【 発売日以降の確認・発送になります 】 ・発売日翌日以降の在庫状況の確認となります。 ・最短でも発売日の翌日〜翌々日以降の入荷、発送となります。 商品によっては長期お待たせする場合もございます。 ・発売日後のメーカー在庫状況によってはお取り寄せが出来ない場合がございます。 ・発送の都合上すべて揃い次第となりますので単品でのご注文をオススメいたします。 ・手配前に「ご継続」か「キャンセル」のご確認を行わせていただく場合がございます。 当店からのメールを必ず受信できるようにご設定をお願いいたします。 メシアンへのオマージュ (SHM-CD) (解説付)ピエール=ロラン・エマールエマール ピエールロラン えまーる ぴえーるろらん 発売日 : 2024年5月17日 種別 : CD JAN : 4988031628881 商品番号 : UCCS-50394【商品紹介】メシアン生誕100年を記念してエマールが録音したアルバム。 エマールは、メシアンの妻イヴォンヌ・ロリオに師事し、1973年のメシアン・コンクールで優勝しました。 初期の作品とセリー音楽の先駆的作品を収録した注目すべき一枚です。 【収録内容】CD:11.8つの前奏曲 1.鳩2.8つの前奏曲 2.悲しい風景の中の恍惚の歌3.8つの前奏曲 3.軽やかな数4.8つの前奏曲 4.過ぎ去った瞬間5.8つの前奏曲 5.夢の中の触れ得ない音6.8つの前奏曲 6.苦悶の鐘と別れの歌7.8つの前奏曲 7.静かな嘆き8.8つの前奏曲 8.風に映える影9.(鳥のカタログ)から ヨーロッパウグイス(第5巻から)10.(鳥のカタログ)から モリヒバリ(第3巻から)11.(4つのリズムのエチュード)から 火の島 I12.(4つのリズムのエチュード)から 火の島 II ▼CD / ピエール=ロラン・エマール / メシアンへのオマージュ (SHM-CD) (解説付) / UCCS-50394[5/17]発売 1,650 円
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メシアン:トゥーランガリラ交響曲 (SHM-CD) (解説付)チョン・ミョンフンチョンミョンフン ちょんみょんふん 発売日 : 2024年4月24日 種別 : CD JAN : 4988031628867 商品番号 : UCCS-50392【商品紹介】フランス現代音楽の巨匠、メシアンの傑作(トゥーランガリラ交響曲)を、チョン・ミョンフンが作曲者監修のもとに録音したアルバム。 メシアンが自らの演奏体験から作成した改訂版楽譜が用いられています。 メシアン本人が「録音を聴いたときの私の感動はいかようであったか!」と語った名盤です。 【収録内容】CD:11.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第1楽章:序奏2.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第2楽章:愛の歌 13.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第3楽章:トゥーランガリラ 14.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第4楽章:愛の歌 25.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第5楽章:星々の血の喜び6.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第6楽章:愛の眠りの庭7.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第7楽章:トゥーランガリラ 28.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第8楽章:愛の展開9.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第9楽章:トゥーランガリラ 310.トゥーランガリラ交響曲 ピアノと大オーケストラのための 第10楽章:フィナーレ CD / チョン・ミョンフン / メシアン:トゥーランガリラ交響曲 (SHM-CD) (解説付) / UCCS-50392 1,650 円
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メシアン:オルガン作品集 (SHM-CD) (解説付)トーマス・トロッタートロッター トーマス とろったー とーます 発売日 : 2024年4月24日 種別 : CD JAN : 4988031628874 商品番号 : UCCS-50393【商品紹介】生涯を通じてオルガニストでもあり作曲家でもあったメシアン。 22歳でパリのサントトリニテ教会のオルガニストに就任し、最期まで教区オルガニストの務めを果たしました。 ここでの即興演奏は世界的な評判となり、即興演奏家としての地位も確立しました。 今作では彼のオルガン作品を、イギリス出身のオルガニスト、トーマス・トロッターが色彩豊かに演奏しています。 【収録内容】CD:11.キリストの昇天 第1楽章:みずからの栄光を父なる神に求めるキリストの威厳2.キリストの昇天 第2楽章:天国を希求する魂の清澄なアレルヤ3.キリストの昇天 第3楽章:キリストの栄光をみずからのものとした魂の歓喜のたかまり4.キリストの昇天 第4楽章:父なる神に向かいて上昇するキリストの祈り5.二枚折絵-地上の生と至福の永遠性に関する試論-6.永遠の教会の出現(新版)7.聖霊降臨祭のミサ 第1曲:(入祭:火の舌)8.聖霊降臨祭のミサ 第2曲:(奉献:見えるものと見えないもの)9.聖霊降臨祭のミサ 第3曲:(聖別:智の賜物)10.聖霊降臨祭のミサ 第4曲:(聖体拝領:鳥と泉)11.聖霊降臨祭のミサ 第5曲:(閉祭:聖霊の風) CD / トーマス・トロッター / メシアン:オルガン作品集 (SHM-CD) (解説付) / UCCS-50393 1,650 円
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EANコード:4988005196828■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 発送まで72時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■宅配便(送料398円)にて出荷致します。 合計3980円以上は送料無料。 ■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。 ■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。 メール便送料無料です。 ■お急ぎの方は「もったいない本舗 お急ぎ便店」をご利用ください。 最短翌日配送、手数料298円から■「非常に良い」コンディションの商品につきましては、新品ケースに交換済みです。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 非常に良い状態です。 再生には問題がありません。 ・良い: 使用されてはいますが、再生に問題はありません。 ・可: 再生には問題ありませんが、ケース、ジャケット、 歌詞カードなどに痛みがあります。 アーティスト:モンク(メレディス)枚数:1枚組み限定盤:通常曲数:6曲曲名:DISK1 1.ボルケイノ・ソングス2.ニューヨーク・レクイエム3.ボルケイノ・ソングス4.サンクト・ペテルブルク・ワルツ5.3つの天国と地獄6.ささやかな歌タイアップ情報:ボルケイノ・ソングス 曲のコメント:火山の歌/デュエット型番:POCC-1042発売年月日:1997年04月25日 【中古】 ボルケイノ・ソングス(火山の歌)/CD/POCC-1042 / モンク(メレディス), ガイジンガー(カティー), イースター(アリソン), エマーソン(ダイナー) / ポリドール [CD]【宅配便出荷】 2,136 円
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EANコード:4988005196828■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 発送まで48時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■メール便は、1点から送料無料です。 ※宅配便の場合、2,500円以上送料無料です。 ※あす楽ご希望の方は、宅配便をご選択下さい。 ※「代引き」ご希望の方は宅配便をご選択下さい。 ※配送番号付きのゆうパケットをご希望の場合は、追跡可能メール便(送料210円)をご選択ください。 ■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。 ■「非常に良い」コンディションの商品につきましては、新品ケースに交換済みです。 ■お急ぎの方は「もったいない本舗 お急ぎ便店」をご利用ください。 最短翌日配送、手数料298円から■まとめ買いの方は「もったいない本舗 おまとめ店」がお買い得です。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 非常に良い状態です。 再生には問題がありません。 ・良い: 使用されてはいますが、再生に問題はありません。 ・可: 再生には問題ありませんが、ケース、ジャケット、 歌詞カードなどに痛みがあります。 アーティスト:モンク(メレディス)枚数:1枚組み限定盤:通常曲数:6曲曲名:DISK1 1.ボルケイノ・ソングス2.ニューヨーク・レクイエム3.ボルケイノ・ソングス4.サンクト・ペテルブルク・ワルツ5.3つの天国と地獄6.ささやかな歌タイアップ情報:ボルケイノ・ソングス 曲のコメント:火山の歌/デュエット型番:POCC-1042発売年月日:1997年04月25日 【中古】 ボルケイノ・ソングス(火山の歌)/CD/POCC-1042 / モンク(メレディス), ガイジンガー(カティー), イースター(アリソン), エマーソン(ダイ / [CD]【メール便送料無料】【あす楽対応】 2,186 円
