在ではそれらの職は辞し、親しい6名のメンバーと共同経営で運営する醸造所のワインメーカーであり、また彼自身の畑をバローロやバルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。 また、ワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。 最優先に注意を払うのは葡萄畑です。 なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。 所有する畑は83ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。 アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。 機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。 自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。 2014年1月からは、アルバの醸造学校を卒業した息子のエンリコがセラーの仕事を手伝っています。 ===== ◎ロベルト・サロット エレーナ バルベーラ・ダルバ ラ・ルーナ(赤) 750ml 4,300 ~
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《ザブファン必飲!飲み頃最上級キュヴェ!》 イル・パッソでおなじみのヴィニェティ・ザブからの逸品。 インパリは「インコンパラブル(incomparable)=ずば抜けた」という意味。 その名のとおりザブの最上級キュヴェにして、シチリアならではの最強コスパ。 醸造責任者バッカラーロが惚れ込んだ特別な畑からの葡萄だけを使用。 この畑は高樹齢なだけでなく、すべてのテロワールが理想的とのこと。 前VTの2018年はルカ・マローニ ベストワイン年鑑2021で97点の高評価。 (99点が満点)2019年VTはベルリナー・ワイン・トロフィー2022金賞。 これ、試さない理由は皆無ですよ。 《ゆったり時間をかけて楽しむ一刻を》透けない黒に近い濃い赤紫。 ブルーベリーやブラックチェリーのような黒い実の濃い果実香。 キャラメルやクッキーのような香ばしさもあります。 ベリーたっぷりのタルトを思わせるような香りです。 アタックからしっかり濃厚。 おそらくアパッシメント(陰干し)の葡萄も一部使っていると思われる凝縮感。 濃い果実味で甘みも感じますが、柔らかな酸がありべったりしません。 タンニンもおだやかでまろやか。 しっかりした骨格と肉付きのフルボディ。 強さ、エレガントさ、奥行きを兼ね揃え、分かりやすい「良いもの感」。 ステーキ、ローストビーフなどの牛肉料理のお伴に。 少量でも満足できる充実感なので、ゆったり時間をかけてお楽しみ頂けます。 熟成:フレンチオークのバリックで18〜20ヶ月。 《ファルネーゼ・グループのシチリア・ワイナリー》ザブの創始者、アデュア・ヴィッラは1980年に南アメリカからイタリアへ移り、ワインの販売に携わりながらいつか自分のワイナリーを持つ事を夢見ていました。 念願の畑を購入し、10年来の友人のファルネーゼの醸造責任者フィリッポ・バッカラーロに畑を見せると、彼はその可能性を秘めた畑に惹かれ、ザブの醸造も手がけることになりました。 畑を購入してから3年間は畑の手入れに専念し、4年目に初めてワインを造りました。 その後順調に売り上げが伸びていくなか、世界中の顧客を相手にしていくことが難しくなり、アデュア・ヴィッラからファルネーゼ・グループが引き継ぎました。 葡萄は、自家畑25haからと、契約農家からの買取り葡萄を使っています。 買取り葡萄は主にスタンダードクラス(ザブシリーズ)に使い、他のクラスは主に自社畑の葡萄を使用しています。 組合の葡萄は、ファルネーゼが独自に契約した区画のものだけを使用します。 葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、ザブではアブルッツオでファルネーゼが行っているのと同様に区画に対して支払います。 収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来ます。 契約農家は、ザブの成長を自らの誇りととらえています。 ザブでは土着品種に力を入れていますが、シャルドネ、シラー、メルロは、シチリアで高いポテンシャルを持つため、一部ですが栽培を続けています。 エノロゴは、フィリッポ・バッカラーロの他に、ザブ常駐のエノロゴとして、2013年10月から、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、フランス等、世界各地のワイナリーで経験を積んだシチリア出身のジュゼッペ・アルファーノ(写真右下)が加入。 フィリッポは、収穫時など、重要なポイントに来て、全体の指示を出します。 フィリッポは、シチリアの葡萄が好きで、特にネーロ・ダーヴォラとグリッロが好きなのでザブが気に入っています。 アロマティックで、ファンタスティックで、ソフトで、タンニンがアグレッシブでないのが魅力的だそうです。 シチリアは質も高い上に量もとれます。 量があれば価格を抑えられ、価格と品質のバランスを追求するにはもってこいの土地なので、「腕がなる」と言っていました。 これまでも「ルカ・マローニ」ですでに高い評価を獲得しており、ファルネーゼの資本が入ることにより、さらに質、量ともに伸びています。 ===== ◎ヴィニェティ・ザブ インパリ(赤) 750ml 4,500 ~
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《あの大ヒットナパにメルローが出たー!》 カベルネは「オーパス・ワンに似てる」という明石家さんまさんのコメントで特大ヒット。 店主まーちゃんもとっても気に入って「2020年店主が選ぶベストワイン1位」に選出しました。 その間違いなく美味しいカベルネの人気も衰えぬまま、新アイテムのメルローが登場。 やっぱりこれも間違いない美味しさなんです。 品種は変われど、ワイナリーとしてのスタイルは変わらず、やはりこちらも甘濃い系。 《凝縮果実味フルボディ+圧倒的まろまろ!》 透けない濃い赤紫。 ブルーベリー、ブラックチェリー、ラズベリーなど、赤や黒の実をすりつぶしたような濃厚な果実香に、たばこの葉やココア、コーヒーなどの香りも。 味わいもその香りどおり。 凝縮した濃厚な果実味のフルボディながら、タンニンもしっかりあるのにまろやかです。 ふくよかでソフト、大柄ながら尖ったところが皆無。 柔らかな甘みも充分にあり、ダークチョコレートやココアのイメージ。 開栓直後より、2日目、3日目のほうがさらに美味しいのも特筆モノです。 カベルネ同様に果実味爆発系ではあるので、やや低めの温度のほうが引き締まりますよ。 ステーキやハンバーグなど肉料理を一層グレードアップしてくれる1本。 柔らかな甘みを生かして、スペアリブ、甘ダレ焼肉、甘いソースの鴨ローストなどもおすすめ。 《それぞれのミクロクリマを結集したバランスの良さ》 AVAはナパ・ヴァレー。 比較的暑い北のカリストガ、セント・ヘレナ地区の葡萄からは、完熟した濃厚な果実味、口中に広がる力強いタンニンを。 比較的涼しい南のヨントヴィル、オークノール地区の葡萄からは、堅牢なタンニン、スパイシーなニュアンス、清涼感、酸によるしっかりとした骨格を。 (ナパやソノマは寒流の海風の影響を受ける南のほうが涼しいのです)この組み合わせが、リッチで芳醇なだけでなく、上品さと綺麗な酸のバランスを導きだします。 仏産樽50%と米産樽50%にて30ヵ月の長い樽熟成。 (カベルネは20ヵ月熟成)《優良栽培農家の葡萄が反映される逸品たち》 「ナパ・ハイランズ」はナパ・ヴァレーの葡萄栽培農家と密接な関係を築き、ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンらしさを生み出すべく、非常に評価の高い中心的な二つのAVAであるオークヴィルとヨントヴィルの葡萄をブレンドしています。 ラベルにはナパ・ヴァレーの古き良き田舎の風景が描かれ、自然の恩恵により育まれた良質なナパ・ヴァレーのワインを生み出しています。 ナパ・ヴァレーらしいシャルドネもカーネロスとオークノールの葡萄を厳選しています。
◎ナパ・ハイランズ メルロー ナパ・ヴァレー(赤) 750ml 4,600 ~
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きらりと光るスワロフスキーの目!「幸せの象徴」とされるフクロウのラベルはワイナリーの畑が「フクロウの丘」ポッジョ(=丘)・チヴェッタ(=フクロウ)と呼ばれていることに因んでいます。 「キャンティ」といえばイタリアワインの代表格。 ただ正直なところ、お値段的にも品質的にもピンキリなんです。 これぞと思うものになかなか出会わず、今までキャンティを取り扱う機会がありませんでした。 そんな中「このキャンティなら!」と思ったのがこちら!手がけたのは、ルカ・マローニ「最優秀生産者※」常連、お馴染みファルネーゼ。 (2005、2006、2007年度版と3年連続。 また2012、2013、2015、2016、2017年、2019年度の版の最優秀生産者)ここでの最優秀生産者というのは「ベストワイン年鑑 2019」を例に挙げますと、掲載されている1377生産者の中から選出されるという超強者のことです。 南イタリアで地元生産者とタッグを組み素晴らしいワインを生み出しているファルネーゼが今回組むのは、トスカーナのテヌーテ・ロセッティ。 10世紀までさかのぼる非常に古い歴史のある生産者です。 昔から質の高いワインを造り、主にバルクワインの分野で成功をおさめていました。 以前から長い付き合いのあったファルネーゼは、共同でボトルでのワインを造ろうと持ちかけ、一緒にワイン造りを始めることになりました。 歴史あるキャンティの生産者テヌーテ・ロセッティの古き良き栽培法と、ルカ・マローニ最優秀生産者のファルネーゼの技術。 土地の特徴や持ち味はしっかりと残しつつ、現代的でクリアな仕上がり。 二つの生産者の実力が合わさってこその仕上がりです。 赤みがかったルビー。 いちごジャムのような甘い香り。 口当たりは滑らかで、穏やかな酸を伴った赤いベリー系の優しい味わい。 始めは柔らかい印象ですが味わうほどにオリーブ、ビターチョコレートなど複雑味が後から出てきます。 程よいタンニンにキャンティらしい酸味。 ハンバーグのトマト煮込み、ベーコンとトマトのアマトリチャーナなどトマト系の酸味あるお料理が思い浮かびます。 味わいにもラベルにもハッピーが満載のキャンティ。 プレゼントにもおススメです!熟成:25hlの大樽で30ヶ月 瓶熟は最低でも6ヶ月「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑 2023」で91点(スワロフスキーは繊細な装着の為、万一取れて届いた場合は何卒ご容赦ください。 )※イタリアのワインガイド。 手頃でおいしいワインを探す上でも参考になるとして評判。 =====【輸入元資料より】「ロセッティとファルネーゼ」ファルネーゼのヘッドワインメーカーであるフィリッポ・バッカラーロをトスカーナに派遣し、ここでもファルネーゼの哲学を反映させたワイン造りを目指し、栽培や醸造の方法も変えました。 「ファルネーゼ・スタイルのトスカーナ」 他のトスカーナワインにはしばしばクリーンでない香り、酸化のニュアンスを感じることがありますが、ロセッティのトスカーナはそうではありません。 ファルネーゼ・スタイル、すなわち、熟した果実味にあふれ、クリーンなアロマを持ち、ジューシーで骨格のある味わいのワインです。 このスタイルを出すには、収穫のタイミングが重要で、畑の管理もファルネーゼが指導を行いました。 葡萄はこれまでよりも1週間または10日程遅摘みにしました。 そうすることでもともと高い酸のあるサンジョヴェーゼは若干、酸が落ちます。 葡萄はより完熟し、赤い果実を思わせるクリーンなアロマを持ったワインとなります。 また、収穫量を減らすことでも葡萄を完熟しやすくさせています。 「ワイナリー」潤沢な量をストックできるキャパシティを持ち、ワインのフィルタリングやスタビリゼーション(安定化)のためにモダンな設備、機材を使い、年間を通じて常に安定した品質レベルを保っています。 高い品質を維持するため、ISO9001、IFS、BRCの認証を取得しています。 ===== ◎テヌーテ・ロセッティ キャンティ・クラッシコ リゼルヴァ ポッジョ・チヴェッタ(赤) 750ml 3,300 ~
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《甘みも感じる愛らしいフレンドリー・ピノ》「ショウ・アンド・スミス」、赤白品種問わず全てのレベルが高い!こちらは初取扱となる赤、ピノ・ノワールです。 冷涼産地だからエレガントでもっとすました感じかと思いきや・・ブルゴーニュ派よりも、ニューワールド派に断然お薦めしたい味わいなのです。 「エレガント命」な人にはもしかしたらちょっと甘いかも知れません。 《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》中程度の濃さ、透けるルビーレッド。 とても美しい色合いです。 ラズベリーやブラックチェリーに少し火を通したような甘い香りの愛らしい果実香が豊富。 味わいはジューシーなタイプ。 ピノ・ノワールらしい赤い小さな実を思わせる果実味には凝縮感があります。 しっかり目が詰まった充実の果実味で、香りにも感じられる甘い要素が味わいにもあります。 大変滑らかでまろやか。 穏やかで尖りのない酸。 ごく軽くスパイスのニュアンスがあり、さりげないアクセントにも感じられます。 明るく朗らかな印象のフレンドリーな味わいがお好きな方にお薦めします。 おうちビストロを楽しむなら鴨のローストは最高だと思います。 冷凍ミックスベリーで自作ソースを造ると手軽な割に満足度もあがり、ワインとの相性も更に◎フレンドリーな味わいをカジュアルに楽しむならBBQや鉄板焼きにも。 冷ためで飲んでもトゲトゲしない丸い味わいなので、春夏向けひんやりフルボディとしても重宝します。 醗酵:開放式醗酵槽(30%全房醗酵/天然酵母)熟成:フレンチオークで8カ月(500L、新樽比率30%)《マスター・オブ・ワインと最高の醸造チームによる美しき挑戦》1989年、マイケル・ヒル・スミス(マスター・オブ・ワイン※1)と従弟で醸造家でもあるマーティン・ショウ氏が長年の夢であった自身のワイナリーを冷涼産地アデレード・ヒルズに設立。 標高が高く、冷涼で降雨のあるアデレード・ヒルズは必ずエキサイティングなプレミアムワインを生みだす産地だと確信し、開拓を始めました。 初ヴィンテージは1990年。 1999年にバルハンナの畑を購入してブドウ樹の植樹を始め、同時にワイナリーとテイスティングルームを建設。 2000年から新しいワイナリーで醸造を開始。 2012年にはレンズウッド畑(20ha)を新たに購入し、現在では2カ所の自社畑で高品質なワイン造りに取り組んでいます。 《最もエキサイティングな冷涼産地アデレード・ヒルズ》アデレード・ヒルズの地に初めてブドウが植樹されたのは1839年に遡りますが、ブドウ栽培が復興したのは1979年になってから。 その後30年を経て、アデレード・ヒルズはオーストラリアの最もエキサイティングなブドウ栽培地の一つと評価を確立。 