依田学海とその周辺 松本常彦 笠間書院イマイゲンエイチョサクシュウダイジュウサンカン マツモト ツネヒコ 発行年月:2019年09月13日 予約締切日:2019年09月10日 サイズ:全集・双書 ISBN:9784305600929 依田学海の漢文体日記ー韓国国立中央図書館蔵『墨水別墅雑録』『墨水雑録』について/依田学海の愛妾瑞香とその家族ー韓国国立中央図書館蔵『墨水別墅雑録』『墨水雑録』より/『墨水別墅雑録』解題/愛妾瑞香の本名/依田学海の妾瑞香の年齢と『学海記蹤』/瑞香の詩歌/依田学海の家族と妾瑞香/依田学海の漢詩の推敲ー「墨水別墅雑録」に見る/学海の「売文」/ホッと一息の弁/徳富蘇峰と依田学海/『露団々』序と「梵雲庵記」/依田学海の日記に見える尾崎紅葉/依田学海と源氏物語/依田学海の妾宅日記/痴情は人の免れざるところなりー幕末・明治の大碩学「依田学海」の妾宅日記/依田学海の妾宅日記/学海日録/『自他平等』解題・翻刻・略注 本書には、幕末〜明治に活躍した漢学者・依田学海に関する論考を収め、巻末に『自他平等』の翻刻と改題を付す。 著者は昭和58年(1983)、韓国国立中央図書館で学海の自筆草稿を手にしたことから、この方面の研究に着手。 自ら研究会を結成し『学海目録』(岩波書店)や『学会余滴』(笠間書院)などを残した。 平安文学研究者としての著者の特質も反映した貴重な記録の数々。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 今井源衛著作集 第13巻 依田学海とその周辺 [ 松本常彦 ] 16,500 円
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水声文庫 松本和也(国文学) 水声社カワカミ ヒロミ オ ヨム マツモト,カツヤ 発行年月:2013年03月 ページ数:268p サイズ:単行本 ISBN:9784891769390 松本和也(マツモトカツヤ) 1974年、茨城県に生まれる。 立教大学文学部を卒業後、同大学大学院文学研究科博士後期課程修了。 博士(文学)。 現在、信州大学人文学部准教授。 専攻、日本近代文学・演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 川上弘美の出発/現在ー「神様」・「草上の昼食」・「神様2011」/第2章 蛇(と母)に関する寓話ー実際の話ー「蛇を踏む」/第3章 せつない純愛/新しい関係ー『センセイの鞄』/第4章 小説における名前と名指すことー『ニシノユキヒコの恋と冒険』/『龍宮』/第5章 小説内/外における“書くこと”ー『真鶴』/第6章 ゆっくりと、別れを選ぶー『風花』/第7章 言葉の力、物語の力ー『七夜物語』 「あのこと」のさなかにも書き続けられた『七夜物語』。 「あのこと」の後に書かれた『神様2011』、『センセイの鞄』、『真鶴』など代表作を“ゆらめき”の諸相から読み解く。 川上弘美の“いま・ゆくえ”を浮き彫りにする書き下ろし。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 川上弘美を読む (水声文庫) [ 松本和也(国文学) ] 3,080 円
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遠藤周作から寺山修司まで 久松 健一 笠間書院ゲンコウノシタニカクサレシモノ ヒサマツ ケンイチ 発行年月:2017年06月29日 予約締切日:2017年06月28日 ページ数:328p サイズ:単行本 ISBN:9784305708304 久松健一(ヒサマツケンイチ) 東京、浅草生まれ。 中央大学大学院文学部博士後期課程満期退学。 現在、明治大学で教壇に立つ。 NHKラジオ講師としても出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 原稿の下に隠されしものー遠藤周作から寺山修司まで(遠藤周作から/寺山修司へ)/第2章 無名時代の寺山修司ー「チェホフ祭」に至るまでの文学神童の歩み(小学校時代(昭和十七年〜二十三年)/中学時代(昭和二十三年〜二十六年) ほか)/第3章 遠藤周作の秘密ー年譜から見えてくるもの(秘密の真価/秘密の淵源 ほか)/第4章 測深鉛をおろすー遠藤周作訳『テレーズ・デスケールー』を繰る(惚れこんだ作品/愛人訳の背景 ほか) ふたりの原稿の下には「禁秘」がある。 そこには毒が仕込まれている。 出自にからむあれこれがあり、卑下のなかに虚栄が香り、したたかな戦略もまた見え隠れ。 そうした暗部にためらわず手を突っ込み、つかみあげたいー。 引用な模倣に目を配り、その有様を具体的に検証することから、創造の原理を考える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 原稿の下に隠されしもの 遠藤周作から寺山修司まで [ 久松 健一 ] 2,750 円