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EANコード:4988005196828■通常24時間以内に出荷可能です。 ■ネコポスで送料は1?3点で298円、4点で328円。 5点以上で600円からとなります。 ※2,500円以上の購入で送料無料。 ※多数ご購入頂いた場合は、宅配便での発送になる場合があります。 ■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。 ■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。 メール便送料無料です。 ■まとめ買いの方は「もったいない本舗 おまとめ店」がお買い得です。 ■「非常に良い」コンディションの商品につきましては、新品ケースに交換済みです。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 非常に良い状態です。 再生には問題がありません。 ・良い: 使用されてはいますが、再生に問題はありません。 ・可: 再生には問題ありませんが、ケース、ジャケット、 歌詞カードなどに痛みがあります。 アーティスト:モンク(メレディス)枚数:1枚組み限定盤:通常曲数:6曲曲名:DISK1 1.ボルケイノ・ソングス2.ニューヨーク・レクイエム3.ボルケイノ・ソングス4.サンクト・ペテルブルク・ワルツ5.3つの天国と地獄6.ささやかな歌タイアップ情報:ボルケイノ・ソングス 曲のコメント:火山の歌/デュエット型番:POCC-1042発売年月日:1997年04月25日 【中古】 ボルケイノ・ソングス(火山の歌)/CD/POCC-1042 / モンク(メレディス), ガイジンガー(カティー), イースター(アリソン), エマーソン(ダイナー) / ポリドール [CD]【ネコポス発送】 2,186 円
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廻 由美子、フッソング 2人の名手が奏でる原田敬子作品集 ★日本人作曲家、原田敬子の作品集。 福島が強く意識された作品が並びます。 演奏するのはアコーディオンの世界的名手、フッソングに、ピアニストの廻。 原田作品ならではの時間軸や緊迫感を感じさせる世界を見事に響かせています。 『F-フラグメンツ』は、2012年11月3日に世界初演された作品。 原田自身「直接の面識がない人々、行ったことのない土地、そこで流れた時間を、覚醒して意識的に、この11の断片的楽章に記憶しようと試みた」と述べていますが、福島をめぐる様々な事象や人物が刻み込まれた音を、ピアノとアコーディオンが極度の集中の中響き合わせていきます 収録情報 曲目・内容 原田敬子:作品集 F-fragments (アコーディオンとピアノのための) (2012) Book I (アコーディオンのための) (2010) Nach Bach (ピアノ・ソロのための) (2004) アーティスト(演奏・出演) 廻 由美子 (ピアノ) シュテファン・フッソング (アコーディオン) レコーディング 録音:2013年1月10-12日神奈川県、相模湖ホール 【楽天スーパーSALE 68%OFF】原田敬子 作品集 1,000 円
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さまざまな編成による新感覚のデュオ。 興味の尽きない音世界! ★2014年に発売された作品集 (WER-6786/KKC-5404) がレコード芸術特選盤に選ばれた原田敬子のWERGOレーベル第2弾アルバム。 前作に引き続きアコーディオンとピアノでフッソングと廻由美子が参加しているほか、フルート、トロンボーン、箏、ギターと多彩な楽器が登場。 さまざまな組み合わせの二重奏曲が並びます。 切り詰めた緊張感を保ちながら、呼吸と身振りでもって間を読みあいじっくりと音楽を紡ぐような構成が特徴的。 ★アルバムタイトルにもなっている「midstream+」はトロンボーンとアコーディオンという、音量差の大きな楽器による普通ではありそうもない編成のデュオ。 しかし空気を通して音を出すという共通点もあり、両者の奏でる音が極めて近い感性で溶け込みあい、その中で互いの特徴も活かしつつ、興味の尽きない音世界を作り上げます。 何の楽器がいくつ鳴っているのか、ということもあまり気にならないような新しさです。 収録情報 曲目・内容 原田敬子: zero hour 〜アルト/バスフルートと箏のための (2005/08/10) the 5th season 〜ギターとアコーディオンのための (2008-2012) midstream+ 〜トロンボーンとアコーディオンのための (2004/2008) in 〜バスフルートとピアノのための (2000) third ear deaf II-b' 〜フルートとアコーディオンのための (2003) devil fire tarantella - devil fire tango 〜アコーディオンとピアノのための (2014-2016) アーティスト(演奏・出演) カリン・レヴァイン (各種フルート) マイク・スヴォボダ (トロンボーン) ユルゲン・リュック (ギター) シュテファン・フッソング (アコーディオン) 菊地奈緒子 (十三絃箏、十七絃箏) 廻 由美子 (ピアノ) レコーディング 録音:2016年4月4-8日/ドイツ・ブレーメン放送局スタジオ 【楽天スーパーSALE 70%OFF】原田敬子:midstream+ - トロンボーンとアコーディオンのための 1,000 円
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19-20世紀の女性作曲家による 標題音楽集 ★作品を聴く前に、それが男性によって作曲されたのか、女性によって作曲されたのかを知る必要があるでしょうか。 その情報は、私たちの聴き方や判断に影響するのでしょうか?この録音で選ばれた作品は、いわゆる「標題音楽」です。 作曲家は、音楽以外のテーマを聴覚的な手段で描写しています。 純粋な音による物語を堪能できる1枚です! ★オルメスは、パリ音楽院に女性だからという理由で入学しなかったものの、リストにその才を激励され、フランクに入門します。 ドビュッシーもオルメスの才能を認めていました。 フランクの遺作となったオルガン作品《3つのコラール》の2曲目はオルメスに捧げられています。 この作品はオルメス最後の交響詩です。 ★リリ・ブーランジェはローマ大賞を受賞した最初の女性作曲家。 健康上の問題で夭折したこともありその作品は多くはありませんが、どれも珠玉の天才の光が感じられます。 ★メル・ボニは作品のタイトル以外に原作となった詩などについては示唆していないため、聴き手はタイトルから様々にイマジネーションをふくらませて作品を聴くことができます。 ケックランのもとでオーケストラの書法に磨きをかけていた時期の作品で、色彩豊かな世界が広がります。 ★ジョラスの《A Little Summer Suite》は夏 (6月) に書き上げられたということでつけられたタイトル。 ラトル指揮ベルリン・フィルから委嘱を受けて作曲された7つの楽章から成る作品です。 《展覧会の絵》に大いに影響を受けたといいますが、低弦による開始やその後の迫力ある不協和音など、非常に刺激的な作品で、ベルリン・フィルのメンバーからも大歓迎された、管弦楽の醍醐味にあふれた作品です。 収録情報 曲目・内容 シンフォニック・ポエトリー オーギュスタ・オルメス (1847-1903) :《アンドロメダ》 リリ・ブーランジェ (1893-1918) :《春の朝に》、交響詩《哀しみの夜に》 メル・ボニ:伝説の女たち《クレオパトラの夢》《オフェーリア》《サロメ》 ベッツィー・ジョラス (b.1926) :《A Little Summer Suite》 (世界初録音) アーティスト(演奏・出演) デイヴィッド・レイランド (指揮) メス・グラン・テスト国立管弦楽団 レコーディング 録音:2021年10月26-30日 ジョラス、ボニ、ブーランジェ、ホルメス:作品集〜交響詩集〜 3,157 円
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セルビア生まれの作曲家による 現代書法と個人的背景とが折り合わさった 聴き応え抜群の管弦楽作品集 ★マルコ・ニコディエヴィチは1980年セルビア、スボティッツァ生まれ。 テオドール・クルレンツィス、ウラディーミル・ユロフスキ、アンサンブル・アンテルコンタンポランらとともに、独自の作曲活動を展開しています。 このCDには、祖国の音楽的・文化的な伝統と個人的な思い出が籠められた3篇の大オーケストラ作品を収録。 精緻な書法を駆使していながらも熱量ある管弦楽の扱いでおおいに盛り上がり、ときにアラビア音階に近い響きがみられるなど、晦渋さがまったくなく聴き応え充分。 おもしろい現代音楽です。 ★『ABSOLUTIO』はニコディエヴィチ作品の特徴である「シンプルにして厳格な構成」が体現された作品。 浮遊感のある3和音にはじまり、ソナタ形式の残滓がゆらめきながら螺旋を描き、しだいに求心力を増していきます。 ★『abgesang』はニコディエヴィチのピアノの恩師が書いた詩にインスピレーションを受けて作曲されました。 1995年に書かれたその詩はシンメトリカルな手法で秋の墓地を綴ったもので、このとき作曲家の祖国はユーゴスラビア紛争の真っ只中にありました。 ★『da ispravitsja / gebetsraum mit nachtwache』は故郷の文化遺産、セルビア正教の音楽と典礼を扱った作品。 残響・共鳴・エコーといった電子的手法が生演奏の管弦楽に応用され、教会を思わせる音響空間のなかで聖なる歌が折り重ねられていきます。 美しくも暗さを孕んだ音色が印象的。 収録情報 曲目・内容 マルコ・ニコディエヴィチ (1980-) :管弦楽作品集 1. ABSOLUTIO 罪の赦し (2016) 〜管弦楽のための後奏曲 2. abgesang 別れの歌 (2015-2017) 〜ソプラノと管弦楽のための歌曲 3. da ispravitsja / gebetsraum mit nachtwache ダ・イスプラヴィツィア / 晩祷空間 (2019) 〜オブリガート・オルガンと管弦楽のための ※世界初録音 アーティスト(演奏・出演) 1. ヨナタン・シュトックハンマー (指揮) 、フランクフルト放送交響楽団 2. アンナ・ゾーン (ソプラノ) 、ヨナタン・シュトックハンマー (指揮) 、ベルリン放送交響楽団 3. ヤクブ・サヴィツキ (オルガン) 、ウラディーミル・ユロフスキ (指揮) 、ベルリン放送交響楽団 レコーディング 録音: 1. 2018年9月10日 2. 2022年10月10日 3. 2020年1月17日 マルコ・ニコディエヴィチ:管弦楽作品集 2,695 円