アデレードから車で30分ほどのロフティ山系(Mt Lofty Ranges)に位置し、標高が高いため(350mから710m)、隣接する他の産地より冷涼で雨が多い点が特徴。 ショウ・アンド・スミスはアデレード・ヒルズに「バルハンナ」「レンズウッド」という合計55haに及ぶ2つの自社畑を持ち、この地域に特に適した品種であるソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、シラーズを栽培。 アデレード・ヒルズは標高や方角、土壌など多種多様なミクロクリマが広がるため、適した区画を選び抜くことは非常に重要です。 ショウ・アンド・スミスでは更に品種ごとに複数のクローンを使い分けることで、最終的にうまれるワインにバリエーションをもたらしています。 これらの畑は全て持続可能な農法で管理し、健全なブドウ樹と土壌を育むために力を注いできました。 また、収量を低くする取り組みを行っています。 ブドウは品質を高めるために全て手摘みで収穫を行い、醗酵から熟成、ボトリングまで全ての工程はバルハンナのワイナリーで行っています。 醸造にはルールはなく、全てはその季節の、畑の、更にはその中の小区画の細部に宿ります。 それら全てに目を向けて真のブドウの力を引き出すことに注力し、可能な限り人的介入を抑えたワイン造りを行います。 どのワインも正確さがあり、明るくいきいきとした活力を持ち、品種と畑の特性を見事に反映した味わいが特徴。 国際的にも高く評価され、豪州屈指のプレミアムワインとして多くの賞を毎年受賞。 また、蔵の顔とも言えるソーヴィニヨン・ブランやM3シャルドネを含む人気銘柄は世界各国のハイエンドなレストランで採用されています。 ※1「マスター・オブ・ワイン」とはワイン業界最高峰の称号。 現在、世界各国で369人(2017年10月の集計)。 年間を通して一握りしか取得出来ないと言われています。 試験を受ける条件として、WSET※2の学位取得やワイン業界で活躍した経歴が必要。 そこからいくつもの試飲と試験をクリア、更に博士論文が認められて初めて取得出来ます。 認定までに短くとも十数年はかかると言われる大変に難易度の高い資格。 その「マスター・オブ・ワイン」をオーストラリア人で初めて取ったのがマイケル・ヒル・スミス氏です。 ※2Wine & Spirits Education Trustの略。 ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関とその認定資格。
◎ショウ・アンド・スミス ピノ・ノワール(赤)(SC) 750ml 4,300 ~
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【2013年店主選出7位(2011VT)】2倍しても文句もなし!コスパ高過ぎ! レ・マッキオーレと言えば、パレオ・ロッソやスクリオなどボルゲリのアイコン的ワインが有名。 ひれ伏す美味しさの大感動ワイン達ですが、ご家庭で楽しむにはこちらのボルゲリ・ロッソが現実的であるのは間違いありません。 毎ヴィンテージ、スーパータスカンを彷彿とさせながらこの価格で手に入るのですから、本当にありがたいコスパの1本です!いいお肉を買ってきた日には、こんなワインがあると幸福指数が一挙にアップ!是非1本どうぞ。 濃い色調の美しい赤紫。 カシスリキュールっぽい甘いアルコール感を含んだ濃厚なベリーフルーツの甘い香り。 味わいも香りそのもので濃さはありますが、ふわっと甘みのヴェールを纏ったように柔らかです。 「弾性がある」というイメージでしょうか?柔らかな甘みに角のない優しい酸、まろやかで豊かなタンニン。 フレッシュさもある華やかなヴィンテージです。 相変わらずの素晴らしいバランス。 まさに「スーパータスカンを彷彿とさせるプチプライス・タスカン」です。 濃いめで穏やかな赤がお好きなワイン上級者の方に、自信を持ってお薦め致します。 美味しいです!醗酵:ステンレス・タンク/主醗酵後、ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵熟成:70%はオーク樽熟成10ヶ月(新樽使用無し) 20%はコンクリート・タンク熟成10ヶ月前VTの2019年VTの評価:ワイン・スペクテイター93点 ワイン・アドヴォケイト93点=====【輸入元資料より】「サッシカイヤ」「オルネライア」など、イタリアを代表するスーパー・プレミアム・ワインの産地として知られる銘譲地・ボルゲリに位置する「レ・マッキオーレ」。 貴族がそのほとんどのワイナリーを所有する中にあって唯一、地元の農家出身者、故エウジェニオ・カンポルミ氏が1983年に設立。 「メッソリオ、「スクリオ」という世界レベルのワインを生み出した。 そして、ボルゲリの気候と大地、そして自身の可能性を信じて造り出した「パレオ・ロッソ」の最終形は、カベルネ・フラン100%。 それが完成した2001年が、エウジェニオ氏の夢がかなった最初で最後のヴィンテージとなった。 生前、「ビジネス目的でワインを造っているのではない」と公言したエウジェニオ氏。 世界的な名声を獲得してからも、とにかく自身で納得のいく品質・味わいのワイン造りにこだわり、純粋に、「より多くの人に自分たちのワインを楽しんでもらいたい」と願っていた。 エウジェニオの哲学は畑にあり、自然にあり、そして人にあった。 その夢を引き継いだ妻のチンツィアさんは語る。 「私は今でもエウジェニオと一緒です。 私の考えは彼の考えだと強く感じます。 これは彼が亡くなる前からもずっとそうでした。 そしてこれからも...」。 レ・マッキオーレ、愛すべき農家のワインである。 【2008年6月 生産者チンツィア・メルリ・カンポルミ氏来日時のレポート】1800年代までは、ボルゲリ地区の殆どの土地はアンティノーリ家か、インチーザ・デッラ・ロッケッタ家が所有していました。 ところが「イタリア」という国家が出来た際に税金が高くなったため、多くの貴族が土地を手放して、税金を支払うための現金を得る必要に迫られました。 今でもこの2つの貴族が一番多くの土地を所有していますが、これをきっかけに小さな家族がボルゲリの土地を少しずつ購入していったのです。 1980年代になり、それまで有名だったトスカーナのワインはキアンティでした。 当時はボルゲリを知っている人は少なく、また貴族が所有する土地が殆どであり、そして世間がワイン造りに興味がなかった当時、エウジェニオはボルゲリの土地の可能性を信じてワイン造りを始めたのです。 当時ボルゲリで有名なのは海だけでした。 ですからボルゲリでワインを造っているなどとは誰も信じていませんでした。 サッシカイアというワインはとても有名でしたが、それでもボルゲリで造られているとは知られていなかったのです。 エウジェニオのお父さんがボルゲリで経営していたバールへ、他所からきたお客さんが立ち寄り、サッシカイアを購入する機会がありましたが、その時サッシカイアはボルゲリで造られていると話しても信じてくれる人はおらず、皆フィレンツェあたりで造られていると信じていたのです。 そんな時代ですから、1981年にエウジェニオが「ボルゲリという土地でワイン造りに賭けよう」と決意した時には、周囲の大反対を受けました。 特にエウジェニオのお父さんは猛反対し、私(チンツィアさん)にもエウジェニオに止めてもらうように促して欲しいと懇願されたのです。 しかし私は1度も反対をしませんでした。 私は農家出身でしたから、エウジェニオが農家になることは全く抵抗がありませんでした。 それに対しエウジェニオの家は商人の出であり、当時商人が農家になるのは不名誉なこと、家の名に泥を塗るような行為と捉えられていたのです。 それからというもの、ワイナリーが有名になるまで、親戚中から挨拶もされなくなったのです。 私達2人はボルゲリのテロワールの偉大さ可能性を信じていたので、ワイン造りは最初からテロワールを表現したものを造ろうとし、マッキオーレを立ち上げたのです。 ===== ◎レ・マッキオーレ ボルゲリ・ロッソ(赤) 750ml 4,290 ~
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久しぶりに飲んで美味しさを再認識したのがこのジェルソ・ドーロ!品種はネーロ・ディ・トロイア(=ウーヴァ・ディ・トロイア)。 北部プーリアに最も古くからある土着品種です。 非常にデリケートで栽培するのが難しい品種であるため、一時は生産を止めてしまう生産者も多かったそうです。 そんな中、ポデーレ29はネーロ・ディ・トロイアを造り続け、今ではこの品種のスペシャリストとして評価されています。 「デリケートで難しい葡萄品種で、他の人がやっていないワインを造りたい」との思いで造られる、郷土愛に満ちたワインなのです。 この2018年VTは「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑2021」で96点の大変高い評価を獲得。 過去のヴィンテージもずっと安定して高い評価を続けています。 2017年は「同年鑑2020」で93点、2015年は「同年鑑2017」で、この価格にしてなんと97点。 10月初旬の収穫時期になるとぶどうを選別して、房を枝から切ってワイヤーに吊るして6-10日間自然の中で乾燥させます。 (水分を飛ばすことで果実味により凝縮感を出すパッシートの手法)ぶどうの温度が上がらないように収穫は早朝。 酸化や発酵を防ぎます。 濃い色調のルビーレッド。 香りはブルーベリーリキュールや甘いシロップ香、ココア、ほんの少しシナモン、巨峰のような独特の甘い葡萄の香りなど賑やか。 味わいも香りのイメージどおりで、果実味ぶ厚い!黒い実の完熟果汁感、リッチで、ベルベットのような暖かみがあります。 毛足が長くて柔らかくて暖かい布のようなイメージ・・。 タンニンは丸みを帯びていますがしっかりとあり、やや低めの柔らかな酸。 ややポッテリ感はありますが、濃い割にしなやかで南方テイストとしてのバランスは取れています。 いわゆる「イタリア南系品種、濃厚&ちょい甘」。 フレンチバリック新樽で8ヶ月熟成(+ステンレスタンク2ヶ月)。 この品種、今までも何種類か試飲したことがありますが、正直言ってこんな素晴らしいワインが作れる品種というイメージがなかったんです。 珍しさが価値、みたいな・・。 でも、ポデーレ29からは「他の人のやっていないワインを造りたい」という意気込みが確かに感じられます。 このワインには是非、美味しいステーキを焼いてください。 ワインの味が甘濃いので、(お好みにもよりますが)霜降りより赤身肉のほうが合いそうです。 =====【輸入元資料より】2007年に設立のまだ新しいワイナリーで、プーリア北部のフォッジャ県チェリニョーラのボルゴ・トレッサンティで、パオロ・マッラーノと息子のジュゼッペによって営まれています。 2011年から、大学卒業後からワイン造りに携わっていたパオロの弟のミケーレが参加、畑に常駐しています。 現在のオーナーはジュゼッペで、父パオロはマルゲリータ・ディ・サヴォイアの市長もしています。 祖父の代まではオリーヴの生産を、父の代は野菜を作っていました。 所有する畑は23haで、葡萄以外にオリーヴ、小麦粉やジャム作りのための果実を作っています。 Podere29の名前の由来は、第1次世界大戦後、退役軍人に土地の貸与が行われた際、ここが29区画目のPodere(農場)だったためです。 ラベルの木は桑で、Gelsoも桑の木という意味です。 現当主の祖父が、別の場所にあった今にも枯れそうな桑の木を現在カンティーナのある場所に移したら元気になったので、再出発という意味も込めカンティーナのシンボルとしました。 プーリアの土着品種にこだわり、古代品種のフィアーノ・ミヌートロ、ネーロ・ディ・トロイア(ウーヴァ・ディ・トロイア)を栽培しています。 「プーリアは大量生産で質の低いものが多い。 自分達は、デリケートで難しい葡萄品種を使い、他の人のやっていないワインを造りたい。 」と語ります。 ジュゼッペはまだ若い生産者ですが、畑も拡大、ワイナリーも建設中、ぶどうも樹齢がまして良い状態を迎えています。 かねてより無農薬農法(ビオディナミ)を採用しており、ICEAビオロジコ、ユーロリーフ認証を取得(2017年)。 肥料は撒かず、病気になっても、銅や硫黄は使用しません。 収穫の1ヶ月前に畑で選別を行い、収穫は全て手摘み。 発酵は自然酵母によるもの。 ===== ◎ポデーレ29 ジェルソ・ドーロ(赤) 750ml 4,290 ~
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マグナムボトル(1500ml)。 チリ最北端の生産地。 舗装すらない道を進んだ先、想像を絶する愛すべきド田舎エルキ・ヴァレー。 チリから32時間かけて来日された生産者のセミナーでは、畑の中を爆走する野生馬の動画を見ました・・。 アルパカうじゃうじゃ・・。 灌漑の水路はインカ時代に作られたもの・・。 ワイン作りの道具類は現地調達出来ず・・。 ワイン生産における地の果てと言っても過言ではないでしょう。 アンデスの大自然が美しく、その厳しさに挑戦する生産者もまた輝いています。 ここ、いつか絶対行きたいっ!カルムネール、カルメネール、日本語表記はどちらもあるこの品種、ご存知チリの赤ワイン原料ぶどうです。 私がワインの仕事についた1995年頃は「昔からの畑ではメルローとごっちゃになって植わっているから、ほんとのところはメルローなのかカルメネールなのかわからない」なんて話を聞いていましたが、さすがに今ではちゃん分けて栽培しているようですし、ファレルニアは新しい生産者なので当然ながらちゃんとカルムネールです。 かつてはボルドー品種だったそうですが、私はフランス産カルムネールには出会ったことがありませんし、現在ではフランスよりもチリの独自品種のように思われているほど、チリの品種になっています。 この品種、濃厚な果実味の力強いタイプが多いのですが、中には力強すぎてバイオレンス気味なのも(笑)・・慎重な選択を迫られる品種の一つ。 そんな中、ファレルニアのカルムネールが素晴らしいっ!美しいっ!多くの種類のワインを造っているファレルニアの中で、こちらはベストセラーで、この価格にして「ワールド・アトラス・オブ・ワイン(ヒュー・ジョンソン ジャンシス・ロビンソン)」で、アルマヴィーヴァ、セーニャ、ドン・メルチョーなど名だたるプレミアム・チリ・ワインとともにラベル掲載されています。 ちなみに、この生産者が最初に造ったワインがこのカルムネール・レセルバの2004年ヴィンテージ。 (現在はカルムネール・グラン・レセルバに名称変更)こちらも、シラーのドンナ・マリア同様、放置系アパッシメント※を含めて醸造。 ドンナ・マリアはアパッシメントは40%ですが、こちらは60%と、よりアパッシメント比率が高いワインです。 フルボディではありますがアパッシメントによる甘みもあるので、ワイン初心者の方でも楽しんで頂けるかも知れません。 濃い色調の赤〜ガーネット。 ロースト・コーヒーのような甘苦い香りや、火を通したブルーベリーやプラムのような黒っぽい果実香、バニラ・・濃厚な香り。 香りに忠実な味わいではありますが、しっかりしたボディの濃厚さの中に、とろけるような柔らかさと甘やかさを感じます。 アパッシメントに由来するかすかなレーズン感、なめらかなタンニンと尖りなく柔らかな酸がまろやかに溶け込んでいます。 手頃な価格帯のワインながら大変なこだわりを持って造っていて、樽は10種類を実験して最高値の樽(フランスの樽会社のアメリカン・オーク)を使用。 「安いアメリカン・オーク樽はカルムネールの緑っぽさや苦味を助長してしまう」そう。 