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松村 瞳(文Labo) すぎやま えみこ 笠間書院コテンノウラ マツムラ ヒトミ ブンラボ スギヤマ エミコ 発行年月:2019年10月07日 予約締切日:2019年08月21日 サイズ:単行本 ISBN:9784305708809 松村瞳(マツムラヒトミ) 文章塾「文LABO」主宰。 同志社女子大学卒。 学生の頃より家庭教師派遣会社で国語指導を担当。 生徒の「書けない、続かない、つまらない」の三大「ない」に向き合い、医学部・法学部・経済学部・教育学部など、様々な学部への大学合格を請け負う。 2017年より独立し、文LABOを立ち上げる。 自己推薦文・小論文・エントリーシート・読書感想文・スピーチ原稿など、「書く」を専門に指導に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 枕草子/2 源氏物語/3 徒然草/4 平家物語/5 竹取物語/6 方丈記/7 土佐日記/8 伊勢物語/9 更級日記/10 大鏡 有名古典には、教科書では教えてくれない「へー」と「なるほど」が隠れている。 古典はウラ話がダンゼン面白い!文法を知らなくても「ウラ」を知っていると古典が好きになる。 古典エンタテインメント裏読みエッセイ登場! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 古典の裏 [ 松村 瞳(文Labo) ] 1,430 円
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梅光学院大学公開講座論集64 佐藤 泰正 小森 陽一 笠間書院ソウセキニオケルブンガクノチカラトハ サトウ ヤスマサ コモリ ヨウイチ 発行年月:2016年12月22日 予約締切日:2016年12月21日 ページ数:212p サイズ:全集・双書 ISBN:9784305602657 佐藤泰正(サトウヤスマサ) 1917年生、2015年没。 梅光学院大学客員教授。 文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 漱石の遺した“文学の力”とは何か/近代資本主義の中の『こころ』/夏目漱石『明暗』ーイニシエーションの文学/『文学論』の再帰性/漱石とドストエフスキーー死と病者の光学をめぐって/『草枕』と『夢十夜』ー漱石の実験/漱石文芸の哲学的基礎ー則天去私の文学の道へ/文学のリアリティは何によって保証されるかーゼロ地点と「先生の遺書」/『こゝろ』の不思議とその構造/漱石における“文学の力”とは何かーその全作品を貫通するものをめぐって 矛盾に満ちた人生をいかに生き抜くかー。 それは人間の確たる意識の力によって生きる覚悟。 生の矛盾を最後まで問い続けた漱石の“文学の力”とは。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 漱石における〈文学の力〉とは 梅光学院大学公開講座論集64 [ 佐藤 泰正 ] 1,760 円
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物語・説話・軍記・和歌 石井 正己 錦 仁 笠間書院ブンガクケンキュウノマドヲアケル イシイ マサミ ニシキ ヒトシ 発行年月:2018年08月06日 予約締切日:2018年07月04日 ページ数:292p サイズ:単行本 ISBN:9784305708649 石井正己(イシイマサミ) 東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問、韓国比較民俗学会顧問。 