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商業的な側面もそのままに ノスタルジックな80年代サウンドを 現代に移し替えた個性的作品 ★1979年生まれのリリエンシュテルンは、CM音声や80年代ポップスなど、自分が繰り返しよくきいた音をサンプラー素材として作品を作っています。 それらはいわば高度に商業化された音であり、コラージュ素材として意味ありげな素材に見えますが、なにか別の意味を含ませるとか、主観的な良し悪しをほのめかす、といった感じはまったくなく、気持ち良いくらいにあからさまに引用しています。 それによって獲得された独特な雰囲気は実に個性的。 ★シンセサイザーとオーケストラという編成で書かれた『クチュール Couture』は南西ドイツ放送交響楽団の委嘱作品。 機械音と生音、新しさと伝統が対比されるイメージ…かと思いきや、およそまるで違う音楽が展開されます。 使われるシンセサイザーはどれも80年代のもので、名器とされながらもすでに時代遅れとみなされている楽器であり、オーケストラもまた、同じ存在感をもつ「音源」という扱い。 曲調としては80年代シンセ音楽が基礎にあり、その中で両者の音は溶け合うように織り込まれ、どこまでシンセか、どこからオケか、判然としないサウンドでたゆたいます。 これがスコアに実際に書かれ、伝統によって高められた交響楽団が演奏しているというのも不思議な感覚にさせられます。 ★『頂上 Top』はゲートリバーブのかかったスネアに始まります。 80年代のヒット曲が使われ、終盤にヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」が登場。 収録情報 曲目・内容 ゲノエル・フォン・リリエンシュテルン (1979-) :クチュール 1. 広告的音声 Voz Comercial 〜声楽家とアンサンブルのための (2017) 2. クチュール Couture 〜ふたりのシンセサイザー独奏と管弦楽のための (2014) 3. 大きな絵 Big Picture 〜声楽家とアンサンブルのための (2018/21) 4. 頂上 Top 〜アンサンブルのための (2012/13) アーティスト(演奏・出演) 1. ヨハンナ・ヴァルガス (歌) 、マリアーノ・キアッキアリーニ (指揮) 、アンサンブル・ガレージ 2. ベンジャミン・コブラー (オーバーハイム OB-Xa、ローランド JUNO-106) 、ラース・ヨンソン (ヤマハ DX7、ローランド D-50) 、イラン・ヴォルコフ (指揮) 、南西ドイツ放送交響楽団 3. ソエトキン・エルバース (歌) 、マリアーノ・キアッキアリーニ (指揮) 、アンサンブル・ガレージ 4. スコット・ボイルズ (指揮) 、アンサンブル・インターフェース レコーディング 録音:2013-2021年 クチュール/ゲノエル・フォン・リリエンシュテルン 2,695 円
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カプースチンとの出会いから生まれたアルバム ★ア・ブ (A Bu) は1999年北京生まれで、ジャズを中心にクラシックも作曲もこなす凄腕のピアニスト。 ジャズの要素を取り入れた作風で高い人気を誇るカプースチンのピアノ曲に自作曲を組み合わせたアルバムです。 ア・ブは生前のカプースチンと交流があり、その音楽への強い思い入れが演奏からもうかがえます。 カプースチン夫妻への追悼の意が込められたピアノ・ソナタを締めくくりに収録。 収録情報 曲目・内容 ニュー・メモリーズ ア・ブ (1999-) :幻想曲『夢の中の眠り』 Op.7 (2022) ニコライ・カプースチン (1937-2020) :ピアノのための変奏曲 (1984) ニコライ・カプースチン:8つの演奏会用エチュード Op.40 (1984) ア・ブ:ピアノ・ソナタ第1番『Pinus』 (2022) 〜カプースチンとアラ・カプースチナの追憶に アーティスト(演奏・出演) ア・ブ (ピアノ) レコーディング 録音:2022年4月21-23日 ニコライ・カプースチン & ア・ブ ニュー・メモリーズ 2,695 円
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イェルク=ペーター・ミットマン率いる 現代音楽アンサンブル・ホリゾンテ 偉大なる芸術家たちの内なる魅力を探るアルバム ★1990年デトモルトで、指揮者、作曲家、さらにオーボエ奏者としても活動してるイェルク=ペーター・ミットマンによって結成された現代音楽のアンサンブル・ホリゾンテ。 日本とドイツの「自然をめぐる対話」をテーマにし、ドイツ・ロマン派の自然詩や日本の水墨画を彷彿とさせる作品を収録したアルバム「自然をめぐる対話」 (MDG-92522146) に続く、MDGレーベル第2弾。 今回は、ドイツ表現主義最大とも評される夭折の天才詩人ゲオルク・トラークル、色彩の魔術師といわれる画家パウル・クレー、そして偉大なる作曲家ベートーヴェンをテーマに優れた芸術家が引き起こすインパクトを独自の視点で探求した内容。 イェルク=ペーター・ミットマンは、様々な楽器編成に挑戦しアンサンブル・ホリゾンテの絶妙な音色のニュアンスを引き出しています。 収録情報 曲目・内容 イェルク=ペーター・ミットマン (1962-) : 内なる世界 1.Fragile Harmonie (2019) [ベートーヴェン-モーメント〜フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、弦楽四重奏] 2.Sieben Strophen Heimat (2016 / 2021) [女声、フルート、バス・クラリネット、ハープ、打楽器、ヴィオラ、チェロ] 3.Gesten im Schwung (2022) [オーボエ、ヴァイオリン、チェロ、ハープのための画像観察] 4.Bilder des Sudens (1997) [パウル・クレーの絵によるフルート、バセットホルン、ハープ、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための作品] 5.spektral (2003) [ゲオルク・トラークルの詩による色彩記号に関する11の音像のためのアンサンブル] アーティスト(演奏・出演) アンサンブル・ホリゾンテ レコーディング 録音 : 2022年11月23-25日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス イェルク=ペーター・ミットマン : 内なる世界 3,245 円
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あらたに切り開かれる同時代の音楽シリーズ、「ホライゾン」 “黄金のブラス”トロンボーン首席ライエンが大活躍! RCO委嘱作ファーベイの「リート」世界初演ほか 2007年最新ライヴ集 ★ 1888年の創設以来、ことしで120年の伝統を誇るRCOは同時代の作品に理解あることで知られています。 マーラーやシュトラウスのオランダ初演については数知れず、古くはセーケイ独奏でバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番(1939年)世界初演を果たしているほか、当オケはみずから作品を委嘱、その世界初演を通じて音楽界をリードしてきました。 近いところでは2005年12月にヤンソンスの指揮でヘンツェの「夢みるセバスチャン」(RCO.06001)が世界初演され、また、1987年には楽団創立100周年記念の委嘱作であるベリオのフォルマツィオーニがシャイーによって初演されています。 こうした背景もあり、ここにRCO Live よりわたしたちと同時代の音楽に光を当てるあらたなシリーズがスタートします。 その名も「ホライゾン」(地平線)。 その第1弾では、2007年にRCOのおこなった世界初演もしくはオランダ初演のライヴが集められています。 「冥王星」で一躍その名を馳せたコリン・マシューズに、プロムス2005で初演されたBBC委嘱作のグラナートがオランダ初演。 ハイデルベルク生まれのエッゲルトによる連作と、RCOの委嘱で首席奏者ライエンを念頭に書かれたファーベイのトロンボーン協奏曲が世界初演時のドキュメントになります。 RCOによる世界初演ということで「オランダ音楽祭」の呼び物のひとつであったエッゲルトのナンバー・ナイン VI 。 副題は、プールサイドの風景を好んで描いたイギリスの現代画家デイヴィッド・ホックニーが、1967年初夏のカリフォルニアで制作した同名の絵画にもとづいています。 プールから跳ね上がる‘とても大きな水しぶき’が見る者に強烈なインパクトを与えるこの作品、モダン・アート・シーンでたいへん有名な内容ですが、当曲はエッゲルトによると‘絵画では飛び込む瞬間が永遠に停止し続けますが、この永続性を時間芸術である音楽で表現するために、ミニマル風、パターン・ミュージックの手法を採用した’というもの。 こちらは初稿のアルト・サックスとジャズ・ベースを除いたオケのみによる第2稿による演奏。 そして、なんといってもアルバム一番の目玉はファーベイの新作。 