この話を聞いた時に、私が今まで幾多出会ったバイオレンス系カルムネールって、言われてみればそういう味だった!と思い当たったのでした。 ダレたところがないふくよかさ、力強くもエレガントなフルボディ。 アルコールは15度と高めながら、アルコールの突出感がなく、バランス良し。 上質なお肉とともに是非お試しください。 また、ワイン単品でも完結する味わいです。 ※放置系アパッシメント(店主まーちゃん造語)一般的には、収穫したぶどうをスノコに広げて陰干し(乾燥室使用の場合も)して水分を飛ばし、凝縮感を得る手法をアパッシメントといいます。 ファレルニアでは、空気汚染もなく乾燥して気温が低く、強い風が吹いているという恵まれた環境があるため、葉を取った樹に通常より1ヶ月半ほど放置するだけで自然と水分を飛ばすことが出来ます。 (ただし、鳥に食べられてしまう危険性アリ)=====【輸入元資料より】イタリアのトレンティーノから12歳の時にチリに移住し、ピスコ(葡萄から造られるチリの蒸留酒)会社を経営するアルド・オリビエ・グラモラと、イタリア人醸造家のジョルジオ・フレッサティ。 二人は親戚で、1995年、観光でフレサッティ氏がアルド氏を訪問した時(35年ぶりの再会)、エルキ・バレーの日の光と青空、無いものを欲しがるのではなく今あるものに感謝するという人々のライフスタイル、そしてその壮大で未知なる力を秘めた土地に感動し、翌日にはこの土地でのワイン造りを決意。 それからというもの、風や湿度、気温などの気候条件を数時間おきに毎日計測し、徹底的な調査を行ないました。 調査は2年間続き、1997年にベストだと判断した場所に葡萄を植え、1998年にビーニャ・ファレルニアを設立。 二人は「それまで生食用やブランデー(ピスコ)用の葡萄しか造られていなかったこの地でワイン造りを始めることは革新的な出来事だった。 情熱と技術、チリの大学のアグロノミストのサポートによって、主要なワイン生産地からはるか遠く離れたエルキ・バレーを、計り知れないポテンシャルをもった素晴らしいワインの畑に変貌させるという目標が原動力になっている。 」と考えています。 畑は、冷涼なエルキ・バレーの中で350mー2070m(←驚きの標高!)の4箇所にあり、自社畑が320haと長期契約畑100haと広大です。 それぞれが特有の気象条件を持っています。 タンクやボトリングマシーンなど、設備は全てイタリアから取り寄せました。 ステンレスタンクは、温度を同じに保つため、厚さが12cmもあるものを選んでいます。 発酵用には人工酵母、マロラクティック発酵は自然酵母を使用。 樽はフランス産とアメリカ産を使用。 どちらもカントンというメーカーのもので、ホワイトチョコレートのような甘さを持った味わいと、タンニンに丸みがでるという特徴があります。 瓶詰め前のフィルターは、赤は1回のみ。 明るくて広いこだわりの研究室(ワインや葡萄を分析)では、エルキ・バレーの土地と、イタリアで培ったエノロゴとしての腕前が花開きます。 ワインのラベルは、インカ文明の地上絵からとったもので、歴史を尊重したいという想いからデザインに採用しています。 「頭の中にはもっともっと良いワインのイメージがあります。 毎年毎年、品質を上げていきますよ。 」=====img src="https://www.rakuten.ne.jp/gold/sanoyajizake/img/wine/chile/falernia.jpg" width="735" height="294" align="middle" alt="ファレルニア下部" /> ◎マグナムボトル ビーニャ・ファレルニア カルムネール グラン・レセルバ(赤) 1500ml 3,850 ~
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《南アフリカ不動のトップワイナリーの最高峰》南アフリカ不動のトップワイナリー、カノンコップ。 1910年設立の老舗にして、ティム・アトキン「南アワインランキング」で最高評価の1級格付け。 もちろん当店でも多くのお客様の支持を頂いている人気生産者です。 そのカノンコップのフラッグシップがこちらの「ブラック・ラベル ピノタージュ」です。 試飲の機会があり、その素晴らしい味わいに驚きました。 生産者のサイトには30年の熟成が可能と記載があります。 確かに熟成すればさらに良いのは明白ながら、今飲んでも十分にその素晴らしい味わいは堪能出来ます。 特別な機会にぜひお楽しみください。 《1953年植樹のブッシュヴァイン》輸入元によるワイン情報1953年植樹のブッシュヴァイン(株仕立て)。 灌漑なし。 収穫量2.8トン/ha。 収穫後はオープンなコンクリートタンクで発酵。 2時間おきにピジャージュで攪拌(かくはん)。 3.5日後、圧搾し、ジュースのみを採取。 100%フレンチオークの新樽で18カ月熟成。 ファースト・ヴィンテージは2006年。 プラム、ブラックチェリーなどの赤い果実の香りに香水やスパイスなどの香り。 柔らかく滑らかな酸が後口まで続く。 凝縮した濃厚な果実味、太くしっかりした骨格。 力強さと、シルキーでなめらかな口あたり、渋みは細やかでしっかりと最後まで続く。 余韻は長く、ドライなフィニッシュ。 カノンコップのフラグシップにふさわしい品格を感じさせる。 ワインはまだ若く、飲み頃はまだ先、デカンタージュしてから飲むことを勧める。 牛肉、羊肉など赤い肉の料理。 スパイシーなアジア料理など。 ==2018VTの評価==James Suckling 95 pointsTim Atkin MW - 96 pointsNeal Martin - 96 pointsChristian Eedes 92 pointsPlatter's Guide 4.5*Drink’s International 2020 Most Admired Wine Brand in Africa & the Middle EastFalstaff International 92 points Decanter 92 points《南アワインの高品質を世界に知らしめたパイオニア》1910年設立の4代目家族。 ステレンボシュ・シモンスバーグ山脈の麓に125haを所有(ブドウ畑は100ha)。 このシモンズバーグ山脈周辺は「南アフリカの赤ワイン地帯」と呼ばれグレネリー、ラステンバーグなどのトップワイナリーが名を連ねています。 その「赤ワイン地帯」の中で確固たる不動の地位を築いた赤ワインメーカーがこの「カノンコップ」です。 世界最大級のワイン評価大会IWSCなど主に、1990年代から最優秀賞を受賞するなど南アフリカワインの品質の高さを世界に知らしめたパイオニア的な存在のワイナリー。 主要品種はピノタージュで畑全体の50%を占めています。 ピノタージュはブッシュヴァインで、樹齢50年以上の古木もあります。 他はカベルネ・ソーヴィニョンが35%、メルロは7.5%、残りがカベルネ・フラン。 畑はブドウ栽培にとって理想的な土壌で、灌漑はほとんど必要としません。 昔、ケープ湾に船が入港したことを知らせるために使用していた大砲をボトル・ラベルに描いています。
◎カノンコップ ブラックラベル ピノタージュ(赤) 750ml 33,000 ~
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《ヴァルポリチェッラ愛で造った新ワイナリー》 「アメデオ クストーツァ・スペリオーレ」はお試し頂きましたでしょうか?14年連続トレビッキエリ、さすがの美味しさです。 「アメデオ」を造るピオーナ家はヴェネト州とロンバルディア州で3ワイナリーを運営しています。 「アメデオ」は「カヴァルキーナ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 こちらでご紹介するワインは「トッレ・ドルティ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 ちなみにもうひとつのワイナリーは「ラ・プレンディーナ」(ロンバルディア州)といいます。 3つのワイナリーはヴェネトとロンバルディアの州境にあります。 現在ルチアーノとフランコの兄弟が高品質のワイン造りを行なっています。 弟のフランコはヴァルポリチェッラが大好きだったので2000年に新たにこの地の畑を購入し「トッレ・ドルティ」が始動。 カヴァルキーナやラ・プレンディーナで培った技術をもって、伝統的なヴァルポリチェッラで革新的なワイン造りに挑んでいます。 で、このワインを説明するために、次は特殊なワイン製法も説明する必要もありまして・・。 《高レベルのヴァルポリチェッラ・リパッソ》 陰干し(アパッシッメント)ぶどうの赤ワイン、甘みと凝縮感があり当店でも人気があります。 この手法で最も有名なのがヴァルポリチェッラ・アマローネです。 原料は干しぶどうなので糖分が高く、ワインを醸造したあとの搾りかすにも糖分が残っています。 この搾りかすを入れて再発酵させる手法をリパッソといいます。 リパッソのワインは力強かったり、アルコール度数があがったりと個性が出ます。 そのリパッソで造ったのがこのワイン。 アマローネの果皮(搾りかす)に漬ける伝統的なリパッソのシステムで造っています。 さらに、コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラの40%を軽く乾燥。 つまり、ごく軽くアマローネ的な要素もあります。 20hL入りの大樽とバリックで12ヶ月熟成。 《豊かな果実味と乾燥ぶどうの力強さを楽しめる》 非常に濃いルビーレッド。 濃厚で複雑な風味には、フルーティなチェリーやベリー、香り高くスパイシーな個性も感じられます。 フレッシュでバランスのとれたタンニンがあり、柔らかな口当たりです。 しっかりとした骨格があり、余韻は長く、持続性があります。 葡萄の豊かな果実の香りや柔らかさと、乾燥させた葡萄の複雑でスパイシーな力強さが、樽で熟成させることにより、バランスよく混ざり合い、一体化しています。 アールデコ調のラベルの美しさにも目を惹かれます。 これは叔母さんに描いてもらったもので、銅版画に色を付けているそう。 仲の良さがワインの味わいにも繋がっているようですね。 《3つのワイナリーから愛あふれるワインを!》 カヴァルキーナはワイナリーのある地域の名前で、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでいます。 ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。 また、オーストリアのハプスブルグ家が作成した地図では、第1級、第2級に格付けされました。 1911年にピオーナ家が所有者となり、1948年にルチアーノの祖父が自分用のセラーを建設。 タンクをステンレスタンクに変更したり、設備を刷新したりしてきましたが、今でもそのセラーを使用しています。 1958年、のちにプレンディーナの名前でリリースされる畑を購入。 1962年、伝統的な葡萄品種から新しいブレンドの白ワインを造り「クストーツァ」と命名。 質よりも量が重要視されていた当時、品質重視のプレミアム的なワインを市場に送り出すことは容易ではありませんでしたが、粘り強い努力の結果、1971年にD.O.C.に指定されるまでになりました。 2000年、トッレ・ドルティのワインとなる畑を購入。 20.5ha。 畑にするには急すぎる斜面や森があるため、一ヶ所でなく点在。 トッレ・ドルティとは、サン・マルティン・ブオンアルベルゴにある地区の名称。 かつては防塞のための監視塔が建てられ、その後はオリーヴや葡萄や穀物の畑として使われました。 「ガンベロ ロッソ2010」で「今年のエノロジスト」に選ばれたロベルト・フェッラリーニが2ヶ月毎に来てブレンドなどを担当しています。 葡萄の乾燥は、出来るだけゆっくり低い温度で行うのが理想で、乾燥室ではセンサーで部屋の温度と湿度を測っています。 積み上げられた箱の列ごとに空気循環器が設置され、自宅のパソコンで管理しています。
◎トッレ・ドルティ ヴァルポリチェッラ リパッソ スペリオーレ(赤) 750ml 3,150 ~
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《ヴァルポリチェッラ愛で造った新ワイナリー》 「アメデオ クストーツァ・スペリオーレ」はお試し頂きましたでしょうか?14年連続トレビッキエリ、さすがの美味しさです。 「アメデオ」を造るピオーナ家はヴェネト州とロンバルディア州で3ワイナリーを運営しています。 「アメデオ」は「カヴァルキーナ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 こちらでご紹介するワインは「トッレ・ドルティ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 ちなみにもうひとつのワイナリーは「ラ・プレンディーナ」(ロンバルディア州)といいます。 3つのワイナリーはヴェネトとロンバルディアの州境にあります。 現在ルチアーノとフランコの兄弟が高品質のワイン造りを行なっています。 弟のフランコはヴァルポリチェッラが大好きだったので2000年に新たにこの地の畑を購入し「トッレ・ドルティ」が始動。 カヴァルキーナやラ・プレンディーナで培った技術をもって、伝統的なヴァルポリチェッラで革新的なワイン造りに挑んでいます。 で、このワインを説明するために、次は特殊なワイン製法も説明する必要もありまして・・。 《高レベルのヴァルポリチェッラ・リパッソ》 陰干し(アパッシッメント)ぶどうの赤ワイン、甘みと凝縮感があり当店でも人気があります。 この手法で最も有名なのがヴァルポリチェッラ・アマローネです。 原料は干しぶどうなので糖分が高く、ワインを醸造したあとの搾りかすにも糖分が残っています。 この搾りかすを入れて再発酵させる手法をリパッソといいます。 リパッソのワインは力強かったり、アルコール度数があがったりと個性が出ます。 そのリパッソで造ったのがこのワイン。 アマローネの果皮(搾りかす)に漬ける伝統的なリパッソのシステムで造っています。 さらに、コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラの40%を軽く乾燥。 つまり、ごく軽くアマローネ的な要素もあります。 20hL入りの大樽とバリックで12ヶ月熟成。 《豊かな果実味と乾燥ぶどうの力強さを楽しめる》 非常に濃いルビーレッド。 濃厚で複雑な風味には、フルーティなチェリーやベリー、香り高くスパイシーな個性も感じられます。 フレッシュでバランスのとれたタンニンがあり、柔らかな口当たりです。 しっかりとした骨格があり、余韻は長く、持続性があります。 葡萄の豊かな果実の香りや柔らかさと、乾燥させた葡萄の複雑でスパイシーな力強さが、樽で熟成させることにより、バランスよく混ざり合い、一体化しています。 アールデコ調のラベルの美しさにも目を惹かれます。 これは叔母さんに描いてもらったもので、銅版画に色を付けているそう。 仲の良さがワインの味わいにも繋がっているようですね。 《3つのワイナリーから愛あふれるワインを!》 カヴァルキーナはワイナリーのある地域の名前で、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでいます。 ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。 また、オーストリアのハプスブルグ家が作成した地図では、第1級、第2級に格付けされました。 1911年にピオーナ家が所有者となり、1948年にルチアーノの祖父が自分用のセラーを建設。 タンクをステンレスタンクに変更したり、設備を刷新したりしてきましたが、今でもそのセラーを使用しています。 1958年、のちにプレンディーナの名前でリリースされる畑を購入。 1962年、伝統的な葡萄品種から新しいブレンドの白ワインを造り「クストーツァ」と命名。 質よりも量が重要視されていた当時、品質重視のプレミアム的なワインを市場に送り出すことは容易ではありませんでしたが、粘り強い努力の結果、1971年にD.O.C.に指定されるまでになりました。 2000年、トッレ・ドルティのワインとなる畑を購入。 20.5ha。 畑にするには急すぎる斜面や森があるため、一ヶ所でなく点在。 トッレ・ドルティとは、サン・マルティン・ブオンアルベルゴにある地区の名称。 かつては防塞のための監視塔が建てられ、その後はオリーヴや葡萄や穀物の畑として使われました。 「ガンベロ ロッソ2010」で「今年のエノロジスト」に選ばれたロベルト・フェッラリーニが2ヶ月毎に来てブレンドなどを担当しています。 葡萄の乾燥は、出来るだけゆっくり低い温度で行うのが理想で、乾燥室ではセンサーで部屋の温度と湿度を測っています。 積み上げられた箱の列ごとに空気循環器が設置され、自宅のパソコンで管理しています。