日本文学・民俗学専攻 錦仁(ニシキヒトシ) 新潟大学名誉教授・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 講演録(洪水神話と『源氏物語』/東アジア文学研究の未来に向けてー『吉備大臣入唐絵巻』を中心に/古態論のさきにはー平家物語研究をひらく2/和歌の帝国ー菅江真澄・林子平・古川古松軒)/第2部 海外から見る日本文学(東アジア説話研究における『遺老説伝』/韓国における日本古典文学の翻訳/『平家物語』に見られる馬の文学的象徴性)/第3部 緊急共同討議(文学研究に未来はあるか) 日本の古典文学の新たな学び方。 文学の研究が現代の社会から離れてきた。 文学を研究するとはどういうことなのか。 7人の研究者が真剣に討論した、未来へ窓をあける提言に満ちた書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文学研究の窓をあける 物語・説話・軍記・和歌 [ 石井 正己 ] 2,530 円
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源氏物語はいつ、いかにして書かれたか 斎藤正昭 笠間書院ムラサキ シキブ デン サイトウ,マサアキ 発行年月:2005年05月 ページ数:240p サイズ:単行本 ISBN:9784305702883 斎藤正昭(サイトウマサアキ) 1955年静岡県生まれ。 1987年東北大学大学院国文学博士課程単位取得退学。 いわき明星大学人文学部表現文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 家系ー勧修寺流との繋がり/家族と出生/幼少期から少女期/少女期から青春期/越前下向以前/越前下向/結婚/結婚期/寡居期(上)/寡居期(下)帚木三帖の誕生/初出仕/「桐壷」巻の誕生/土御門邸行啓/御冊子作り/玉鬘十帖の誕生/晩期/「若菜上」巻以降の『源氏物語』/没後 従来、顧みられることのなかった勧修寺流・具平親王・帚木三帖をキーワードに、紫式部の生涯を通して浮かびあがった、源氏物語成立の謎に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 紫式部伝 源氏物語はいつ、いかにして書かれたか [ 斎藤正昭 ] 2,420 円
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永井 和子 笠間書院ゲンソウノヘイアンブンガク ナガイ カズコ 発行年月:2017年12月27日 予約締切日:2017年12月08日 ページ数:520p サイズ:単行本 ISBN:9784305708557 永井和子(ナガイカズコ) 1934(昭和9)年東京に生まれる。 1957(昭和32)年お茶の水女子大学文教育学部文学科卒業。 1960(昭和35)年学習院大学大学院(修士課程)修了。 学習院女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 枕草子(枕草子の跋文ー「書きつく」という行為をめぐって/動態としての枕草子ー本文と作者と ほか)/2 源氏物語(声をあげる老者たちー源氏物語をひらくもの/末摘花覚え書きー異文化の体現者として ほか)/3 寝覚物語(寝覚人物小考ー原本・中村本の対比による/宇治十帖と寝覚物語ー作者と読者の問題 ほか)/4 物語と作者(「鼻」を茹でるー今昔物語と芥川龍之介/六条斎院物語歌合ー物語と作者の関係 ほか)/5 書評・紹介(鈴木一雄校注 新潮日本古典集成『狭衣物語』上・下/須山名保子編著『和泉式部集(正続)用語修辞総索引』 ほか) 作者名が明記される漢詩文や歌と異なり、物語は、作者とは別に設定された「語り手」が語ることが建前の、現実とは切り離された虚構的存在である。 「作者」の存在そのものは直接には見えてこない。 いわば物語自体が「幻想」を抱えている。 また一方、老人を語り手に設定することで叙述そのものが相対化されて幻想は深まり、物語は自在性を獲得した。 物語と作者、老者の語りを主題に、枕草子・源氏物語・寝覚物語を読み解いてきた著者の集大成! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 幻想の平安文学 [ 永井 和子 ] 15,400 円