すでにRCOによるトロンボーン協奏曲委嘱の試みは2001年のトマジ、2004年のべリオに次いで3度目となりますが、緩−急−緩−急とテンポの異なる4つのブロックから構成される全曲を、‘黄金のブラス’の筆頭、RCO首席ライエンの音色と離れ技で一息に聴かせます。 この作品のほか、すべてのナンバーで指揮を手がけるのは、ヘンツェに見出され、その実演や録音活動で知られる現代作品のスペシャリスト、シュテンツ。 かれのもとRCOによって美しく磨き抜かれたサウンドの魅力で、一見取っ付き難そうな現代作品といえどもわたしたちを抵抗なく誘います。 なお、ライエンがリーダーを務めるロイヤル・コンセルトへボウ・ブラスの来日公演が、11月のRCO本体に先駆けてこの7月に予定されています。 収録情報 曲目・内容 1. モーリッツ・エッゲルト(b.1965):ナンバー・ナイン VI :a bigger splash(2006−07)2. コリン・マシューズ(b.1946):ターニング・ポイント(2006)3. テオ・ファーベイ(b.1959):トロンボーンと管弦楽のためのリート(2007)4. デトレフ・グラナート(b.1960):劇場的動物譜 Theatrum Bestiarum(2004−2005/2006改訂) アーティスト(演奏・出演) ヨルゲン・ファン・ライエン(Tb)マルクス・シュテンツ(指揮)ロイヤル・コンセルトへボウO. レコーディング 録音:[track-1] 2007年6月21&22日 [track-2] 2007年1月18日 [track-3,4] 2007年9月18&19日/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ) 「ホライゾン1−プレミア2007」 2,948 円
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ポップカルチャーやテクノロジーを取り込んだ ジャンルに囚われない作風 ★セルゲイ・マインハルト (1981-) はポップカルチャーや現代テクノロジーに影響を受けた作曲家で、世界の急速な変化を反映できるものとして音楽を捉え、社会的・政治的なトピックに焦点を当てた作品を発表しています。 彼にとって音楽の中に生楽器とコンピューター、楽音とノイズは分け隔てなく自然に存在するもので、ブリトニー・スピアーズの一節をもとにした作品などジャンルにもまったく囚われない世界観を持っています。 ブックレットには映像作品を試聴できるQRコードがあります。 収録情報 曲目・内容 ストレート・ラン 〜セルゲイ・マインハルト (1981-) :作品集 【CD】 1. Rush (2019) 〜大管弦楽、拡大されたアンサンブルとエレクトロニクスのための 2. Flower's silence in empty guns (2012) 〜ピアノ、ライヴエレクトロニクスとWiiセンサーのための 3. Declare Independence (2014) 〜ドラムセット、エレキギター、エレキベースとシンセサイザーのための 【映像】 (解説書内のQRコードから視聴可能) SMOG (2012) 〜4人の器楽奏者とソレノイドのための Construct -deconstruct (2018) 〜サクソフォン四重奏、エレクトロニクスと映像のための It's Britney, bitch! (2014) 〜キーボードとライヴ映像のための Blur Paralyzed (2018) 〜ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための HeroIn (2017) 〜エレキギター、エレクトロニクスと映像のための Kurzschluss (2015) 〜アンサンブル、ライヴエレクトロニクス、ソレノイド、ガラス板のための アーティスト(演奏・出演) クリスイティアン・パラージ ( (1) アコーディオン) タル・ボトヴィニク ( (1) エレキギター) ローター・ツァグロゼク ( (1) 指揮) ドイツ連邦青少年管弦楽団 (1) パウロ・アルヴァレス ( (2) ピアノ) セルゲイ・マインハルト ( (2) ライヴエレクトロニクス) アンサンブル・エレクトロニック・ID (3) ストレート・ラン 〜 セルゲイ・マインハルト:作品集 2,695 円
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ポール・コロン率いる 豪華チェロ・アンサンブルによるアルバム ★ベンガルールのにぎやかな街から、サン・ナゼールの工業港の不思議な美しさまで、ポール・コロンにインスピレーションを与える様々な地の空気を詩的な音で表したネオ・クラシカルのアルバム。 クラシックにルーツをもつポール・コロンが、4人の素晴らしいチェロ仲間とともに、どこか瞑想的な世界を展開しています。 ★ポール・コロン=ローザンヌ高等音楽院でフランソワ・サルクのもとで学ぶ。 ソロ・プロジェクト「Bleue」でIcarts Sessions/France Musique 2019の聴衆賞を受賞。 2022年、室内楽文化と即興、エレクトロニクスをミックスした5台のチェロのための音楽実験室「Bleue Quintet」を創設。 ポール・コロンブは世界5大陸でツアーを行い、2012年にはインドのバンガロール音楽学校で教鞭をとった。 また、コンセール・ドゥ・ポッシュの文化活動トレーナーとして、老人ホーム、刑務所、病院、亡命希望者など、会場から遠く離れた聴衆を対象に活動している。 ★共演メンバーも錚々たる顔ぶれです。 ジュスタン・メトラルは、パリ・コンセルヴァトワールで、フィリップ・ミュレル、ラファエル・ピドゥに師事。 様々なオーケストラとも共演、"Revelation Adami" 受賞。 フレデリク・デュヴィユはパリ音楽院卒業後、ヨーヨー・マ、シュタルケル、さらにアルバン・ベルクなどの世界的な四重奏団のもとで研鑽を積む。 グレゴリオ聖歌、バロック音楽、ジャズ、インド音楽に傾倒する。 エレクトリック・チェロも演奏する。 ミシェル・ピエールはパリ・コンセルヴァトワールでフィリップ・ミュレルに師事。 テクノやプログレ・ロックのグループでも演奏。 料理もプロ級。 ルイ・ロッドは、"Revelation Adami" 受賞、そしてミュンヘン国際コンクールでシフラ財団賞を受賞。 トリオ・カレニーヌ創立メンバー。 収録情報 曲目・内容 ポール・コロン ブルー・クインテット 01 序奏 introduction 2:33 02 lindar 2:59 03 ベンガルール (バンガロール) bangalore 4:13 04 愛された beloved 3:38 05 奥地 outback 4:33 06 草地 grassland 3:53 07 ステップ (草原) steppe 3:43 08 蜃気楼 mirage 4:18 09 ブルー bleue 4:08 10 低地 lowland 3:42 11 punk ii 3:27 12 punk 3:14 13 r.e.m 4:14 14 子守歌 berceuse 2:22 アーティスト(演奏・出演) ブルー・クインテット [ポール・コロン (Vc) 、ジュスタン・メトラル (Vc) 、フレデリク・デュヴィユ (Vc) 、ミシェル・ピエール (Vc) 、ルイ・ロッド (Vc) 、フレゴワール・ヴェイラン (芸術監督) ] レコーディング 録音:2023年7月4-6日 ポール・コロン ブルー・クインテット 3,245 円
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17歳の天才カーチャ・メラー登場! 母のピアノでレーラ・アウエルバッハ作品に挑戦 ★ロシア出身のピアニストで、アウエルバッハ作品を積極的に演奏・録音しているクセニヤ・ノーシコワが、17歳の愛娘カーチャ・メラーとヴァオリンとピアノのための作品集に挑戦しました。 ★カーチャ・メラーは6歳でリタイタルを開き、12歳でオーケストラと共演した神童。 15歳前後からアメリカ国内のコンクールに上位入賞し、ナショナル・ヤングアーチスト基金の奨学生にもなっています。 ロシア語も堪能でアウエルバッハともロシア語でコミュニケーションをとる才女でもあり、今後目を離せない新人と申せましょう。 ★レーラ・アウエルバッハは「24の前奏曲」という形態に強い興味を持ち、ピアノ独奏、ヴァオリンとピアノ、ヴィオラとピアノ、チェロとピアノの同名異作を生み出しています。 ヴァオリンとピアノのものは1999年の作で、ワジム・グルズマンに献呈されました。 グルズマンの録音もBISレーベルにありますが、ここでは第8番と22番の追伸が初録音されている点が注目。 もうひとつの初録音が「オソコルキ」。 「断片」を意味するロシア語で、ギドン・クレーメルの自伝からインスピレーションを受けたもの。 2004年にクレーメルとアウエルバッハが初演した重要作ながらCD録音は初めてとなります。 ショスタコーヴィチ、シュニトケ直系のロシア音楽の世界を味わえます。 収録情報 曲目・内容 レーラ・アウエルバッハ:24の前奏曲 1. 24の前奏曲(ヴァイオリンとピアノ) 2. 前奏曲第8番の追伸 3. 前奏曲第22番の追伸 4. オソコルキ(断片)(全10曲) アーティスト(演奏・出演) アヴィタ・デュオ【カーチャ・メラー(ヴァイオリン)、クセニヤ・ノーシコワ(ピアノ)】 レコーディング 録音:2021年 6月13-17日/ボックスマン・ビル・コンサートホール(アイオワ・シティ) レーラ・アウエルバッハ:24の前奏曲 2,981 円