◎カンティーネ・サン・マルツァーノ アニヴェルサーリオ セッサンタ・ドゥエ・レゼルヴァ(赤) 750ml 7,590 ~
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《貴重なバックヴィンテージが限定入荷!》2007年からのロングセラー、「バローロらしくないバローロ」。 固くない、難しくないバローロ。 こちらはバック・ヴィンテージの2017年。 現行ヴィンテージは2018年です。 店主まーちゃん、赤は基本的には南の味がするものが好みです。 なので、バローロって実はそんなに「出会わない」のです。 有名で評価の高いものを飲んでも「この値段ならいらんなぁ・・」と思ってしまいがちなんですね・・。 ところがこの個性派バローロは本当に美味しくて気に入っていて大切に販売を続けています。 2017VTは素晴らしい年だったため、一部をすぐに販売せず瓶熟成を行い、リゼルヴァとしてリリースされました。 2018年VTのアルコールが15.5%に対し、2017年VTは16.5%さらに力強さを感じていただけるでしょう。 お好きな方は2ヴィンテージの飲み比べも楽しいのでは?輸入元曰く、「バローロの固定観念を打ち破る1本!」一部を遅摘みにした葡萄を使っているとのことで、一般的なバローロの私の苦手な部分(なんというか・・角のある固い感じのタンニンや酸味かな?)がないんです。 「ロベルト・サロット・スタイルの独創的なバローロ」なのだそうです。 南方系赤が圧倒的に人気の当店で、北方系赤として異例のヒット&リピーター続出。 北方系南方系両方ともの良さを持った個性派バローロです。 様々なワインガイド誌で安定して高い評価を続けているワイン。 この生産者はバルベーラやガヴィも取り扱っていますが、どれもほんとに美味しくてコスパが高いんですっ!バローロ・ラヴァーには、まさに衝撃の1本でしょう!当店のお客様は濃厚フルボディのニューワールド・ワインがお好きな方が多いですが、大丈夫。 ぽっちゃり赤がお好みでも、違うものとして充分お楽しみ頂けると思います。 長期熟成も出来ますが、今すぐ飲んでも美味しい、難しくないバローロ。 上品な力強さと楽しさを持つ「ハッピー・バローロ」です!「勇敢」という意味を持つ「バローロ・アウダチェ」これまで誰もやっていなかったアパッシメント(陰干し)した葡萄でバローロを造ることに勇気を持って挑んだ、という意味で名付けました。 是非お試し下さい!畑:ブリッコ・ベルジュラ(単一畑)、海抜400m、南-南西向きの粘土石灰質土壌。 収穫:熟成がベストになったタイミングで、選別しながら収穫。 アパッシメント比率:VTにより異なる。 醸造:100%除梗。 ステンレスタンクで、最初は25〜26度で7-8日間、その後21-22度に下げ、さらに7-8日間発酵。 熟成:2ヶ月ステンレスタンク、24ヶ月フレンチオークの樽、6ヶ月ステンレスタンク、ろ過せず瓶詰めし30ヶ月熟成。 《バローロにアパッシメントの考えを持ち込んだ革新的人物》サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペ(現当主ロベルトの高祖父)がネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。 当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。 戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後現オーナーのロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。 1991年から自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。 同年、バローロに20haの畑を購入し生産をスタート。 ロベルトは卒業後、父を手伝ってきましたが、その後ピエモンテにある年間生産量6500万本の大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。 同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。 現在ではそれらの職は辞し、自身の畑を所有、質の高いワイン造りを行なっています。 さらに6名の親しいメンバーと共同経営する醸造所のエノログを務めています。 またワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。 ロベルトは醸造学校に通い始めた頃から、国際市場に進出するという野望を持っていました。 それには、小さなワイナリーでも幅広いタイプのワインを造るべきだと考えました。 そこで、十分な大きさの良い畑が必要となり、D.O.C.G.、D.O.C.エリアで少しずつ買い足してきました。 また長年大きなワイナリーで働いた経験から、どの畑やどの農家の葡萄が良いかといった知識を得ることが出来ました。 伝統にとらわれず、サロット・スタイルで、独自のワイン造りをすすめています。 《最優先に注意を払うのは葡萄畑》なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。 所有する畑は83ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。 アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。 機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。 自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。 2014年からは、アルバの醸造学校を卒業した息子のエンリコが加わっています。 「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑」の99点満点を、3つのキュヴェで同時に獲得するなど、高い評価を獲得。 「かなり規模の大きなワイナリーで、これほどの規模の自社畑はピエモンテでは珍しいが、それでもロベルト・サロットは全体的に職人的特徴を保持していて、それは全てのワインに一貫している。 ピエモンテの主な呼称産地に幅広くブドウ畑を所有しているので、様々な品種を旅するように試飲することができる。 ワインのスタイルは濃厚で、断固としたものが多い。 全てのワインが非常にコストパフォーマンスの高いものであることは特記に値する。 」ーガンベロ ロッソ イタリアワインガイド2018より ◎【2015年店主選出8位(’08VT)】ロベルト・サロット バローロ リゼルヴァ アウダチェ(赤) 2017 750ml 7,500 ~
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めったにボルドーを推さない店主まーちゃんが気に入っているのが、このシャトー・デュ・オー・マレ。 兄弟が力を合わせて営むマイクロ・シャトー、造りはグラン・ヴァンにしてこの良心的過ぎる価格!ハッピーワインをお探しの皆様に是非ご紹介したい生産者です!この「コンフィダンス」は、オー・マレのワンランク上のアイテム。 オー・マレの畑の中で最も優れた区画の葡萄をセレクションして造られます。 土壌は白亜の混ざる粘土質、葡萄の平均樹齢は18年。 収穫は畑で選別しながら手摘み。 450Lと500Lのフレンチオーク樽で4週間から5週間という長期間の発酵、醸し。 凝縮を高めるため、全体の20%はセニエ。 ブレンド後フレンチオーク樽で22ヶ月(新樽比率50%)熟成。 「コンフィダンス(Confidence)」とは「秘密、極秘」と言う意味で、造り手のジェロームとジュリアンの二人の秘めたる思いを込めたワインなのです。 当店、ボルドーワインの品揃えは超薄いです・・。 「肉付きの良いジューシーな陽性な赤」が好みの店主まーちゃん、かっちり固い味わいのボルドーは、これぞというワインをなかなか見つけられないんです・・。 ですが、たまーに「あらっ!めっちゃ美味しいっ!」という、このシャトー・デュ・オー・マレみたいなのに出会います。 ボルドーと言っても広くてですね。 カベルネ・ソーヴィニヨンが主体の産地(=左岸。 シャトー・ラフィットやラトゥール、マルゴーなど5大シャトーはこっち)と、メルロー主体の産地(=右岸。 ペトリュスやルパンはこっち)があります。 カベルネよりメルローのほうがフルーティーで柔らかなので、まーちゃんが見つけてくるボルドー赤は好みを反映して大抵右岸のメルロー主体のもの。 で、やっぱり、シャトー・デュ・オー・マレもメルロー比率高め。 ボルドーらしいきっちり感といい感じの親しみやすさを両立。 当店で人気のジューシー陽性赤がお好きなワインラヴァーの皆様にも、気分転換で楽しんで頂けます。 透けない濃い赤紫。 赤い実、黒い実を煮詰めたような凝縮した果実香に、インクや炭のような香りも。 香りからだけでも強いワインであることが伝わってきます。 レギュラーのオー・マレと同時試飲しましたが、共通するスタイルはもちろんあるものの、このコンフィダンスはさらに凝縮感やパワーを強く感じます。 アタックから、骨太でずっしりと目の詰まったフルボディ感ありあり。 凝縮感のある濃い果実味にまず圧倒されます。 やや固さのある豊富なタンニン、きれいでバランスの取れた酸にボルドーらしさあり。 厚みや力強さが印象的な大柄ワイン。 さすがはパヴィの醸造家と思わせてくれる逸品です。 3日に分けて飲みましたが、時間の経過とともには固い印象は和らぎます。 また、全体的な雰囲気もより良くなるので、時間をかけて飲むことをお薦めします。 今でも楽しんで頂けますが、セラーをお持ちならば長期熟成もお楽しみ頂きたい1本です。 10年〜20年以上の熟成が可能でしょう。 =====【輸入元資料より】【兄が見つけた石灰岩土壌土地が運命を決めた!】シャトー・デュ・オー・マレは、ジェローム・ルーカス(1973年生まれ)とジュリアン・ルーカス(1976年生まれ)の兄弟が営むマイクロ・シャトーで、畑はマゼール村にあります。 1996年に土地を購入してスタートした比較的新しいワイナリーですが、この地でワイン造りを始めたきっかけは兄ジェロームの直感にありました。 1996年、大学で心理学を教えていたジェロームは、馬の飼育用に土地を探していました。 初めてこの土地を見た時、石灰岩土壌であり斜面であるということに強く惹かれ、この地でワイン造りをしようと思い立ったのです。 INAOの土壌調査で、サンテミリオンやフロンサックのような土壌であることが分かり、闘志に火が付きました。 非常に質の高いワインが生まれる可能性を持った土地だということが分かったからです。 こうして運命を決めた土地には現在葡萄畑が広がっています。 栽培面積は黒葡萄が3ha、白葡萄が1.5haと小規模ですが、それゆえに整然と手入れが行き届いています。 ビオオジックに近い栽培方法(HVE)で化学的なものは使用せず(認証なし)、ほとんどを手作業で行っています。 グリーンハーベストを行い、畑全体を均一に高品質に保っています。 【弟はサンテミリオン第一特別級A「シャトー・パヴィ」醸造チーフ】弟ジュリアンは、トップワイナリー、シャトー・パヴィで醸造チーフを務めています。 ジュリアンは科学者だった父と同じく化学を先行しており、エノロジストを目指すようになり、兄が畑を買う前にはすでにボルドー大学へ通っていました。 2005年からはシャトー・パヴィで働いています。 寡黙な職人タイプの弟ジュリアンは、決して多くを語ろうとしません。 そんな彼がある時、「オー・マレで働くことの方が、わたしにとってはより魅力的だ」と話してくれたことがありました。 ワインには彼の手腕が余すことなく現れています。 【気候変動や病害への対策】気候変動で収穫時期が早くなっており、葡萄が熟すタイミングの見極めが重要になっています。 また病害耐性のある品種を植えることも考えています。 さらに畑を増やし、病害に強い品種を植え、新しいワインを造ることも計画していますが、家族経営で畑の管理をする姿勢は変わりません。 収穫時期には20人近くを雇いますが、しっかりとレクチャーをして作業をお願いしています。 【マイクロ・シャトーだからこそ出来る細かな醸造】その年によってワインの作り方を変えています。 収穫された葡萄から出来上がるワインのバランスを保つように醸造しており、天然酵母だけで選別酵母も使用します。 品種・区画ごとに使い分けを行い、ブレンド時に個性を表現したいと考えているため、従来のコンクリートタンクより、近年はより小さいステンレスタンクを増やしています。 また500Lの発酵槽を新たに導入。 この特別な樽で仕込んだ赤ワインの品質に非常に満足しています。 白用と赤用では樽の焼き具合が異なっており、赤ワイン用には強めのローストを施しています。 ワインを長期熟成させるためには樽を使うことが理想だと考えているためです。 (赤ワインの樽熟成は最低22ヶ月)小規模のワイナリーではありますが、こうした伝統的な樽熟成の手間をかけることにより、高品質で長期熟成型のワインを生み出しています。 ===== ◎シャトー・デュ・オー・マレ・ルージュ コンフィダンス(赤) 750ml 6,400 ~