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死と救済の物語を読み解く 清泉女子大学「日本文学と怪異」研究会 藤井 由紀子 笠間書院ニッカンカイイロン セイセンジョシダイガクニホンブンガクトカイイケンキュウカイ フジイ ユキコ 発行年月:2017年05月19日 予約締切日:2017年05月18日 ページ数:196p サイズ:単行本 ISBN:9784305708489 1 日本編(「火車」を見る者たちー平安・鎌倉期往生説話の“死と救済”/『源氏物語』における死と救済/中世文学における死と救済ー能「鵺」をめぐって/死なせぬ復讐譚ー『万の文反古』巻三の三「代筆は浮世の闇」を巡って/幸田露伴・泉鏡花における「死」と「救済」)/2 韓国編(朝鮮王朝小説における死と救済の相関性ー「淑英娘子伝」を中心に/「水陸斎」における死の様相と儀礼の構造的な特徴/朝鮮王朝社会における儒教的転換と死生観の変化/朝鮮王朝時代のあの世体験談の死と還生の理念性/朝鮮王朝後期の韓国古小説に見える女性の死と救済) 何が“救い”で何が“苦”なのか怪異から死生観がわかるー学問のジャンルを超え「人間」と「社会」を捉える際に有効な視点である怪異研究と、東アジアという比較文芸の両視点を取り入れ、“死と救済”を全体テーマのもと、日韓のひとびとの死生観を考察する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日韓怪異論 死と救済の物語を読み解く [ 清泉女子大学「日本文学と怪異」研究会 ] 2,420 円
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彩図社文芸部 彩図社ブンゴウタチノクドキボン サイズシャブンゲイブ 発行年月:2020年06月30日 予約締切日:2020年03月17日 サイズ:単行本 ISBN:9784801304512 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪たちの口説き本 [ 彩図社文芸部 ] 1,320 円
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小峯和明 笠間書院インセイキ ブンガク ロン コミネ,カズアキ 発行年月:2006年01月 ページ数:923, サイズ:単行本 ISBN:9784305703125 小峯和明(コミネカズアキ) 1947年、静岡県熱海市生れ。 早稲田大学大学院博士課程修了、文学博士。 早稲田実業学校、徳島大学、国文学研究資料館を経て、立教大学文学部教授。 日本中世文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 院政期文化と文学/2 大江匡房論・前編ー“記”と江談/3 大江匡房論・後編ー“伝”と願文/4 源俊頼論/5 大鏡論/6 今昔物語集論/7 物語と周辺 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 院政期文学論 [ 小峯和明 ] 10,780 円
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江戸の医学と文学が作り上げた世界 福田安典 笠間書院イガクショ ノ ナカ ノ ブンガク フクダ,ヤスノリ 発行年月:2016年05月 ページ数:276p サイズ:単行本 ISBN:9784305708045 福田安典(フクダヤスノリ) 1962年大阪生。 大阪大学文学部卒。 同大学院文学研究科後期課程単位取得退学。 博士(文学)。 専門は日本近世文学。 大阪大学助手、愛媛大学教育学部教授を経て、日本女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 医学書のなかの「文学」/第1章 それは「医学書」なのか、「読み物」なのか(愉快な書物ー「読み物」としての医学書/『医者談義』談義ー人文学と自然科学という対立を無化する書物/医学書に擬態する文学作品たち、さまざま/江戸のカルテ、医案の世界ー『武道伝来記』にみる西鶴のねらい/江戸以前の医学の文芸ー御伽草子『不老不死』/「医学者」と「読み物」の間にある幻想)/第2章 江戸期を通じて愛されたヤブ医者、竹斎(『竹斎』のモデルは誰かー曲直瀬流医学と関わって/『竹斎』作者・富山道冶の家ー仮名草子のふるさと/「芸能者」としてのヤブ医者ー唄われた竹斎/『竹斎』と文化圏が重なる『恨の介』ー戦国期の医師について/江戸文芸の発展を映し出す、御伽の医師の「書いた物」)/結章 近世文学の新領域 理系×文系という対立構造のなかでは、読み解けない、面白い江戸の本の世界!読み物としての医学書・本草書を発見する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 医学書のなかの「文学」 江戸の医学と文学が作り上げた世界 [ 福田安典 ] 2,420 円