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出るだけで大注目の全曲最新録音! 5時間たっぷり轟音と超絶技巧と複雑な対位法! 危険な芸術、ソラブジの複雑怪奇な超大作 『オプス・クラヴィチェンバリスティクム』 現代音楽スペシャリストによる圧巻の演奏! ★長大難解なピアノ曲で知られるカイホスルー・シャプルジ・ソラブジ (1892-1988) 。 その作品群の極北ともいえる『オプス・クラヴィチェンバリスティクム』は5時間かかる超大曲で、他に類を見ない複雑怪奇な大作です。 1930年の完成時には史上最大の長さと難易度を誇る作品として認識され、現在なお、その後に生まれた数々の前衛ピアノ作品たちの親玉たる存在感を強烈に放っています。 音符に埋め尽くされた譜面から噴出する途轍もないパッセージ、強烈な音塊、81もの変奏を持つパッサカリアなどで聴き手を圧倒しつつ、同時にバッハの『フーガの技法』やブゾーニの『対位法的幻想曲』を思わせる対位法的高まりまで創生していく恐るべき作品。 最終盤の驚異的な激烈さたるや最早あいた口がふさがらない凄まじさです。 ★とうぜん生半可な気持ちで取りあげられる楽曲ではなく、全曲の新録音が出ただけでも大注目に値します。 今回その偉業を成し遂げたダーン・ファンドゥールは1968年フランドル生まれのピアニスト。 20世紀以降の音楽のスペシャリストとしてアイヴズ、メシアン、シェーンベルクから現代の新曲まで何でも弾きこなす腕利きで、ソラブジももちろんレパートリー内の作曲家。 超絶技巧のみならず、美しく歌われる箇所もじつに印象的で、活き活きと音楽が奏でられる大秀演。 怪物的作品をじっくり楽しめる嬉しいディスクの登場です。 収録情報 曲目・内容 ソラブジ (1892-1988) :オプス・クラヴィチェンバリスティクム KSS50 [CD1] I. Introito II. Preludio-Corale (Nexus) III. Fuga I quatuor vocibus IV. Fantasia V. Fuga II duplex [CD2] VI. Interludium primum (Thema cum XLIV variationibus) VII. Cadenza I [CD3] VIII. Fuga tertia triplex: Dux primus / Dux alter / Dux tertius [CD4] IX. Interludium alterum: Toccata / Adagio / Passacaglia cum LXXXI variationibus [CD5] X. Cadenza II XI. Fuga IV quadruplex: Dux primus / Dux alter / Dux tertius / Dux quartus XII. Coda-Stretta アーティスト(演奏・出演) ダーン・ファンドヴァール (ピアノ) レコーディング 録音:2023年3月/コンセルトヘボウ ソラブジ:オプス・クラヴィチェンバリスティクム KSS50 8,525 円
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ポール・コロン率いる 豪華チェロ・アンサンブルによるアルバム ★ベンガルールのにぎやかな街から、サン・ナゼールの工業港の不思議な美しさまで、ポール・コロンにインスピレーションを与える様々な地の空気を詩的な音で表したネオ・クラシカルのアルバム。 クラシックにルーツをもつポール・コロンが、4人の素晴らしいチェロ仲間とともに、どこか瞑想的な世界を展開しています。 ★ポール・コロン=ローザンヌ高等音楽院でフランソワ・サルクのもとで学ぶ。 ソロ・プロジェクト「Bleue」でIcarts Sessions/France Musique 2019の聴衆賞を受賞。 2022年、室内楽文化と即興、エレクトロニクスをミックスした5台のチェロのための音楽実験室「Bleue Quintet」を創設。 ポール・コロンブは世界5大陸でツアーを行い、2012年にはインドのバンガロール音楽学校で教鞭をとった。 また、コンセール・ドゥ・ポッシュの文化活動トレーナーとして、老人ホーム、刑務所、病院、亡命希望者など、会場から遠く離れた聴衆を対象に活動している。 ★共演メンバーも錚々たる顔ぶれです。 ジュスタン・メトラルは、パリ・コンセルヴァトワールで、フィリップ・ミュレル、ラファエル・ピドゥに師事。 様々なオーケストラとも共演、"Revelation Adami" 受賞。 フレデリク・デュヴィユはパリ音楽院卒業後、ヨーヨー・マ、シュタルケル、さらにアルバン・ベルクなどの世界的な四重奏団のもとで研鑽を積む。 グレゴリオ聖歌、バロック音楽、ジャズ、インド音楽に傾倒する。 エレクトリック・チェロも演奏する。 ミシェル・ピエールはパリ・コンセルヴァトワールでフィリップ・ミュレルに師事。 テクノやプログレ・ロックのグループでも演奏。 料理もプロ級。 ルイ・ロッドは、"Revelation Adami" 受賞、そしてミュンヘン国際コンクールでシフラ財団賞を受賞。 トリオ・カレニーヌ創立メンバー。 収録情報 曲目・内容 ポール・コロン ブルー・クインテット SIDE A 01 序奏 introduction 2:33 02 lindar 2:59 03 ベンガルール (バンガロール) bangalore 4:13 04 愛された beloved 3:38 05 奥地 outback 4:33 06 草地 grassland 3:53 07 ステップ (草原) steppe 3:43 08 蜃気楼 mirage 4:18 SIDE B 09 ブルー bleue 4:08 10 低地 lowland 3:42 11 punk ii 3:27 12 punk 3:14 13 r.e.m 4:14 14 子守歌 berceuse 2:22 アーティスト(演奏・出演) ブルー・クインテット [ポール・コロン (Vc) 、ジュスタン・メトラル (Vc) 、フレデリク・デュヴィユ (Vc) 、ミシェル・ピエール (Vc) 、ルイ・ロッド (Vc) 、フレゴワール・ヴェイラン (芸術監督) ] レコーディング 録音:2023年7月4-6日 ポール・コロン ブルー・クインテット 5,115 円
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4人の腕利きサクソフォン奏者たちが 20世紀初頭の音楽を鮮やかに蘇らせる ★2005年に結成されたサクソフォン四重奏団「ソニック・アート」。 現在活動拠点はベルリンですが、メンバーの出身地はベラルーシ、オーストラリア、日本、ドイツという国際色豊かなアンサンブル。 結成以来、クラクフ国際室内楽コンクール第1位およびグランプリ、ドイツ音楽週間賞、ベルガモ・クラシック音楽賞など国際的なコンクールで数々の賞を獲得、またシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、クルト・ヴァイル音楽祭、など世界各地の音楽祭に出演し、その実力を認められています。 バロックから現代とレパートリーは幅広く、映画音楽も手がけるなど、彼ら独自のスタイルを持ち精力的に活動を行っています。 本盤は「黄金の20年代」とも呼ばれる20世紀初頭の音楽をサクソフォン4本に効果的に編曲し、色彩豊かな表現で鮮やかに演奏します。 収録情報 曲目・内容 20世紀初頭の音楽/ソニック・アート・サクソフォン四重奏団 マックス・ブティング (1888-1976) 1-5. 陽気な音楽 Op.38 (ラジオ第2放送の音楽) (アンネグレート・トゥリー編) ハンス・アイスラー (1898-1962) 6-11. 組曲 (シュテッフェン・シュライエルマッヒャー編) アレクサンドル・モソロフ (1900-1973) 12. 3つの小品 Op.23a (シュテッフェン・シュライエルマッヒャー編) バルトーク (1881-1945) 13-14. ルーマニアのクリスマス・キャロル (シュテッフェン・シュライエルマッヒャー編) ハンス・ガル (1890-1987) 15-19. 5つの間奏曲 Op.10 (アンネグレート・トゥリー編) ショスタコーヴィチ (1906-1975) 20-22. ジャズ組曲第1番 (クリストフ・エンツェル編) アーティスト(演奏・出演) ソニック・アート・サクソフォン四重奏団 【エイドリアン・トゥリー (ソプラノ・サックス) アレクサンダー・ドロシュケヴィッチ (アルト・サックス) 安泰旭 (テナー・サックス) アンネグレート・トゥリー (バリトン・サックス) 】 20世紀初頭の音楽/ソニック・アート・サクソフォン四重奏団 2,904 円
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不規則なチューニングが織り成す浮遊感 ★ティム・マリエンは1975年ベルギー生まれの作曲家。 ハリー・パーチに影響され、独自の微分音を駆使した作品を書いています。 チェンバロ、ギター、マンドリンといった撥弦楽器をリチューニングして、自由な音程を出せるストリングスと合わせることによって調子っぱずれな世界を描く『地下組曲』をはじめ、不思議な浮遊感に彩られた作品集です。 収録情報 曲目・内容 ティム・マリエン (1975-) :地下組曲 1. 『地下組曲』 (2020) 未解決通り #1 明日が始めるゲームI 未解決通り #2 弦楽の地下 未解決通り #3 2. 『Toeenwas』 (2010) 3. 『沈黙がその背を破る場所』 (2016) 4. 『メリッサ』 (2001) アーティスト(演奏・出演) (1) ティップトゥ・カンパニー、シャンダクション (2) アンサンブル・イクトゥス (3) アンサンブル・テンポラム (4) アンサンブル・イクトゥス レコーディング 録音: (1) 2020年11月、 (2) 2012年4月、 (3) 2016年9月、 (4) 2005年1月 ティム・マリエン:地下組曲 2,981 円