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《ルチアーノとフランコの兄弟による高品質のワイン造り》 「アメデオ クストーツァ・スペリオーレ」はお試し頂きましたでしょうか?14年連続トレビッキエリ、さすがの美味しさです。 「アメデオ」を造るピオーナ家はヴェネト州とロンバルディア州で3ワイナリーを運営しています。 「アメデオ」は「カヴァルキーナ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 こちらでご紹介するワインは「ラ・プレンディーナ」(ロンバルディア州)というワイナリーからのもの。 ちなみにもうひとつのワイナリーは「トッレ・ドルティ」(ヴェネト州)といいます。 3つのワイナリーはヴェネトとロンバルディアの州境にあります。 現在ルチアーノとフランコの兄弟が高品質のワイン造りを行なっています。 《独創性にあふれた珍しいワイン》 ヴェネト州を代表する銘柄がヴァルポリチェッラ・デッラ・アマローネ。 陰干しして水分を飛ばした葡萄を原料にした、とても濃厚で凝縮した味わいのワインです。 ヴァルポリチェッラ・デッラ・アマローネの葡萄はコルヴィーナ、ロンディネッラなどの品種ですが、こちらは似たような手法ながら葡萄品種にメルローを使った珍しいもの。 ちなみに、このワインの搾りかすは、ヴェネト州のトッレ・ドルティで「ヴァルポリチェッラ・リパッソ・スペリオーレ」を造る際に使われています。 州を越え、品種や生産手法も独創性にあふれたワインを造っていることがわかりますね。 《長い寿命を持った価値あるワイン!》 伝統的なやり方と短期間アパッシメントするという新しいやり方を融合させています。 収穫した葡萄を小さな木箱に入れて乾燥させます。 収穫量を低く抑えているので糖度は十分なレベルになっており、あくまでも乾燥によるニュアンスを与えるため。 アマローネのように長い期間は行わず、最大で3ヶ月です。 伝統的な発酵の後、12-14日間醸し。 マロラクティック発酵後、新樽と2回使用樽各50%で18ヶ月熟成。 非常に長い寿命を持った価値あるワインです。 「ファイアル」は、ポルトガルのアゾレス諸島の名前で、イタリアを出発して最初に立ち寄る島。 ルチアーノがヨットで旅をしていたことがきっかけで名付けました。 《3つのワイナリーから愛あふれるワインを!》 カヴァルキーナはワイナリーのある地域の名前で、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでいます。 ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。 また、オーストリアのハプスブルグ家が作成した地図では、第1級、第2級に格付けされました。 1911年にピオーナ家が所有者となり、1948年にルチアーノの祖父が自分用のセラーを建設。 タンクをステンレスタンクに変更したり、設備を刷新したりしてきましたが、今でもそのセラーを使用しています。 1958年、ジュリエット・ピオーナと父親が、カヴァルキーナの畑から15kmほど、ガルダ湖の南5kmの距離に美しい葡萄園を見つけ購入したのがラ・プレンディーナの始まりです。 カヴァルキーナとラ・プレンディーナはどちらの土壌ともガルダ湖によって形成されており、気象条件もよく似ています。 また、2つの畑の間にはミンチョ川が流れており、その川によってヴェネト州とロンバルディア州に分かれています。 ミンチョ川は州の境界となるだけではなく、葡萄栽培の文化の違いも表しています。 カヴァルキーナでは、土着品種であるガルガネガやコルヴィーナ、ロンディネッラなどの葡萄を栽培。 ラ・プレンディーナでは国際品種であるメルロやカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。 ガルダ湖は、昼夜の温度差、最適な風通しをもたらし、丘の斜面は赤ワイン用の葡萄に欠かせない太陽の光をもたらします。 土壌は混じり合っていて、粘土が主で、他は石灰岩ですが、pHは高くなっています。 オーガニックではありませんが、葡萄1本ごとに葉を見て、1本ごとに手を施しています。 ラベルは昔の人々が使っていた塔をモチーフにしています。 3階部分に鐘がついており、時計を持たない農夫たちに昼食の時間を知らせるために鳴らしていました。 2000年に新たにヴェネト州で「トッレ・ドルティ」をスタート。 ラ・プレンディーナのワインをリパッソに用いたユニークなワイン「ロッソ・プロヴィンシア・ディ・ヴェローナ」や「ヴァルポリチェッラ」など高品質なワインを造っています。
◎ラ・プレンディーナ メルロ ガルダ ファイアル(赤) 750ml 4,840 ~
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どっしりこってりモーレツな1本!オレンジ色をバックに、青い雄牛の顔のアップという、強烈に派手なラベル。 味わいもさることながら、見た目にもとてもインパクトがあります。 このワイン、長年当店をご利用頂いているお客様は覚えていらっしゃるかも?実は以前も取り扱っていましたが、品種構成と割合が少し変わり、名前もマイナーチェンジ。 (旧品種構成:シラー80% ムールヴェードル20%弱 他グルナッシュ カリニャン)。 でも以前と印象はあまり変わらず、見た目どおりの期待を裏切らない逸品なのです!ほとんど透けない濃い赤紫。 開栓直後は少しこもった感じがするものの、空気に充分触れさせるとブルーベリージャムのような凝縮した果実香や、百合の花を連想する甘い香り、ほんの少しスパイシーな香りも混じっています。 甘やかな果実味とバランスの取れたまろやかな酸味。 量はしっかりあるもののキメ細かく柔らかなタンニン。 暖かみのあるふくよかな味わいで、ボリューム感はありますがすがきつさはないので、ストライクゾーンは広いと思います。 色から想像するとかなり強そうですが、意外にも柔らかさやしなやかさを持っているので、フルボディの範疇の中では飲みやすい範囲でしょう。 ステーキやローストビーフなど牛肉料理はもちろんのこと、漬け汁に蜂蜜を加えた豚の照焼きスペアリブなどもお薦めです。 しっかり目が詰まった味わいで余韻も長く、鼻に抜ける「良いもの感」がいい感じ!ニューワールドのふくよか系ワインがお好きな方にも自信を持ってお薦め。 コスパ的にも◎の南仏美味ワイン!樹齢はシラーが40年以上、ムールヴェードルが25〜50年。 早く収穫したシラーと、遅摘みにしたシラー、ムールヴェードル、サンソー、カリニャンを、それぞれタンクで醸造。 2〜3月澱を沈め、それぞれを樽へ入れ翌年9月まで熟成。 一つの樽に入れ、ブレンド。 11〜12月と翌年4月に瓶詰め。 プレスジュース不使用。 =====【輸入元資料より】ドメーヌ・ダンデゾンは1973年設立。 独立生産者として、また1965年設立の小規模組合「エステザルク葡萄栽培者組合」のメンバーとして活躍しています。 この組合の現在10名の生産者は、各自の畑は自分で管理し最も良い葡萄を各自のドメーヌ名で出荷し、次のランクを組合名で瓶詰め、残りはネゴシアンに売ります。 全員テラ・ヴィティス(環境に配慮した減農薬農法)を実践して葡萄栽培は各自が管理し、設備は共有して負担を分担することでコスパに優れたワインを出荷しています。 エステザルク組合の中でも花形生産者と言えるのが、このドメーヌ・ダンデゾンです。 35haの畑は海抜200mに位置し、ワインは50%のみドメーヌ名でリリースし、残りは組合のワインにブレンドするか、ネゴシアンに売っています。 基本は除草剤を使わず、銅や硫黄を使用し、病気に罹った際のみ農薬を使うこともあります。 ヴァリギエール村と、エステザルグ村にも畑があります。 ふたつの村は約5kmしか離れていませんが気候が異なり、ヴァリギエール村の方が2週間程遅く摘み取ります。 タイプは、エステザルグがパワフル、ヴァリギエールはフルーティで果実味が特徴です。 ラベルに牛が使われているのは、元醸造責任者のニックが牛が好きだったことと、ラベルを見て「雄牛=フルボディ」というたくましいイメージを連想させるためだそうです。 ===== ◎ダンデゾン コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ シニャルグ(赤) 750ml 2,350 ~
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《マスター・オブ・ワインが手がける南ア最高峰のシラー》マスター・オブ・ワインというワイン業界の世界最高峰資格があります。 1953年に始まり、2021年2月の最新認定で世界でわずか418人。 その中で南アフリカ初の資格取得者が、このワインの生産者リチャード・カーショウ氏です。 南アフリカワインのガイド誌プラッターズで最高評価の5つ星を2年連続獲得!この2015年VTは95点獲得。 エルギンは南アでも冷涼気候ですが細身ではなく、力強さとエレガンスが両立した素晴らしい逸品。 同時入荷のシャルドネ同様、感動的な美味しさです!《このお値段でこの味わいが楽しめる》エルギンは南アでも冷涼気候ですが細身ではなく、力強さとエレガンスが両立した素晴らしい逸品。 高評価のシャルドネ同様、感動的な美味しさです!このワインの本領を発揮させるため、デキャンタージュを強くお薦めします。 (大きめグラスに入れてぐるぐる回し、十分に空気を触れさせるのも手軽です)中程度の濃さの美しいルビーレッド。 果実香に加えて、プリン、カスタードクリーム、エッグタルトのようなクリーミーな香りも感じます。 味わいも香りに感じるクリーミーさあり。 黒い果実の凝縮感がありますが強すぎたり突出した感なし。 柔らかな甘みを含み、マイルドな口当たり。 アタックからハッとするようなわかりやすい美味しさ。 しかし、濃すぎずきめ細やかな繊細さもあるので飲み飽きしないのです。 タンニンは溶け込んでまろやか。 尖りのない酸のバランスも良し。 エレガントな大柄で気品があり、上質感あふれる逸品です。 良いお肉を買って、ステーキやローストビーフにぜひ合わせてみてください。 ワイン上級者の方なら、このお値段でここまでの味わいが楽しめることに驚いていただけるはずです。 樹齢:約15年醗酵:天然酵母のみで開放槽による主醗酵後、オーク樽にてMLF熟成:フランス産オーク樽17カ月(新樽比率45%、226L&500L)《転身・新天地で挑む緻密なワイン造り》2011年、南アフリカで最初のマスター・オブ・ワインとなったリチャード・カーショウ氏(イギリス出身)。 イギリスでシェフとして成功した後、1999年に南アフリカ移り住み、ワイン造りという新たな道を歩み出しました。 2012年、集大成とも言える自身のワイナリー「リチャード・カーショウ・ワインズ」を西ケープ州のオーバーヴァーグ地区、エルギンで設立。 エルギン地区は標高が高く、海に隣接していることから、冷たい霧の影響を受け一日を通して、大きな寒暖差が存在します。 現在ワイナリーでは、この地の気候に最も適すると考えられる、シャルドネとシラーの栽培に注力し、地質別に細かくブロック分けした畑で厳選したクローンを丹精込めて育てています。 醸造の際には、よりナチュラルにテロワールを引き出す為、人的介入を極力無くした醸造が用いられ、醗酵は天然酵母だけを利用し自然発酵を促します。 緻密なまでのワイン造りは正に超越した経験と知識を持つマスター・オブ・ワインらしい、全てに妥協を許さない完璧を極めるものです。 こうして生み出されるカーショウ氏のワインは、2012年のファーストヴィンテージから高い評価を獲得し、世界各国で話題を集めています。
◎リチャード・カーショウ・ワインズ エルギン シラー クローナル・セレクション(赤) 750ml 5,610 ~
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《2023.6.7コッホ醸造家・坂田さんのセミナーにて試飲しました!》キルヒェンシュトゥックを飲む前にこちらを飲んで「うわぁ!美味しーい!」そのあと飲んだキルヒェンにさらに驚きはしましたが、こちらのヘレンブッケルも本当にお薦め!おうちでのちょっとした肉料理に充分贅沢な美味しさ、コスパです。 赤い実の果実香に加え、ナッツのような香ばしさやヒノキのような清涼感も。 明るい果実味の凝縮感もありつつ、重厚感・エレガンスもあります。 ピノ・ノワールの愛らしさ、凛とした感じ、相反するような印象がちょうど良いバランスで表現された魅力的な1本。 《新たなピノ・ノアールの産地として有望!ドイツ ファルツ地方のピノ・ノアール》コッホ醸造責任者 坂田千枝氏によるワインの説明シュペートブルグンダーではなくピノ・ノワールと表記しているものは、ブルゴーニュを意識してフレンチオークの小樽に入れて熟成させています。 ハインフェルド村のすぐ隣のフレムリンゲン村のヘレンブッケルという畑で、樹齢約30年の古い葡萄樹のため自然と収量が低くなります。 土壌は雑色砂岩で、地層的にはトリアス紀(三畳紀)に分類されます。 フランケンやナーエでよく見られる土壌で、水はけがとても良いです。 水はけがよい畑は、水分が少ないため周囲の温度の影響を受けて土壌温度が高くなりやすく、発芽が早くなります。 発芽には日照ではなく温度が重要で、私たちの所有する畑の中でも最も早く発芽します。 そのため、葡萄を育てやすい畑です。 収穫後はできればコールドマセレーションを23日行なって、それからゆっくりとアルコール発酵に持っていくのが理想的です。 仕込み時期は忙しいですが、アレクサンダー(コッホ家の長男)と私で、1つのワインに対して1日に2 3回試飲しています。 発酵後のピノ・ノワールはとても繊細で味が変わりやすく、昨日おいしくなかったけど今朝はやわらかくなっているので、明日の朝にはプレスしようかな、となると、今度はプレス機を赤に使うから白の収穫はコールドマセレーションするものを優先しよう、という風にオペレーションしますが、これから貴腐葡萄の収穫をしなければならないという状況もあり、これが私たちの仕事でいちばんの魅力であり難しいところです。 私たちのモットーは「畑で最大限のことを行ない、セラーでは最小限のことを行なう」ことです。 週に1回試飲して、おいしくなったタイミングでろ過も清澄もせずにビン詰めしました。 インポーターによるワイン情報畑はフレムリンゲン村の単一畑「ヘレンブッケル」で1996年と1999年に植樹しました。 畑は南西向きで、標高196m、砂岩と石灰岩の混ざる土壌です。 コルドン仕立てで、収量を少なくして、畑で選別しながら手摘みで収穫します。 アロマを引き出すために、発酵前に3日間、コールド マセレーションを行います。 ステンレスタンクで22 30度に温度管理しながら12日間発酵させます。 発酵後、フレンチオークの228Lの樽(新樽でない)に移し、マロラクティック発酵、同じ樽で18 20ヶ月熟成させます。 清澄せず、フィルターもかけません。 《インポーターのテイスティングコメント》香りからは熟した果実と、クミンやローリエなどのスパイスの要素が調和しています。 滑らかな口当たりです。
◎ベルンハルト・コッホ ヘレンブッケル ピノ・ノワール クヴァリテーツヴァイン・トロッケン(赤) 750ml 4,850 ~