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岩佐 美代子 笠間書院キョウゴクハトニョウボウ イワサ ミヨコ 発行年月:2017年10月23日 予約締切日:2017年10月22日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784305708410 岩佐美代子(イワサミヨコ) 大正15年3月東京生まれ。 昭和20年3月女子学習院高等科卒業。 鶴見大学名誉教授。 文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 女房生活追想/中世自照文学考/京極派論考/幼女から少女へ/歌舞伎狂の小娘/疑似ライブラリアンの記/大学時代から現在へ/インタビュー 女流文学関係・中世自照文学関係・京極派和歌関係の考察を中心に収録。 研究の舞台裏を明かすエッセイも加え、和歌・物語・日記文学の面白さを新たに照らす書。 物語、和歌研究者・愛好者必読の一冊。 著作目録付き。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 京極派と女房 [ 岩佐 美代子 ] 8,800 円
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村尾誠一 笠間書院キョウヨウトシテノニホンコテンブンガクシ ムラオセイイチ 発行年月:2022年10月25日 予約締切日:2022年09月06日 ページ数:376p サイズ:単行本 ISBN:9784305709714 村尾誠一(ムラオセイイチ) 東京都生まれ、学習院大学文学部卒。 東京大学大学院博士課程単位取得退学。 博士(文学)。 東京外国語大学で長年教鞭をとり、現在名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 七世紀とそれ以前(飛鳥時代とそれ以前)/八世紀(奈良時代)/九世紀(平安時代)/十世紀(平安時代)/十一世紀(平安時代)/十二世紀(平安時代・鎌倉時代)/十三世紀(鎌倉時代)/十四世紀(鎌倉時代・南北朝時代・室町時代)/十五世紀(室町時代)/十六世紀(室町時代・戦国時代・安土桃山時代)/十七世紀(江戸時代)/十八世紀(江戸時代)/十九世紀(江戸時代・明治時代) 万葉の時代から多様な表現を育ててきた和歌、平安王朝で花開いた物語、近世にかけて洗練された俳諧…。 日本の文化史について古典文学を中心に長年教鞭をとってきた著者が、日本文化を豊かにしてきた古典文学の歴史を、時代ごとのポイントと全体の流れに着目してわかりやすく解説。 世紀ごとに章を立て、全体を見わたす概観と、文学史・日本語史・文化史の上で重要で興味深い箇所を一歩踏み込んで解説するトピックからなります。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 教養としての日本古典文学史 [ 村尾誠一 ] 2,090 円
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二〇世紀日本の小説・空間・メディア 日比 嘉高 笠間書院ブンガクノレキシヲドウカキナオスノカ ヒビ ヨシタカ 発行年月:2016年11月22日 予約締切日:2016年11月21日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784305708236 日比嘉高(ヒビヨシタカ) 名古屋市出身。 金沢大学文学部卒、筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。 博士(文学)。 筑波大学文芸・言語学系助手、京都教育大学教育学部講師、同准教授を経て、2009年4月より現職(名古屋大学大学院文学研究科准教授)。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校日本研究センター客員研究員(2002ー2003)、ワシントン大学客員研究員(2009)。 