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フィンランド、ルーツ・ミュージック作曲家 ヴィリヤム・ニーテュコスキの多様な楽曲を 名門オストロボスニア室内管弦楽団が演奏 ★フィンランドでもっとも国際的に知られるオーケストラのひとつ、オストロボスニア室内管弦楽団は、1972年、指揮者ユハ・カンガスにより中部ポホヤンマー県のコッコラに学生オーケストラとして創設されました。 1989年にプロ・オーケストラに改組。 2013年からカンガスの後任としてサカリ・オラモが芸術監督を務め、2019年秋、スウェーデンのマーリン・ブルーマン Maroij Broman が音楽監督に就任しました。 オストロボスニア室内管弦楽団の創設50周年を記念するアルバムではルーツ・ミュージック作曲家」のヴィルャミ・ニーテュコスキ Viljami Niittykoski (1895-1985) の音楽が特集されます。 ニーテュコスキは、毎年7月にフォーク・ミュージック・フェスティヴァルが開催されることで知られるカウスティネン市のサロンキュラ地区で生まれ、指物師や両親が開墾した農場の仕事で生計を立て、土地の人々が伝えてきた音楽に触れて育ちました。 19歳の時に最初の曲《思い出のバラ》を作り、1930年代の初期には地域のフィドル弾きを集め「サロンキュラ・オーケストラ」も組織。 1985年に没するまでに100を超す数の曲を作りました。 このアルバムでは、「オスカル・メリカント、レーヴィ・マデトヤ、ヘイッキ・クレメッティといったナショナル・ロマンティシズム期の作曲家に倣った世俗と宗教の歌曲、合唱曲」「サロンオーケストラ・スタイルの器楽曲」「カウスティネン民俗音楽祭に合わせて書いたフォーク・スタイルの小曲」とスタイル分けされる彼の作品が 19曲、演奏されます。 ニーテュコスキ自身のオーケストレーションによる《音で遊ぼう》以外の曲は、ティモ・アラ=コティラ Timo Ala-Kotila (1959-) 、イルッカ・コタヤ Ilkka Kotaja (1980-) 、ラウリ・プラッカ Lauri Pulakka (1962-) 、『フォーク・シーズン』 (ABCD-402) のクレータ=マリア・ケンタラ Kreeta-Maria Kentala (1964-) が編曲。 プラッカが編曲した《自然の音》は「かなり速いテンポ」の〈春の鳥 (Kevatlinnut) 〉、「自然なリズム」の〈寄せるさざ波 (Laineiden laiketta) 〉〈カッコウの鳴き声 (Kaen kukuntaa) 〉、「ゆっくりと深く」〈松の葉のささめき (Honkain huminaa) 〉と〈コーダ (Coda) 〉の5つの部分からなる小曲です。 収録情報 曲目・内容 ヴィリヤム・ニーテュコスキ、ルーツ・ミュージック作曲家 ヴィルャミ・ニーテュコスキ (1895-1985) 1. カウスティネンの行進曲 (Kaustislainen marssi) 2. 夏の思い出 (Kesan muisto) 3. 響きの波 (Savellaineita) 4. 喜びと悲しみと (Iloa ja surua) 5. 楽しいポルスカ (Iloinen polska) 6. 嘆きの行進曲 (Surunvoittoinen marssi) 7. 思い出のバラ (Muistojen ruusuja) 8. 移りゆく気分 (Tunnelmasta toiseen) 9. ポルカ・メドレー (Polkkasikerma) 10. 短調のシリア・ワルツ (Silia valssi mollissa) 11. 演奏者の挨拶 (Soittajan tervehdys) 12. 自然の音 (Luonnon aania) 13. 愉快にやろう (Reipasta menoa) 14. お別れの行進曲 (Jaahyvaismarssi) 15. スピードの魅惑 (Vauhdin hurmaa) 16. 憂鬱の秋 (Syyssynkkyytta) 17. アダージョ (Adagio) 18. 夏の感覚 (Suvitunnelma) 19. 音で遊ぼう (Leikkivat salvelet) アーティスト(演奏・出演) オストロボスニア室内管弦楽団 マーリン・ブルーマン (音楽監督) レコーディング 録音 : 2021年9月13日-15日スネルマンホール (コッコラ、フィンランド) 制作・録音エンジニア・編集 : マルック・ヴェイヨンスオ ヴィリヤム・ニーテュコスキ、ルーツ・ミュージック作曲家 2,563 円
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収録情報 曲目・内容 ジョン・アダムズ・エディション ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ジョン・アダムズ (1947-): CD1 《ハルモニーレーレ(和声学)》(1984-85) (42’05) ジョン・アダムズ(指揮) 録音:2016年9月17日 《ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン》(1986) (4’12) アラン・ギルバート(指揮) 録音:2016年12月3日 管弦楽のための《シティ・ノワール》(2009) (34’13) グスターボ・ドゥダメル(指揮) ティモシー・マクアリスター(サクソフォン) 録音:2017年6月9日 CD2 管弦楽のための《ロラパルーザ》(1995) (6’36) アラン・ギルバート(指揮) 録音:2016年12月3日 ヴァイオリンと管弦楽のための劇的交響曲《シェヘラザード.2》(2014) (48’09) ジョン・アダムズ(指揮) リーラ・ジョゼフォヴィッツ(ヴァイオリン) 録音:2016年9月17日 バリトンと管弦楽のための《ウンド・ドレッサー》(1988-89) (18’32) キリル・ペトレンコ(指揮) ゲオルク・ニーグル(バリトン) 録音:2017年3月23日 CD3,4 受難オラトリオ《もうひとりのマリアの福音書》(2011-12) (2h24’00) サー・サイモン・ラトル(指揮) ケリー・オコーナー(メゾソプラノ/マグダラのマリア) タマラ・マンフォード(メゾソプラノ/マルタ) ダニエル・ブーベック(カウンターテナー) ブライアン・カミングス(カウンターテナー) ネイサン・メドリー(カウンターテナー) ピーター・ホア(テノール/ラザロ) ベルリン放送合唱団 ダニエル・ロイス(合唱指揮) 録音:2017年1月28日 Blu-ray 1 このブルーレイ・ディスクには、下記の曲のコンサート映像が収録されています。 ・《ハルモニーレーレ(和声学)》 ・《ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン》 ・管弦楽のための《シティ・ノワール》 ・管弦楽のための《ロラパルーザ》 ・ヴァイオリンと管弦楽のための劇的交響曲《シェヘラザード2》 ・バリトンと管弦楽のための《ウンド・ドレッサー》 ボーナス:ジョン・アダムズとサラ・ウィリス(ホルン奏者)との対話(19’00) Blu-ray 2 このブルーレイ・ディスクには、下記の曲のコンサート映像とドキュメンタリー映像が収録されています。 ・受難オラトリオ《もうひとりのマリアの福音書》 ドキュメンタリー:『ショート・ライド・ウィズ・ジョン・アダムズ』(45’00) ダウンロード・コード この商品には、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/192kHz)をダウンロード するためのURLとそのパスワードが封入されています。 デジタル・コンサートホール ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。 アーティスト(演奏・出演) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団商品番号 KKC-9271 "ラトル、ペトレンコ、ドゥダメル、ギルバート 現代最高峰の指揮者たちが振る! 世界一のオーケストラが選んだ作曲家ジョン・アダムズ" ジョン・アダムズ・エディション ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ジョン・アダムズ ドゥダメル キリル・ペトレンコ アラン・ギルバート ラトル John Adams / Berliner Philharmoniker,Gustavo Dudamel,Alan Gilbert,Kirill Peternko,Sir Simon Rattle 4CD+2Blu-ray 国内仕様 日本語帯・解説付 発売日:2017年11月21日 レーベル:BERLINER PHILHARMONIKER 世界一のオーケストラが選んだ作曲家ジョン・アダムズ 現代アメリカを代表する作曲家、ジョン・アダムズ。 戦後のアメリカでもっとも影響力が強く、また高い人気を誇ります。 ベルリン・フィルは、2016/17年シーズンのアーティスト・イン・レジデンスに作曲家として初めてジョン・アダムズを迎え、シーズンを通して彼の作品を様々な指揮者が演奏しました。 この「ジョン・アダムズ・エディション」は、その特別なシーズンの記録とベルリン・フィルがこのように同時代の作曲家を取り上げ、新しい作品の紹介と普及に努めていることの証となるでしょう。 アダムズの音楽は、決して難解ではありませんが、その音楽の圧倒的迫力、音響的快楽を世界最高峰のオケで存分に味わうことができます。 【次期首席指揮者ペトレンコ】 このエディションには、様々な指揮者が登場します。 中でもこのエディションの注目ポイントのひとつ、キリル・ペトレンコによる≪ウンド・ドレッサー≫です。 2017年3月23日に行われたこのコンサートは、2015年6月21日にペトレンコがベルリン・フィルの次期首席指揮者に選ばれ、その後初めての登場となった記念すべきコンサートです。 ≪ウンド・ドレッサー(包帯係)≫はアメリカの詩人ウォルト・ホイットマンが自らの戦争における看護体験を綴った詩を題材とした楽曲。 このコンサートではモーツァルトの≪ハフナー≫とチャイコフスキーの≪悲愴≫に挟まれるようなかたちで演奏されました。 彼とベルリン・フィルの相性を知るうえで、貴重な録音となるでしょう。 【アダムズ、指揮者としてベルリン・フィル、デビューを飾る】 アダムズ自身による演奏の作品≪ハルモニーレーレ≫と≪シェヘラザード2≫。 2016年9月に行われたベルリン・ムジークフェストの枠でベルリン・フィルに客演した時の演奏で、何と指揮者としてのデビューも飾っています。 1985年に初演された≪ハルモニーレーレ≫。 「サンフランシスコ湾の大きなコンテナ船が、宇宙船のように空に向かって飛んで行く」というアダムズ自身が見た夢から啓発されて書かれた作品で、冒頭ではホ短調の和音が祝砲のように繰り返し鳴らされます。 続いてヴァイオリン協奏曲≪シェヘラザード2≫。 