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《ドルンフェルダーの魅力とは》 どっしりタイプの赤はちょっと重いな・・という時。 お薦めしたいのが、ドイツの温暖地域で栽培される品種「ドルンフェルダー」穏やかで飲みやすく、肩肘張らずに楽しめる味わいが特徴なんです。 ジュース気分で楽しめる甘口仕立てが人気の「ディーンハイマー・シュロス ドルンフェルダー」に対し、こちらでご紹介するのはお料理フレンドリーな飲みやすい辛口。 「ディーンハイマー・シュロス」のファンの方も是非お試しくださいね。 《普段の食卓を楽しくしてくれる優秀ワイン》 濃く照りのある綺麗な赤紫色。 ブラックチェリーや完熟ブラックベリーの甘い香り。 アタックからとてもジューシー、柔らかな口当たり。 鮮やかで生き生きした印象の特筆すべきフルーティーさ。 程良いボディ。 渋み、酸味ともに角なく穏やかで丸みあり。 全体バランスが良く取れていて、親しみやすさに好感を持ちます。 「あの人いつもにこやかで性格いいよね」みたいな印象のワインです。 我が家ではささみカツに合わせたのですがこれがなかなかのマリアージュ。 白身のあっさりささみに少し甘みのあるトンカツソース、この穏やかな赤。 普段の食卓を楽しくしてくれる優秀ワインですよ。 2021VT:糖度:5.3g/L 酸度:6.3g/L2022VT:糖度:5.1g/L 酸度:6.1g/L畑:セラーのあるハインフェルト村、標高182m。 収穫:機械発酵:ステンレスタンク(22-30度)12日間熟成:ステンレスタンクで6ヶ月から8ヶ月清澄なし、フィルターをかけずにボトリング。 《お客様が求めるワインを造ること》 ★土壌と品種南ファルツは粘土石灰質土壌のため、ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーなどに力を入れています。 他にもドルンフェルダーやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを植えており、20品種以上を手掛けています。 生産比率は、赤白各50%ずつです。 ★日本人ケラーマイスターワイン造りをするのは、兵庫県出身の坂田千枝。 幼い頃から果樹栽培の仕事をしたいと考えていました。 地元の農業高校に進学し、17歳の時にドイツにホームステイしたことがきっかけとなり、ドイツへ。 職業訓練を受け、ラインガウやアールで研修を積みました。 2013年末からコッホで働いています。 普段は、一人でセラーの仕事を担当。 ベルンハルトから学んだことは「お客様が求めるワインを造ること」。 ブルゴーニュのピノ・ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。 ★こだわりのワイン造りワインのベストな状態を考えて、添加物は極力加えないようにしています。 赤は基本的にノンフィルター、白はベントナイト処理を行わないようにしています。 低価格帯のワインにも1つ1つたんぱく質沈殿率のチェックを行っています。 「低価格帯のワインも、上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。 」と坂田は語ります。 2009年にブルゴーニュ・スタイルのピノ・ノワールを造り始めて以来、2013年頃から「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などのワインガイドに掲載されるようになりました。 ★評価「ゴーミヨドイツワインガイド2019」で赤4房「ヴィヌム2019」で4星「アイヒェルマン2019」で3星バリックフォーラム所属「Die jung Pfalz2018」(ファルツの若いワイン生産者コンテスト)でアレクサンダーが総合部門で、2016VTシュペートブルグンダーが品種別で、最高点を獲得し1位獲得。 ===== ◎◎ベルンハルト・コッホ ドルンフェルダー クーベーアー トロッケン(赤)(SC) 750ml 2,180 ~
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やっぱりスペインは偉いっ!20歳のバースデー・ヴィンテージがこの価格で楽しめるのですから。 正直、20年も前のヴィンテージでこの位の価格だと、「もはやその古さだけが価値」ってことになってしまってるワインもあります・・。 ・・が、ご心配なく!このワインはまだまだ充分な生命力を持っています。 20歳のバースデー・ヴィンテージ企画として2000年から毎年入荷しているワイン。 この2004年ももちろん試飲し、大変良い状態であるのを確認しております。 中程度の濃さのガーネット色。 まだ十分な果実香のある穏やかで優しい香り。 ドライイチジクのような果実香、ほのかに甘草のような雰囲気も。 さすがに全ての要素がこなれ、角なくまろやかに溶け込んでいます。 丸い口当たりで重すぎることなく、黒い実赤い実の果実割合もちょうど半分ずつぐらいの印象。 きのこや枯葉などといったいかにもな熟成感はあまり感じられません。 熟成酒らしい細やかなタンニン。 酸もバランス良く心地良く感じられます。 心地よいミディアムボディで、上品な円熟みに魅了される1本です。 熟成:オーク樽熟成60カ月(225L、フレンチオーク75%、アメリカンオーク25%、新樽比率50%)、瓶熟156カ月以上20年もの熟成を経ているワインとなると身構える方もいらっしゃるかも知れませんが、大丈夫。 とても美味しく楽しめます。 バースデー・ヴィンテージというと、20歳を迎えられる本人にプレゼントするイメージを持つ方が多いとは思います。 しかし、お酒を初めて口にする方にとって、赤ワイン、しかも熟成酒となると素直に美味しさを感じて頂くのは少し難しいかも。 20歳のバースデー・ヴィンテージを本当に飲んで頂くべきなのは親御さん。 子供を成人させるという大きな仕事を終え、20年の時の流れに想いを寄せてじっくりとお飲み頂きたい1本なのです。 ちなみに、新成人様のファースト・ワインなら、アスティ・スプマンテなどの甘口がお薦めですよ!価格的にもお手軽な上、古酒特有のとっつきにくさも少ないので、多くのワインラヴァーの皆様にも気軽に楽しんで頂きたいと思います。 =====【輸入元資料より】アルティーガ・フステルは、ニューヨーク屈指の高級レストラン「オレオール」でチーフ・ソムリエも務めたスペイン人マルティー・ケール氏が「消費者ニーズに合ったリーズナブルで高品質なワインを造るため」に設立。 スペイン各地の優れたワイナリーと協力してワイン造りを行っています。 このエルミータ・デ・サン・ロレンソを造るのは、カンポ・デ・ボルハD.O.認定(1978年)の立役者ボデガ・ルベルテ。 「ガルナッチャの帝国」、カンポ・デ・ボルハで最初の元詰めを行ったこの地のパイオニアです。 葡萄は極めて乾燥した気候の畑で栽培されるため、実質的に有機で、また一部バイオダイナミックの理論も取り入れた方法で栽培を行っています。 オーク樽熟成36ヶ月(225l、フレンチオーク75%、アメリカン・オーク25%、新樽比率50%)。 大樽熟成180ヶ月。 先祖から受け継いだ500年以上の歴史ある地下セラー(14度)でじっくり大切に長期熟成された貴重な古酒です。 ===== ◎アルティーガ・フステル エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レセルバ(赤) 2004 750ml 2,860 ~
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《長年の夢を叶えたオーガニック・ワイン》ジュリアン・スカールは「フライング・ワインメーカー」と呼ばれる造り手。 飛行機で世界を飛び回るワイン・コンサルタントを指す場合が多いですが、南半球と北半球が季節が逆なのを利用して2つの産地で造る造り手もいます。 ジュリアンは後者のフランス人で、フランスのアルザスと南アフリカでワインを造っています。 当初、南アフリカでは当店でもお馴染みのニュートン・ジョンソンやポール・クルーヴァーからブドウを買い入れ、シャルドネのみを造っていました。 今回新たにご紹介するのは、新しいブランド「ボーン・オブ・ファイア」。 彼と、奥様で同じく醸造家のソフィアさんの夢だったオーガニック・ワインです。 これが赤白揃ってとても良いんです!エンボス加工で南アフリカの花々が描かれた白いラベルと封印シール。 ルックスも印象的で、繊細なワイン造りそのままを表現したような佇まいも◎今後、ジュリアン・スカール・シリーズは冷涼気候のエルギンやウォーカー・ベイのシャルドネやピノ・ノワールを。 ボーン・オブ・ファイヤーは、全く気候が違うスワートランドの畑との相性が非常に良いシラーやシュナン・ブランのオーガニック・ブドウを使用したワインを造っていくそうです。 《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》2日に分けて飲んだのですが、1本で2度美味しいワインです!試飲会でエレガントな感じが気に入って仕入れました。 家で改めて開けた1日目の印象は、試飲会と同様に柔らかで上品なシラーという感じ。 2日目にはその上品さに加えてシラーらしい力強さが増していました。 ゆったり時間をかけて飲んで味わいの変化を楽しんでください。 1日で飲み切るなら、大きめのグラスで空気に触れさせながら変化を感じてみてくださいね。 濃い色合いの赤紫。 ブルーベリーやダークチェリー、熟したプラムを思わせる力強い果実香。 また、ホワイトペッパーのような軽く爽やかなスパイシー感もあり、複雑な香り。 果実味がしっかり凝縮し、柔らかで丸みのある力強さあり。 1日目に感じた上品な印象に、2日目には弾力が加わったような上質感も。 果実味に加えて、ダークチョコっぽさも感じられます。 若さを感じる明るいキャラクターながら、タンニンは尖りや青さはなくきれいに溶け込んでいます。 柔らかな酸のバランスも大変良く、滑らかでグラスが思わず進んでしまう美味しさ。 ローストビーフやステーキなどの牛肉料理はもちろんのこと、様々な肉料理に幅広く合わせてみてください。 お肉をたっぷり入れたミートソースのパスタもお薦め。 トマト味に心地よい柔らかな酸味にが合うと思います。 旨みがのっているのて、またどっしりと重すぎないミディアム寄りのフルボディ。 このため、ワインだけでも、スナック類程度でも十分楽しめる味わいです。 畑:海岸から40km以内の場所になり冷涼な風が吹く。 粘土と頁岩土壌。 早朝の涼しい時間に収穫。 醸造・熟成:2週間の自然発酵の後、300Lのオーク樽で熟成12ヶ月。 《ボーン・オブ・ファイヤー=火によって育ち、増え、生きる》ケープ地方は植物の王国。 南ア独自の何千もの植物の故郷で、フィンボス(ケープ語で「細かい茂み」)という植生で構成されています。 日本の花屋さんでも目にするプロテアなどのフィンボス植物が、種子を放ち活性化するには火が必要です。 火によって新しい花が育ち、増殖と生存が保障されるのです。 「ボーン・オブ・ファイヤー」は、この地方の自然を守りリスペクトすることが大切であるというジュリアンの思いで名付けられ、人工的な化学肥料、農薬、除草剤の使用を排除した有機農業の原則に従って造られています。 その目的は、高品質のワインを生産し、テロワールの表現を大切にすることであり、土壌、気候、植物間のポジティブな相互作用を促進すること。 目指すところは、高品質で価格価値があり、土壌や気候、テロワールを表現したワインをつくること。 《フランスと南アフリカで醸造するフライング・ワインメーカー!》フランス・アルザスのグランクリュ・ワインメーカーのジュリアン・スカールは、2003年に南アフリカ・ウォーカーベイ地区のブシャル・フィンレーソンの収穫を手伝いに来た際、南アフリカの冷涼地区、特にエルギン、オーバーバーグ、ウォーカーベイ、ヘメル・アン・アード地区のシャルドネのポテンシャルに衝撃を受けました。 ジュリアンは、地域や土壌、気候の違いによってワインの味わいが変わることに魅了され、そのテロワールの違いを自分のワインで表現してみたいと奮起。 翌2004年に南アフリカに戻り、ニュートン・ジョンソンのオーナーを説得。 彼の支援を受け、南アフリカでジュリアンの新しいワインを作るプロジェクトがスタート。 2005年、最初のジュリアン・スカール・ワインが誕生。 2013年には、ブルゴーニュのワイン・スクールを卒業したソフィが加わり、現在はアルザスと南アフリカをシーズンごとに行き来しています。 (南アフリカでの醸造はポール・クルーバーのセラーを借りています。 ) ◎ジュリアン・スカール ボーン・オブ・ファイヤー シラー(赤) 750ml 3,300 ~
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《ワイナリーを縦断して造られる面白いワイン》 このワイン、ちょっと生産者の説明が長くなるのをお許しください。 「アメデオ クストーツァ・スペリオーレ」はお試し頂きましたでしょうか?14年連続トレビッキエリ、さすがの美味しさです。 「アメデオ」を造るピオーナ家はヴェネト州とロンバルディア州で3ワイナリーを運営しています。 「アメデオ」は「カヴァルキーナ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 こちらでご紹介するワインは「トッレ・ドルティ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 ちなみにもうひとつのワイナリーは「ラ・プレンディーナ」(ロンバルディア州)といいます。 3つのワイナリーはヴェネトとロンバルディアの州境にあります。 現在ルチアーノとフランコの兄弟が高品質のワイン造りを行なっています。 弟のフランコはヴァルポリチェッラが大好きだったので2000年に新たにこの地の畑を購入し「トッレ・ドルティ」が始動。 カヴァルキーナやラ・プレンディーナで培った技術をもって、伝統的なヴァルポリチェッラで革新的なワイン造りに挑んでいます。 で、このワインを説明するために、次は特殊なワイン製法も説明する必要もありまして・・。 結論から言いますと、このワイン「ロッソ・プロヴィンシア・ディ・ヴェローナ」は「トッレ・ドルティ」のワインですが、「ラ・プレンディーナ」のワインの要素も入ってます。 《ルチアーノのアイデアで誕生した新スタイルのワイン》 陰干し(アパッシッメント)ぶどうの赤ワイン、甘みと凝縮感があり当店でも人気があります。 この手法で最も有名なのがヴァルポリチェッラ・アマローネです。 原料は干しぶどうなので糖分が高く、ワインを醸造したあとの搾りかすにも糖分が残っています。 この搾りかすを入れて再発酵させる手法をリパッソといいます。 リパッソのワインは力強かったり、アルコール度数があがったりと個性が出ます。 そのリパッソで造ったのがこの「ロッソ・プロヴィンシア・ディ・ヴェローナ」です。 搾りかすは、ラ・プレンディーナの「ガルダ・メルロ・ファイアル」のもの。 (ファイアルは最大3ヶ月アパッシッメントしている葡萄で造られています)まずコルヴィーナとロンディネッラ、コルヴィノーネで、ベースワインを仕込みます。 そして、「ガルダ・メルロ・ファイアル」を醸造した葡萄の搾りかすに、このベースワインを入れて再発酵。 熟成はバリック(2年、3年使用樽)と20hL入りの樽で12ヶ月。 ルチアーノ談:「ヴァルポリッチェッラ地域では、伝統的にアマローネを造った葡萄※の皮でリパッソを行ないます。 しかし、私はそれをメルロで行なうことにしたのです。 コルヴィーナやロンディネッラのチェリーやペッパーの風味に、メルロのカシスやブラックベリーが組み合わさったら面白いと思い、このワインを造りました」※ヴァルポリッチェッラの品種はコルヴィーナ、モリナーラ、ロンディネッラなど。 ・・長いですよね。 これ、店頭だったら説明できないですよ・・。 ここまでの話を理解して力尽きた方は、もうカートに入れてください。 これだけ手間のかかっている製法なのに、この価格っていうのもすごいです・・《強さと柔らかさを両立した美味しさ!》 透ける赤紫の美しい色合い。 赤い実、黒い実の果実香に加え、キャラメルのような甘い香りも。 とてもまろやかなアタックから、徐々に果実味の濃さや味わいの要素の凝縮感が。 ほのかに干しぶどうの風味もあります。 バランスの良い酸、しっかりしたタンニンともになめらかで丸く、ひっかかりません。 ワイン法上ではもちろんヴァルポリチェッラ・リパッソではありませんが、よりオリジナリティと面白さを持ったワインです。 特殊な製法ではありますが親しみやすい味わいです。 家庭料理の肉料理全般に合わせられますし、またワイン単体でも楽しめます。 豚や鶏肉の照り焼きなど甘みを感じる肉料理にもお薦め。 アールデコ調のラベルの美しさにも目を惹かれます。 これは叔母さんに描いてもらったもので、銅版画に色を付けているそう。 仲の良さがワインの味わいにも繋がっているようですね。 《3つのワイナリーから愛あふれるワインを!》 カヴァルキーナはワイナリーのある地域の名前で、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでいます。 ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。 また、オーストリアのハプスブルグ家が作成した地図では、第1級、第2級に格付けされました。 1911年にピオーナ家が所有者となり、1948年にルチアーノの祖父が自分用のセラーを建設。 タンクをステンレスタンクに変更したり、設備を刷新したりしてきましたが、今でもそのセラーを使用しています。 1958年、のちにプレンディーナの名前でリリースされる畑を購入。 1962年、伝統的な葡萄品種から新しいブレンドの白ワインを造り「クストーツァ」と命名。 質よりも量が重要視されていた当時、品質重視のプレミアム的なワインを市場に送り出すことは容易ではありませんでしたが、粘り強い努力の結果、1971年にD.O.C.に指定されるまでになりました。 2000年、トッレ・ドルティのワインとなる畑を購入。 20.5ha。 畑にするには急すぎる斜面や森があるため、一ヶ所でなく点在。 トッレ・ドルティとは、サン・マルティン・ブオンアルベルゴにある地区の名称。 かつては防塞のための監視塔が建てられ、その後はオリーヴや葡萄や穀物の畑として使われました。 「ガンベロ ロッソ2010」で「今年のエノロジスト」に選ばれたロベルト・フェッラリーニが2ヶ月毎に来てブレンドなどを担当しています。 葡萄の乾燥は、出来るだけゆっくり低い温度で行うのが理想で、乾燥室ではセンサーで部屋の温度と湿度を測っています。 積み上げられた箱の列ごとに空気循環器が設置され、自宅のパソコンで管理しています。
◎トッレ・ドルティ ロッソ・プロヴィンシア・ディ・ヴェローナ(赤) 750ml 1,995 ~
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《ワイナリーを縦断して造られる面白いワイン》 このワイン、ちょっと生産者の説明が長くなるのをお許しください。 「アメデオ クストーツァ・スペリオーレ」はお試し頂きましたでしょうか?14年連続トレビッキエリ、さすがの美味しさです。 「アメデオ」を造るピオーナ家はヴェネト州とロンバルディア州で3ワイナリーを運営しています。 「アメデオ」は「カヴァルキーナ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 こちらでご紹介するワインは「トッレ・ドルティ」(ヴェネト州)というワイナリーからのもの。 ちなみにもうひとつのワイナリーは「ラ・プレンディーナ」(ロンバルディア州)といいます。 3つのワイナリーはヴェネトとロンバルディアの州境にあります。 現在ルチアーノとフランコの兄弟が高品質のワイン造りを行なっています。 弟のフランコはヴァルポリチェッラが大好きだったので2000年に新たにこの地の畑を購入し「トッレ・ドルティ」が始動。 カヴァルキーナやラ・プレンディーナで培った技術をもって、伝統的なヴァルポリチェッラで革新的なワイン造りに挑んでいます。 で、このワインを説明するために、次は特殊なワイン製法も説明する必要もありまして・・。 結論から言いますと、このワイン「ロッソ・プロヴィンシア・ディ・ヴェローナ」は「トッレ・ドルティ」のワインですが、「ラ・プレンディーナ」のワインの要素も入ってます。 《ルチアーノのアイデアで誕生した新スタイルのワイン》 陰干し(アパッシッメント)ぶどうの赤ワイン、甘みと凝縮感があり当店でも人気があります。 この手法で最も有名なのがヴァルポリチェッラ・アマローネです。 原料は干しぶどうなので糖分が高く、ワインを醸造したあとの搾りかすにも糖分が残っています。 この搾りかすを入れて再発酵させる手法をリパッソといいます。 リパッソのワインは力強かったり、アルコール度数があがったりと個性が出ます。 そのリパッソで造ったのがこの「ロッソ・プロヴィンシア・ディ・ヴェローナ」です。 搾りかすは、ラ・プレンディーナの「ガルダ・メルロ・ファイアル」のもの。 (ファイアルは最大3ヶ月アパッシッメントしている葡萄で造られています)まずコルヴィーナとロンディネッラ、コルヴィノーネで、ベースワインを仕込みます。 そして、「ガルダ・メルロ・ファイアル」を醸造した葡萄の搾りかすに、このベースワインを入れて再発酵。 熟成はバリック(2年、3年使用樽)と20hL入りの樽で12ヶ月。 ルチアーノ談:「ヴァルポリッチェッラ地域では、伝統的にアマローネを造った葡萄※の皮でリパッソを行ないます。 しかし、私はそれをメルロで行なうことにしたのです。 コルヴィーナやロンディネッラのチェリーやペッパーの風味に、メルロのカシスやブラックベリーが組み合わさったら面白いと思い、このワインを造りました」※ヴァルポリッチェッラの品種はコルヴィーナ、モリナーラ、ロンディネッラなど。 ・・長いですよね。 これ、店頭だったら説明できないですよ・・。 ここまでの話を理解して力尽きた方は、もうカートに入れてください。 これだけ手間のかかっている製法なのに、この価格っていうのもすごいです・・《強さと柔らかさを両立した美味しさ!》 透ける赤紫の美しい色合い。 赤い実、黒い実の果実香に加え、キャラメルのような甘い香りも。 とてもまろやかなアタックから、徐々に果実味の濃さや味わいの要素の凝縮感が。 ほのかに干しぶどうの風味もあります。 バランスの良い酸、しっかりしたタンニンともになめらかで丸く、ひっかかりません。 ワイン法上ではもちろんヴァルポリチェッラ・リパッソではありませんが、よりオリジナリティと面白さを持ったワインです。 特殊な製法ではありますが親しみやすい味わいです。 家庭料理の肉料理全般に合わせられますし、またワイン単体でも楽しめます。 豚や鶏肉の照り焼きなど甘みを感じる肉料理にもお薦め。 アールデコ調のラベルの美しさにも目を惹かれます。 これは叔母さんに描いてもらったもので、銅版画に色を付けているそう。 仲の良さがワインの味わいにも繋がっているようですね。 《3つのワイナリーから愛あふれるワインを!》 カヴァルキーナはワイナリーのある地域の名前で、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでいます。 ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。 また、オーストリアのハプスブルグ家が作成した地図では、第1級、第2級に格付けされました。 1911年にピオーナ家が所有者となり、1948年にルチアーノの祖父が自分用のセラーを建設。 タンクをステンレスタンクに変更したり、設備を刷新したりしてきましたが、今でもそのセラーを使用しています。 1958年、のちにプレンディーナの名前でリリースされる畑を購入。 1962年、伝統的な葡萄品種から新しいブレンドの白ワインを造り「クストーツァ」と命名。 質よりも量が重要視されていた当時、品質重視のプレミアム的なワインを市場に送り出すことは容易ではありませんでしたが、粘り強い努力の結果、1971年にD.O.C.に指定されるまでになりました。 2000年、トッレ・ドルティのワインとなる畑を購入。 20.5ha。 畑にするには急すぎる斜面や森があるため、一ヶ所でなく点在。 トッレ・ドルティとは、サン・マルティン・ブオンアルベルゴにある地区の名称。 かつては防塞のための監視塔が建てられ、その後はオリーヴや葡萄や穀物の畑として使われました。 「ガンベロ ロッソ2010」で「今年のエノロジスト」に選ばれたロベルト・フェッラリーニが2ヶ月毎に来てブレンドなどを担当しています。 葡萄の乾燥は、出来るだけゆっくり低い温度で行うのが理想で、乾燥室ではセンサーで部屋の温度と湿度を測っています。 積み上げられた箱の列ごとに空気循環器が設置され、自宅のパソコンで管理しています。
◎グラント・バージ クナワラ インク カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)(SC) 750ml 2,500 ~
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チリ最北端の生産地。 舗装すらない道を進んだ先、想像を絶する愛すべきド田舎エルキ・ヴァレー。 チリから32時間かけて来日された生産者のセミナーでは、畑の中を爆走する野生馬の動画を見ました・・。 アルパカうじゃうじゃ・・。 灌漑の水路はインカ時代に作られたもの・・。 ワイン作りの道具類は現地調達出来ず・・。 ワイン生産における地の果てと言っても過言ではないでしょう。 アンデスの大自然が美しく、その厳しさに挑戦する生産者もまた輝いています。 ここ、いつか絶対行きたいっ!カルムネール、カルメネール、日本語表記はどちらもあるこの品種、ご存知チリの赤ワイン原料ぶどうです。 私がワインの仕事についた1995年頃は「昔からの畑ではメルローとごっちゃになって植わっているから、ほんとのところはメルローなのかカルメネールなのかわからない」なんて話を聞いていましたが、さすがに今ではちゃん分けて栽培しているようですし、ファレルニアは新しい生産者なので当然ながらちゃんとカルムネールです。 かつてはボルドー品種だったそうですが、私はフランス産カルムネールには出会ったことがありませんし、現在ではフランスよりもチリの独自品種のように思われているほど、チリの品種になっています。 この品種、濃厚な果実味の力強いタイプが多いのですが、中には力強すぎてバイオレンス気味なのも(笑)・・慎重な選択を迫られる品種の一つ。 そんな中、ファレルニアのカルムネールが素晴らしいっ!美しいっ!多くの種類のワインを造っているファレルニアの中で、こちらはベストセラーで、この価格にして「ワールド・アトラス・オブ・ワイン(ヒュー・ジョンソン ジャンシス・ロビンソン)」で、アルマヴィーヴァ、セーニャ、ドン・メルチョーなど名だたるプレミアム・チリ・ワインとともにラベル掲載されています。 ちなみに、この生産者が最初に造ったワインがこのカルムネール・レセルバの2004年ヴィンテージ。 (現在はカルムネール・グラン・レセルバに名称変更)こちらも、シラーのドンナ・マリア同様、放置系アパッシメント※を含めて醸造。 ドンナ・マリアはアパッシメントは40%ですが、こちらは60%と、よりアパッシメント比率が高いワインです。 フルボディではありますがアパッシメントによる甘みもあるので、ワイン初心者の方でも楽しんで頂けるかも知れません。 濃い色調の赤〜ガーネット。 ロースト・コーヒーのような甘苦い香りや、火を通したブルーベリーやプラムのような黒っぽい果実香、バニラ・・濃厚な香り。 香りに忠実な味わいではありますが、しっかりしたボディの濃厚さの中に、とろけるような柔らかさと甘やかさを感じます。 アパッシメントに由来するかすかなレーズン感、なめらかなタンニンと尖りなく柔らかな酸がまろやかに溶け込んでいます。 手頃な価格帯のワインながら大変なこだわりを持って造っていて、樽は10種類を実験して最高値の樽(フランスの樽会社のアメリカン・オーク)を使用。 「安いアメリカン・オーク樽はカルムネールの緑っぽさや苦味を助長してしまう」そう。 この話を聞いた時に、私が今まで幾多出会ったバイオレンス系カルムネールって、言われてみればそういう味だった!と思い当たったのでした。 ダレたところがないふくよかさ、力強くもエレガントなフルボディ。 アルコールは15度と高めながら、アルコールの突出感がなく、バランス良し。 上質なお肉とともに是非お試しください。 また、ワイン単品でも完結する味わいです。 ※放置系アパッシメント(店主まーちゃん造語)一般的には、収穫したぶどうをスノコに広げて陰干し(乾燥室使用の場合も)して水分を飛ばし、凝縮感を得る手法をアパッシメントといいます。 ファレルニアでは、空気汚染もなく乾燥して気温が低く、強い風が吹いているという恵まれた環境があるため、葉を取った樹に通常より1ヶ月半ほど放置するだけで自然と水分を飛ばすことが出来ます。 (ただし、鳥に食べられてしまう危険性アリ)=====【輸入元資料より】イタリアのトレンティーノから12歳の時にチリに移住し、ピスコ(葡萄から造られるチリの蒸留酒)会社を経営するアルド・オリビエ・グラモラと、イタリア人醸造家のジョルジオ・フレッサティ。 二人は親戚で、1995年、観光でフレサッティ氏がアルド氏を訪問した時(35年ぶりの再会)、エルキ・バレーの日の光と青空、無いものを欲しがるのではなく今あるものに感謝するという人々のライフスタイル、そしてその壮大で未知なる力を秘めた土地に感動し、翌日にはこの土地でのワイン造りを決意。 それからというもの、風や湿度、気温などの気候条件を数時間おきに毎日計測し、徹底的な調査を行ないました。 調査は2年間続き、1997年にベストだと判断した場所に葡萄を植え、1998年にビーニャ・ファレルニアを設立。 二人は「それまで生食用やブランデー(ピスコ)用の葡萄しか造られていなかったこの地でワイン造りを始めることは革新的な出来事だった。 情熱と技術、チリの大学のアグロノミストのサポートによって、主要なワイン生産地からはるか遠く離れたエルキ・バレーを、計り知れないポテンシャルをもった素晴らしいワインの畑に変貌させるという目標が原動力になっている。 」と考えています。 畑は、冷涼なエルキ・バレーの中で350mー2070m(←驚きの標高!)の4箇所にあり、自社畑が320haと長期契約畑100haと広大です。 それぞれが特有の気象条件を持っています。 タンクやボトリングマシーンなど、設備は全てイタリアから取り寄せました。 ステンレスタンクは、温度を同じに保つため、厚さが12cmもあるものを選んでいます。 発酵用には人工酵母、マロラクティック発酵は自然酵母を使用。 樽はフランス産とアメリカ産を使用。 どちらもカントンというメーカーのもので、ホワイトチョコレートのような甘さを持った味わいと、タンニンに丸みがでるという特徴があります。 瓶詰め前のフィルターは、赤は1回のみ。 明るくて広いこだわりの研究室(ワインや葡萄を分析)では、エルキ・バレーの土地と、イタリアで培ったエノロゴとしての腕前が花開きます。 ワインのラベルは、インカ文明の地上絵からとったもので、歴史を尊重したいという想いからデザインに採用しています。 「頭の中にはもっともっと良いワインのイメージがあります。 毎年毎年、品質を上げていきますよ。 」===== ◎ビーニャ・ファレルニア カルムネール グラン・レセルバ(赤) 750ml 1,980 ~