これはアダムズがパリのアラブ世界研究所に展示された《千夜一夜物語》の展覧会、特にシェヘラザードの像にインスピレーションを受けて書かれた作品。 「この物語の多くに見られる、女性への当たり前のような暴力から、私は今の時代毎日のように接するニュース映像について熟慮するようになった。 それで独奏ヴァイオリンを主人公にした劇的交響曲を作曲するというアイデアが生まれた」とアダムズは語ります。 この作品では具体的な物語が描かれているわけではありませんが、暴力や抑圧を非難する彼のメッセージが込められています。 宗教の狂信者に追われ、裁判にかけられるシェヘラザードは、フィナーレでついに自由を見出すことになります。 2015年の初演者であるリーラ・ジョゼフォヴィッツがソロを務めています。 【ドゥダメルのロス・フィル就任記念委嘱作品】 ドゥダメルによる≪シティ・ノワール≫。 ドゥダメルがロサンゼルス・フィルの首席指揮者に就任した記念公演で初演され、大きな成功を収めた作品。 3楽章から成り、1940年代から50年代にかけてアメリカ社会の雰囲気を退廃的に描いたフィルム・ノワールの影響を受けて書かれました。 アダムズは1980年代から90年代に多用したミニマル音楽の要素を抑え、冒頭ではストラヴィンスキーからガーシュイン、バーンスタイン、ミヨー、さらにジョン・コルトレーンまで様々な音楽的要素を散りばめています。 さらに中間楽章ではジャズのリズムが加わり、50年代初頭のアメリカに聴き手を誘うでしょう。 その後に登場するトロンボーンのソロは、デューク・エリントン楽団の2人の名トロンボーン奏者をイメージしたものだとアダムズは語っています。 【アラン・ギルバートによる疾走感溢れる2作品】 日系アメリカ人指揮者のアラン・ギルバートは、活気あるリズムと明るいオーケストレーションの《ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン》とサイモン・ラトルの40歳の誕生日に際して書かれた音楽《ロラパルーザ》の2つの作品を取り上げています。 【ラトル指揮による大作、セラーズとアダムズのコラボレーション】 このエディションのメイン・プログラムである、オラトリオ《もう1人のマリアの福音書》は現・首席指揮者ラトルが振ります。 2015/16シーズンに同じくアーティスト・イン・レジデンスを務めたピーター・セラーズが演出したもの。 「もう1人のマリア」とは、マグダラのマリアのこと。 2012年にロサンゼルスで初演されたこの音楽劇では、キリストの受難が、彼に最後まで付き添い、最初にその復活の証人となったと言われる彼女の視点から描かれています。 アダムズとセラーズの共同作業の目的は聖書を書き直すことではなく、新約聖書と旧約聖書、中世の神秘主義者、20世紀の女性解放や政治の活動家、さらにホロコーストの生存者からの引用をコラージュして台本を編纂しています。 カウンターテナーによる3人の福音史家を始めとする歌手陣にも注目です。 【世界的な写真家ヴォルフガング・ティルマンスによるアートワーク】 この「ジョン・アダムズ・エディション」のアートワークには世界的な写真家ヴォルフガング・ティルマンスの作品が使われています。 ティルマンスのスナップ的ポートレートが各ページにあしらわれた幻想的な装丁となっています。 ヴォルフガング・ティルマンス 1968年、ドイツ生まれ。 1980年代末より写真を撮り始め、1992年にロンドンへ移住後はカルチャー誌で活躍。 1993年にケルンで初めて本格的な個展を開催。 風景や静物、ヌード、抽象的プリントワークなど多様な形態で作品を発表し続け、ファインアートとして高い評価を集め、2000年はイギリスで最も権威ある現代アート賞、ターナー賞を受賞。 2015年にはハッセルブラッド国際写真賞受賞している。 ジョン・アダムズ 1947年、アメリカ合衆国東部ニューイングランド地方、マサチューセッツ州ウォーセスター生まれ。 1965年ハーバード大学音楽学部に入学。 卒業後、サンフランシスコ音楽院で教鞭を執り、現代アメリカで最も尊敬を集める作曲家のひとりとなった。 代表作に管弦楽曲《シェイカー・ループス》《和声学》、オペラ『中国のニクソン』『クリングホファーの死』など。 同時多発テロ犠牲者追悼曲《魂の転生》でピューリッツァー賞受賞。 指揮者としても、世界各地の名門オケに客演している。 ◆レコード芸術 2018年2月号 特選盤 関連商品リンク KKC-6301 ジョン・アダムズ・エディション 14,300 円
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CDフォーマットで再発売! バロック音楽と中国笙の見事な融合! オランダ・バロックとウー・ウェイ、奇跡のコラボレーション!! ★レイチェル・ポッジャーなど世界的なアーティストと共演をしてきたオランダ古楽界の精鋭集団オランダ・バロック (元オランダ・バロック協会) と中国笙の第一人者ウー・ウェイの奇跡のコラボレーション・アルバム。 ★J.S.バッハ、ヴィヴァルディ、テレマン、ラモーなどのバロック時代を代表する作曲家の音楽と中国伝統音楽を見事に融合させた「シルク・バロック」がCDフォーマットで再発売されます! ★中国笙は37本の竹管からなる笙 (日本の雅楽などで用いられる笙は17本の竹管) で、中国独自の響きを携えます。 演奏のウー・ウェイは1970年中国生まれ。 上海音楽院で学んだ後ベルリン芸術大学に留学。 ベルリンでは東アジアの楽器と西洋楽器との混合アンサンブル“アジアン・アート・アンサンブル”に創設メンバーとして参加し世界各国の作曲家への委嘱と初演を行ってきました。 ソリストとして活躍する一方、2013年からは上海音楽院の教授として後進の育成にあたり、中国伝統音楽はもちろんのこと現代音楽、即興などの指導にも力を注いでおります。 (日本語帯はつきません。 ) 収録情報 曲目・内容 「シルク・バロック」 1. テレマン:ベルはいかがでしょうか (ユディト・ステーンブリンク編) 2. ラモー:悲しい仕度、青白いたいまつ 3. J.ステーンブリンク:中国のポロネーズ (メランテ編) 4. 馬術【中国伝統音楽】 5. ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタOp.1-12「ラ・フォリア」 6. ラモー:プレリュード・フォー・プレリュード (J.ステーンブリンク編) 7. ルベル:混沌 8. 即興【父へ〜ウー・ウェイ】 9. テレマン:ハーレキナード 10. テレマン:千載一遇の好機 11. J.ステーンブリンク:シルク・ロンドー〜マイテへ 12. ルクレール:ガヴォット 13. 瑶族舞曲【中国伝統音楽】 14. J.S.バッハ:アンダンテ 15. 夕べの音楽【中国伝統音楽】 アーティスト(演奏・出演) オランダ・バロック ウー・ウェイ (中国笙) レコーディング セッション録音:2019年1月/HCO ヒルフェルスム (オランダ) エグゼクティヴ・プロデューサー:ユディト・ステーンブリンク、ティネカ・ステーンブリンク (オランダ・バロック) &ケイト・ロケット (ペンタトーン) レコーディング・プロデューサー:カール・シュールビアーズ レコーディング・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン 「シルク・バロック」 2,860 円
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ピアノ2台 (4手) とパーカッション2名による 大迫力にして緻密なアンサンブル! ★ファス・ア・ファス四重奏団は、ピアノ2名、パーカッション2名という編成のアンサンブル。 全員パリのコンセルヴァトワール出身です。 フランス系ギリシャ人のマルケアスの作品を核に、ガーシュウィン、そしてバーンスタインという魅惑のプログラムを収録。 どれも刺激的なリズムと切れ味鋭い音色。 オーディオ的にも楽しめます! 収録情報 曲目・内容 ・ガーシュウィン/ファス・ア・ファス四重奏団編:パリのアメリカ人 (2台ピアノとパーカッションのための) ・アレクサンドロス・マルケアス:OUTSIDE RHYTHMS (アウトサイド・リズム) ・バーンスタイン/P.サドロ、ファス・ア・ファス四重奏団編:《シンフォニック・ダンス》ウェスト・サイド・ストーリーより アーティスト(演奏・出演) ファス・ア・ファス四重奏団 レコーディング 録音:2021年秋 (ライヴ録音) On the other side 3,157 円
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★吉野直子の自主レーベル“grazioso”からの4枚目となるアルバムでは、20世紀後半以降の作品を中心に集めました。 ★『核となるのは、ハインツ・ホリガー、細川俊夫、武満徹、ジョン・ケージ、そして吉松隆の作品です。 ホリガーが優れたハープ奏者である妻ウルスラのために書いた「セクエンツィア」は、無駄な音をすべてそぎ落としながらも豊かで多彩な表情をもつ作品です。 それに続く細川俊夫の「回帰II」は、2001年に初演させていただいたハープ協奏曲「回帰」のソロ・ハープ版です。 ゆったりと流れる凝縮された時間の中に、宇宙や海の無限に拡がっていく世界が表現されています。 武満徹の「スタンザII」では、ハープがあらかじめ録音されたテープと共演します。 一見機械的に処理されたような音の中にも、武満さんならではの世界が広がります。 ケージ30歳代の作品である「ある風景の中で」は、淡々と進む曲想の中にもケージ独特の世界観がとても印象的です。 2006年に初演させていただいた吉松隆の「ライラ小景」は、5つの小曲からなる組曲で、宇宙と星、そしてそこに関わる人間への優しい眼差しが物語のように表現されています。 これらの核となる作品をつなぎ合わせる役目として、サティの「3つのグノシエンヌ」を合間に挟みこみました。 アルバムを締めくくるのは、ハープと関係が深いウェールズ出身の作曲家ウィリアムズによる、「ヒラエス〔郷愁〕」です。 ひとつの大きな物語を作るような感覚で、このアルバムを構成しました。 いろいろな聴きかたをしていただければ、嬉しく思います。 (吉野直子)』 ★「ハープ・リサイタル〜その多彩な響きと音楽」(GNY 701)、「ハープ・リサイタル2〜ソナタ、組曲と変奏曲」(GNY 702)、「ハープ・リサイタル3〜バッハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」(GNY 703)も好評発売中。 いずれもレコード芸術特選盤です。 ★本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。 ◆レコード芸術 2019年4月号 特選盤 【曲目・内容】 吉野直子/ハープ・リサイタル4〜武満・細川・吉松・ケージ・サティ 1. エリック・サティ(1866-1925):グノシエンヌ第1番(4’05”) 2. ハインツ・ホリガー(1939-):「ヨハネ福音書」第1章32節によるセクエンツィア(3’48”) 3. 細川俊夫(1955-):回帰 I(I 13’18”) 4. エリック・サティ:グノシエンヌ第2番(1’58”) 5. 武満徹(1930-1996):スタンザ I(I ハープとテープのための)(6’13”) 6. ジョン・ケージ(1912-1992):ある風景の中で(8’50”) 7. エリック・サティ:グノシエンヌ第3番(3’03”) 8.-12. 吉松隆(1953-):ライラ小景 作品99 【 i .プロローグ(3’21”)+ ii .ダンス(3’11”)+ iii .モノローグ(3’50”)+ iv .ワルツ(3’00”)+ v .エピローグ(3’57”)】 13. グレイス・ウィリアムズ(1906-1977):ヒラエス〔郷愁〕(2’21”) 【アーティスト(演奏・出演)】 吉野直子(ハープ) 【レコーディング】 セッション録音:2018年7月&9月/軽井沢 吉野直子/ハープ・リサイタル4 〜武満・細川・吉松・ケージ・サティ 3,069 円
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アムステルダムと東京、現代的感覚にあふれた音楽 ★アムステルダムと東京に縁のある作曲家の作品を集めたアルバムです。 同内容のコンサートも2000年にオランダと東京で開催されました。 建築家とコラボした独特な空間で行われたコンサートはひとつのジャンルにとらわれない向井山の芸術観を反映したもので、CD からもその雰囲気が伝わってきます。 収録情報 曲目・内容 Amsterdam × Tokyo 田中カレン (1961-) :Techno Etudes ミシェル・ファン・デル・アー (1970-) :Just Before テーク・ニューマン (1971-) :Fluweel 野村誠 (1968-) :Away from Home With Eggs Merzbow/権代敦彦 (1965-) :Black Mass アーティスト(演奏・出演) 向井山朋子 (ピアノ) レコーディング 録音:2000年8月22・23日/Studio Graslands in Haarlem Amsterdam × Tokyo 1,881 円
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「人生を変えてしまうメロディー」 ミニマル音楽の金字塔的傑作を鮮烈に奏でた名盤 ★2015年に発表されたアルバム。 ミニマル音楽の金字塔として知られる傑作『カント・オスティナート』を現代音楽に造詣の深い向井山朋子とゲラルド・バウハウスが2台ピアノで演奏。 美しく繰り返されるメロディーが次第に変化し、大きな波となって展開していきます。 いちど聴いたら忘れられない、鮮烈な体験を約束する名盤。 80分近い大曲で一続きの楽曲のため聴き進めていくとどんどん深い階層へ降りていくような不思議な感覚にとらわれることでしょう。 収録情報 曲目・内容 シメオン・テン・ホルト (1923-2012) : カント・オスティナート アーティスト(演奏・出演) 向井山朋子 ゲラルド・バウハウス (ピアノ) レコーディング 録音 : 2014年12月1・2日/グランドシアター、グローニンゲン、オランダ カント・オスティナート 1,881 円
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アウエルバッハの天才炸裂の話題作、遂に映像登場。 可憐な人魚姫に感情移入。 これほどまでに泣ける現代作品はありません! ★2009年にノイマイヤーとハンブルク・バレエ団により日本公演が行われ、聴衆の感動と紅涙を絞らせたレーラ・アウエルバッハの「人魚姫」、ついに映像で登場です。 ★レーラ・アウエルバッハはロシア出身、ニューヨーク在住で作曲家としてはもとより、ピアニスト、ヴァイオリニスト、フルート奏者としても一級の腕を持ち、さらに作家としてノーベル文学賞にノミネートまでされたというマルチタレント中のマルチタレント。 モーツァルトばりの天才として話題となっています。 ★「人魚姫」は、2005年にアンデルセンの生誕200年を記念してデンマーク政府からの委嘱で作曲。 アウエルバッハにとって初のグランド・バレエで、尊敬するノイマイヤーからの指名ということもあり、非常な力作となり、彼女を代表する作品となりました。 ノイマイヤーは2007年に自身の率いるハンブルク・バレエ団公演のため、音楽ともども大改訂を施し、これが現行版となっています。 ★作曲当時のアウエルバッハは、「トルストイのワルツ」録音や、諏訪内晶子とアンサンブル金沢によるヴァイオリン協奏曲第2番初演などでたびたび日本を訪れ、日本の伝統文化 (特に能と京都) から受けた強い印象をもとに、スケッチを書き溜めていました。 ことに小雨に煙る秋の龍安寺や雅楽が重要なモチーフとなったと言われ、それら日本的要素は初演以来たびたび指摘されてきました。 ★主役の人魚姫はサンフランシスコ・バレエ団のプリンシパルの中国人ダンサー、ヤンヤン・タン。 完璧なテクニックとしなやかな美しさはいつもの通りの魅力ですが、それに加え人魚姫の悲しい運命を身体動作だけで見事に表現。 アウエルバッハ好みのペシミズムと狂気が観る者の涙を誘います。 収録情報 曲目・内容 レーラ・アウエルバッハ : バレエ音楽「人魚姫」 (全曲) [+ボーナス映像 : 人魚姫メイキング] アーティスト(演奏・出演) マーティン・ウェスト (指揮) サンフランシスコ・バレエ管弦楽団 ヤンヤン・タン (人魚姫) ロイド・リギンス (詩人) ティート・ヘリメッツ (王子) サラ・ヴァン・パタン (王女) デーヴィッド・カラペティヤン (海の魔法使い) サンフランシスコ・バレエ団 レコーディング 原作 : ハンス・アンデルセン、 振付、舞台美術、衣装デザイン、照明 : ジョン・ノイマイヤー 収録 : 2011年4月30日-5月7日/ウォー・メモリアル・ホール (サンフランシスコ) (ライヴ) 監督 : トーマス・グリム レーラ・アウエルバッハ : バレエ音楽「人魚姫」 (全曲) 6,314 円
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「人生を変えてしまうメロディー」 ミニマル音楽の金字塔的傑作を鮮烈に奏でた名盤 初のアナログ・ディスク化! ★2015年に「Tomoko Mukaiyama Foundation」レーベルより発表されたCDアルバムをALTUS がライセンスして初LP化。 ミニマル音楽の金字塔として知られる傑作『カント・オスティナート』を現代音楽に造詣の深い向井山朋子とゲラルド・バウハウスが2台ピアノで演奏。 美しく繰り返されるメロディーが次第に変化し、大きな波となって展開していきます。 いちど聴いたら忘れられない、鮮烈な体験を約束する名盤。 LP 2枚分の大曲で一続きの楽曲のため、盤面の切替部分ではフェードイン・フェードアウトを用いています。 面を変え聴き進めるごとにより深い階層へ降りていくような感覚にとらわれることでしょう。 CDとはまた違った魅力を放つアルバムです。 収録情報 曲目・内容 シメオン・テン・ホルト (1923-2012) :カント・オスティナート [LP1-A] 19:37 [LP1-B] 14:06 [LP2-A] 22:44 [LP2-B] 22:03 アーティスト(演奏・出演) 向井山朋子 ゲラルド・バウハウス (ピアノ) レコーディング 録音:2014年12月1・2日/グランドシアター、グローニンゲン、オランダ 【楽天スーパーSALE 70%OFF】カント・オスティナート/向井山朋子、ゲラルド・バウハウス 4,000 円
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「人生を変えてしまうメロディー」 ミニマル音楽の金字塔的傑作を鮮烈に奏でた名盤 初のアナログ・ディスク化! ★2015年に「Tomoko Mukaiyama Foundation」レーベルより発表されたCDアルバムをALTUS がライセンスして初LP化。 ミニマル音楽の金字塔として知られる傑作『カント・オスティナート』を現代音楽に造詣の深い向井山朋子とゲラルド・バウハウスが2台ピアノで演奏。 美しく繰り返されるメロディーが次第に変化し、大きな波となって展開していきます。 いちど聴いたら忘れられない、鮮烈な体験を約束する名盤。 LP 2枚分の大曲で一続きの楽曲のため、盤面の切替部分ではフェードイン・フェードアウトを用いています。 面を変え聴き進めるごとにより深い階層へ降りていくような感覚にとらわれることでしょう。 CDとはまた違った魅力を放つアルバムです。 収録情報 曲目・内容 シメオン・テン・ホルト (1923-2012) :カント・オスティナート [LP1-A] 19:37 [LP1-B] 14:06 [LP2-A] 22:44 [LP2-B] 22:03 アーティスト(演奏・出演) 向井山朋子 ゲラルド・バウハウス (ピアノ) レコーディング 録音:2014年12月1・2日/グランドシアター、グローニンゲン、オランダ 【楽天スーパーSALE 70%OFF】カント・オスティナート/向井山朋子、ゲラルド・バウハウス 4,000 円
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