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《「黒い赤」のジューシーさに驚く》スペイン、アルマンサのワイナリー「アタラヤ」からの新アイテム「エル・ビヒア」。 標高700-1000mの高地畑でオーガニック栽培された葡萄から造られています。 赤銅色のフクロウとキャップシールもスタイリッシュで、ジャケ買いもあり!カジュアルから高級品まで、アタラヤ全てのワインに共通するのがその濃密さ。 それは使用する土着葡萄品種「ガルナッチャ・ティントレラ」に秘密があります。 「ガルナッチャ・ティントレラ」は、スペインではここアルマンサでしか見られない珍しい品種。 一番の特徴は色の濃さで、これは皮だけでなく果肉も果汁も赤いためです。 ほとんど黒というほど濃くて、味わいも見た目どおりの濃さ。 なのにとっても親しみやすい。 エル・ビヒアもこの法則どおり、わかりやすくジューシーな味わい。 《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》とろりとした質感にさえ見えるほど濃い、全く透けない赤紫。 熟した甘いプラムやプルーン、ブラックチェリーやアセロラのような甘く愛らしい果実香。 ベルベットのような柔らかで温かな質感の口当たり。 熟した甘いジューシーさたっぷり、酸もタンニンもとてもまろやか。 複雑味はあまりありませんが、味の厚みがしっかりあり明るいキャラクター。 柔らかな甘みをリンクさせた照り焼き料理、すき焼きなどとの相性も良さそう。 ヴィーガン認証あり。 大豆ミートの照り焼きハンバーグなんかも面白いのでは。 普段の家庭料理に幅広く気軽に合わせてみてください。 《ガルナッチャ・ティントレラを満喫できるワイナリー》インポーターによるワイン情報スペイン各地で、土着品種と古樹にこだわってワイナリーを設立・運営しているヒル・ファミリー。 ボデガス・アタラヤは、ヴァレンシアの南西90kmのアルマンサに2007年に設立されました。 「アタラヤ」はボデガのある場所の名前で「監視の塔」を意味し、冬はとても寒く、昼夜の寒暖差が激しいエリア。 樹齢よりも標高が高いことの方が大切で、涼しい気温により葡萄がゆっくり成熟するからです。 樹と樹が離れているため、斜面の向きに関係なく、日は満遍なく当たります。 葡萄樹の間隔を開け1本の樹が多くの水分を吸収出来るようにして、灌漑はしません。 栽培担当は、生まれも育ちもアルマンサで土地と畑を熟知するぺぺ・サエス。 醸造家はオーストラリア人のフランク・ゴンザレス。 フランクはスペイン最高峰ワインの一つ「ボデガス・エル・ニド」で経験を積み、醸造が難しい品種の取り扱いが得意。 天性の味覚が優れ、葡萄を食べて熟成具合を見極める能力に優れています。 ヒル・ファミリーのボデガス・トリデンテの醸造家も兼任。 ガルナッチャ・ティントレラ(アリカンテ・ブーシェ)は、ガルナッチャとプティ・ブーシェの交配種で、スペインではアルマンサでしか見られない土着品種。 栽培も醸造も非常に難しく、良いワインにするのはさらに難しい品種です。 タンテュリエと呼ばれる、皮だけでなく果肉や果汁にも色がついている珍しい葡萄で、そのため完熟すればとてもきれいで強い色がワインに表れます。 タンニンが多く、ストラクチャーがしっかりしています。 畑を買った当初は、メルロ、テンプラニーリョなども植えられていましたが、全てガルナッチャ・ティントレラを接木しました。
◎◎エル・ビヒア デ・ラ・アタラヤ オーガニック(赤) 750ml 1,800 ~
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めったにボルドーを推さない店主まーちゃんが気に入っているのが、このシャトー・デュ・オー・マレ。 良年2016年ヴィンテージ!良質美味ボルドーがこの価格!昨今の価格急騰の中、超良心的な1本をお見逃しありませんように。 兄弟が力を合わせて営むマイクロ・シャトー、造りはグラン・ヴァンにしてこの良心的過ぎる価格!ハッピーワインをお探しの皆様に是非ご紹介したい生産者です!当店、ボルドーワインの品揃えは超薄いです・・。 「肉付きの良いジューシーな陽性な赤」が好みの店主まーちゃん、かっちり固い味わいのボルドーは、これぞというワインをなかなか見つけられないんです・・。 ですが、たまーに「あらっ!めっちゃ美味しいっ!」という、このシャトー・デュ・オー・マレみたいなのに出会います。 ボルドーと言っても広くてですね。 カベルネ・ソーヴィニヨンが主体の産地(=左岸。 シャトー・ラフィットやラトゥール、マルゴーなど5大シャトーはこっち)と、メルロー主体の産地(=右岸。 ペトリュスやルパンはこっち)があります。 カベルネよりメルローのほうがフルーティーで柔らかなので、まーちゃんが見つけてくるボルドー赤は好みを反映して大抵右岸のメルロー主体のもの。 で、やっぱり、シャトー・デュ・オー・マレもメルロー比率高め。 ボルドーらしいきっちり感といい感じの親しみやすさを両立。 当店で人気のジューシー陽性赤がお好きなワインラヴァーの皆様にも、気分転換で楽しんで頂けます。 透けない濃い赤紫。 赤い実、黒い実を煮詰めたような凝縮した果実香に、インクや炭のような香りも。 香りからだけでも強いワインであることが伝わってきます。 アタックから、骨太でずっしりと目の詰まったフルボディ感ありあり。 濃い果実味、やや固さのあるタンニン、きれいでバランスの取れた酸にボルドーらしさあり。 厚みがあり、力強さと上品さを両立。 余韻も強く長く響くように続きます。 さすがはパヴィの醸造家と思わせてくれる逸品です。 3日に分けて飲みましたが、時間の経過とともには固い印象は和らぎます。 また、全体的な雰囲気もより良くなるので、時間をかけて飲むことをお薦めします。 上質のステーキやローストビーフにお薦め。 やや脂のある部位の、とろけるお肉の美味しさにマリアージュするでしょう。 樹齢:7 20年 収穫量:35hL/ha 熟成期間:22ヶ月(新樽30%、残りは1年使用樽)=====【輸入元資料より】【兄が見つけた石灰岩土壌土地が運命を決めた!】シャトー・デュ・オー・マレは、ジェローム・ルーカス(1973年生まれ)とジュリアン・ルーカス(1976年生まれ)の兄弟が営むマイクロ・シャトーで、畑はマゼール村にあります。 1996年に土地を購入してスタートした比較的新しいワイナリーですが、この地でワイン造りを始めたきっかけは兄ジェロームの直感にありました。 1996年、大学で心理学を教えていたジェロームは、馬の飼育用に土地を探していました。 初めてこの土地を見た時、石灰岩土壌であり斜面であるということに強く惹かれ、この地でワイン造りをしようと思い立ったのです。 INAOの土壌調査で、サンテミリオンやフロンサックのような土壌であることが分かり、闘志に火が付きました。 非常に質の高いワインが生まれる可能性を持った土地だということが分かったからです。 こうして運命を決めた土地には現在葡萄畑が広がっています。 栽培面積は黒葡萄が3ha、白葡萄が1.5haと小規模ですが、それゆえに整然と手入れが行き届いています。 ビオオジックに近い栽培方法(HVE)で化学的なものは使用せず(認証なし)、ほとんどを手作業で行っています。 グリーンハーベストを行い、畑全体を均一に高品質に保っています。 【弟はサンテミリオン第一特別級A「シャトー・パヴィ」醸造チーフ】弟ジュリアンは、トップワイナリー、シャトー・パヴィで醸造チーフを務めています。 ジュリアンは科学者だった父と同じく化学を先行しており、エノロジストを目指すようになり、兄が畑を買う前にはすでにボルドー大学へ通っていました。 2005年からはシャトー・パヴィで働いています。 寡黙な職人タイプの弟ジュリアンは、決して多くを語ろうとしません。 そんな彼がある時、「オー・マレで働くことの方が、わたしにとってはより魅力的だ」と話してくれたことがありました。 ワインには彼の手腕が余すことなく現れています。 【気候変動や病害への対策】気候変動で収穫時期が早くなっており、葡萄が熟すタイミングの見極めが重要になっています。 また病害耐性のある品種を植えることも考えています。 さらに畑を増やし、病害に強い品種を植え、新しいワインを造ることも計画していますが、家族経営で畑の管理をする姿勢は変わりません。 収穫時期には20人近くを雇いますが、しっかりとレクチャーをして作業をお願いしています。 【マイクロ・シャトーだからこそ出来る細かな醸造】その年によってワインの作り方を変えています。 収穫された葡萄から出来上がるワインのバランスを保つように醸造しており、天然酵母だけで選別酵母も使用します。 品種・区画ごとに使い分けを行い、ブレンド時に個性を表現したいと考えているため、従来のコンクリートタンクより、近年はより小さいステンレスタンクを増やしています。 また500Lの発酵槽を新たに導入。 この特別な樽で仕込んだ赤ワインの品質に非常に満足しています。 白用と赤用では樽の焼き具合が異なっており、赤ワイン用には強めのローストを施しています。 ワインを長期熟成させるためには樽を使うことが理想だと考えているためです。 (赤ワインの樽熟成は最低22ヶ月)小規模のワイナリーではありますが、こうした伝統的な樽熟成の手間をかけることにより、高品質で長期熟成型のワインを生み出しています。 ===== ◎シャトー・デュ・オー・マレ・ルージュ(赤) 750ml 3,300 ~
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生産者サンアントニオは、手頃で美味しい「ソアーヴェ・フォンタナ」の生産者。 また、同時にイタリア・ヴェネト州を代表する高級ワイン「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」も手掛けています。 「アマローネ・・」は陰干し=(パッシート)した葡萄を発酵させて造られた赤ワイン。 「最低2年以上樽熟成」さらに「瓶内熟成6ヶ月」など厳しい規定があり、手間暇かけて造られる分お値段もそれなりです。 一方、この「スポンサ・ヴェロネーゼ」は「陰干し」のみしているお手軽ワイン。 20日間陰干しをして乾燥させたカベルネ・ソーヴィニヨンを、ヴェネト州伝統のヴァルポリチェッラ用品種にブレンドしています。 干しブドウを想像してみてください。 ブドウの水分が飛ぶことで糖度やエキス分は濃くなる、そのような工程を踏むことでワインの風味を独特なものにしているのです。 ワイン名の「スポンサ」とは「休憩する。 一服する」という意味。 畑の太陽の光をいっぱい浴びて成熟したカベルネ・ソーヴィニヨンは収穫された後、乾燥させるためにのかごの中に寝かされます。 その光景はぶどうが日陰に入って休憩しているかのようなので、このように命名されたそうです。 キャラメルや煮詰めたジャムなど甘い香りにシガレットのような独特の香りも。 レーズンやプルーンなど黒系果実のニュアンス。 パッシートすることでカベルネ・ソーヴィニヨン独特の青っぽさは無くなっています。 酸味は突出することなく果実味に溶け込み丸みを帯びた印象。 重厚すぎないほどよいタンニン。 濃厚ではないものの複雑味は十分。 軽く冷やすと味わいが引き締まりよりシャープな印象になります。 デミグラスソースのハンバーグやビーフシチューなど赤身の肉料理全般に。 (マデラソースとの相性も良さそうです)また程良い個性はレバー、砂肝などの焼き鶏に合わせてみるのもお薦めです。 熟成:ブレンド後オーク樽12ヶ月(500L、仏産、新樽なし)・ステンレスタンク6ヶ月=====【輸入元資料より】ヴェネト州の生産者協同組合の創立者であったアントニオ・カスタニェーディ氏。 1989年かねてからこの地域のぶどう作りに精通していた氏が、現在のワイナリーを購入したときから「テヌータ・サンアントニオ」の歴史は始まります。 1990年から5年間は研究を重ね、1997年から販売。 さらに1999年以降は新しい醸造所を落成、そこでも醸造を行っています。 そして現在、2代目である4兄弟全員がそれぞれの分野でワイナリーを支え進化させています。 彼らの造り出すワインはコストパフォーマンスに優れ、品質が高く、世界的な人気となっています。 ワイン造りの信念はとても明快です。 そのポリシーは以下の3点。 「お客様第一主義」「美味しいワインを造る」「品質が高くコストパフォーマンスに優れたワイン」常に自分達のワインを飲んでくれる消費者のことを第一に考えており、そのことがワイン造りにも現れています。 理想とするワインのスタイルは、「上品なワイン」「果実味豊かなワイン」「陰干ししたワインには、酸がしっかりしたワイン(陰干ししたワインにはややもすると酸がぼやけてしまうケースがある)」地域の個性を表現したワイン造りをしているといえます。 ===== ◎サンアントニオ スポンサ・ヴェロネーゼ(赤) 750ml 2,090 ~
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生産者サンアントニオは、手頃で美味しい「ソアーヴェ・フォンタナ」の生産者。 また、同時にイタリア・ヴェネト州を代表する高級ワイン「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」も手掛けています。 「アマローネ・・」は陰干し=(パッシート)した葡萄を発酵させて造られた赤ワイン。 「最低2年以上樽熟成」さらに「瓶内熟成6ヶ月」など厳しい規定があり、手間暇かけて造られる分お値段もそれなりです。 一方、この「スポンサ・ヴェロネーゼ」は「陰干し」のみしているお手軽ワイン。 20日間陰干しをして乾燥させたカベルネ・ソーヴィニヨンを、ヴェネト州伝統のヴァルポリチェッラ用品種にブレンドしています。 干しブドウを想像してみてください。 ブドウの水分が飛ぶことで糖度やエキス分は濃くなる、そのような工程を踏むことでワインの風味を独特なものにしているのです。 ワイン名の「スポンサ」とは「休憩する。 一服する」という意味。 畑の太陽の光をいっぱい浴びて成熟したカベルネ・ソーヴィニヨンは収穫された後、乾燥させるためにのかごの中に寝かされます。 その光景はぶどうが日陰に入って休憩しているかのようなので、このように命名されたそうです。 キャラメルや煮詰めたジャムなど甘い香りにシガレットのような独特の香りも。 レーズンやプルーンなど黒系果実のニュアンス。 パッシートすることでカベルネ・ソーヴィニヨン独特の青っぽさは無くなっています。 酸味は突出することなく果実味に溶け込み丸みを帯びた印象。 重厚すぎないほどよいタンニン。 濃厚ではないものの複雑味は十分。 軽く冷やすと味わいが引き締まりよりシャープな印象になります。 デミグラスソースのハンバーグやビーフシチューなど赤身の肉料理全般に。 (マデラソースとの相性も良さそうです)また程良い個性はレバー、砂肝などの焼き鶏に合わせてみるのもお薦めです。 熟成:ブレンド後オーク樽12ヶ月(500L、仏産、新樽なし)・ステンレスタンク6ヶ月=====【輸入元資料より】ヴェネト州の生産者協同組合の創立者であったアントニオ・カスタニェーディ氏。 1989年かねてからこの地域のぶどう作りに精通していた氏が、現在のワイナリーを購入したときから「テヌータ・サンアントニオ」の歴史は始まります。 1990年から5年間は研究を重ね、1997年から販売。 さらに1999年以降は新しい醸造所を落成、そこでも醸造を行っています。 そして現在、2代目である4兄弟全員がそれぞれの分野でワイナリーを支え進化させています。 彼らの造り出すワインはコストパフォーマンスに優れ、品質が高く、世界的な人気となっています。 ワイン造りの信念はとても明快です。 そのポリシーは以下の3点。 「お客様第一主義」「美味しいワインを造る」「品質が高くコストパフォーマンスに優れたワイン」常に自分達のワインを飲んでくれる消費者のことを第一に考えており、そのことがワイン造りにも現れています。 理想とするワインのスタイルは、「上品なワイン」「果実味豊かなワイン」「陰干ししたワインには、酸がしっかりしたワイン(陰干ししたワインにはややもすると酸がぼやけてしまうケースがある)」地域の個性を表現したワイン造りをしているといえます。 ===== ◎サンアントニオ スポンサ・ヴェロネーゼ(赤) 750ml 2,090 ~
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