近現代日本文学・文化、移民文学、出版文化が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 言葉と空間から考える(身体と空間と心と言葉の連関をたどるー梶井基次郎「檸檬」/文学から土地を読む、土地から文学を読むー菊池寛「身投げ救助業」と琵琶湖疏水/鉄道と近代小説ー近松秋江「舞鶴心中」と京都・舞鶴)/第2部 文学作品と同時代言説を編み変える(笑いの文脈を掘り起こすー二葉亭四迷「浮雲」/作品の死後の文学史ー夏目漱石「吾輩は猫である」とその続編、パロディ/人格論の地平を探るー夏目漱石「野分」 ほか)/第3部 メディアが呼ぶ、イメージが呼ぶ(声の複製技術時代ー複合メディアは“スポーツ空間”をいかに構成するか/風景写真とまなざしの政治学ー創刊期『太陽』挿画写真論/誰が展覧会を見たのかー文学関連資料から読む文展開設期の観衆たち) 既存の思考の呪縛のうちにある、「文学研究」を取り囲む“枠”と格闘し、どうもがいたか。 「空間」「文学史」「メディア」をテーマに、全11章で考えていく。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文学の歴史をどう書き直すのか 二〇世紀日本の小説・空間・メディア [ 日比 嘉高 ] 2,750 円
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近代文学成立期における山田美妙とその周辺 大橋 崇行 笠間書院ゲンゴトシソウノディスクール オオハシ タカユキ 発行年月:2017年11月06日 予約締切日:2017年11月05日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784305708533 大橋崇行(オオハシタカユキ) 1978年生。 作家、国文学者。 上智大学大学院修了(修士)後、総合研究大学院大学修了。 博士(文学)。 国文学研究資料館博士研究員、岐阜工業高等専門学校一般科目(人文)科助教を経て、現在、東海学園大学人文学部人文学科講師。 全国大学国語国文学会平成25(2013)年度「文学・語学」賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 明治期の多様な「知」と日本の“近代”/第1章 美妙にとっての「詩」と「小説」ー「知」と「情」との関わり(明治期の「詩」と「小説」ー山田美妙の初期草稿/美妙にとっての「小説」ー「蝴蝶」/『女学雑誌』の小説観ー清水紫琴「こわれ指環」/「知」としてのゾライズムー「いちご姫」/江戸の「知」と西欧の「知」との融合ー「武蔵野」)/第2章 言文一致再考ー「文体」「文法」と「思想」の表現(「翻訳文」という文体ー初期草稿から/美妙の“翻訳”ー「骨は独逸肉は美妙/花の茨、茨の花」/美妙の「文法」/歴史と想像力ー「笹りんだう」/言文一致論と「思想」の表現) 江戸以前の「知」、海外から流入してくる「知」ー。 明治期、活字メディアによる情報革命の中で、多様な「知」はさまざまに錯綜し、新たな言説は生み出されていくこととなった。 その過程の総体を、山田美妙から明らかにしていく書。 ある時代の言葉は、どのように運用、共有され、新たな文化として再編成されていくのか。 目の前にあるテクストだけを精読しても読み取ることのできない領域が、言葉には張り巡らされている。 山田美妙は言葉とどう格闘し、そこでは何が起こっていたのか。 日本の“近代”の実態を炙り出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 言語と思想の言説[ディスクール] 近代文学成立期における山田美妙とその周辺 [ 大橋 崇行 ] 3,080 円
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門賀 美央子 誠文堂新光社ブンゴウノシニザマ モンガ ミオコ 発行年月:2020年11月05日 予約締切日:2020年09月15日 ページ数:312p サイズ:単行本 ISBN:9784416519493 門賀美央子(モンガミオコ) 1971年、大阪府生まれ。 文筆家、書評家。 主に文芸、宗教、美術関連の書籍や雑誌記事を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 樋口一葉ー闇落ち前に斃れたこじらせ女子 明治二九(一八九六)年、病死。 享年二十四/二葉亭四迷ー元祖意識高い系、洋上に死す 明治四十二(一九〇九)年、病死。 享年四十五/森〓外ー「馬鹿らしい」と叫びながら墜ちた巨星 大正十(一九二二)年、病死。 享年六十/有島武郎ー夢想に生きた男の理想の最期 大正十二(一九二三)年、情死。 享年四十五/芥川龍之介ー文壇アイドルの先駆的「死」 昭和二(一九二七)年、自死。 享年三十五/梶井基次郎ー早世の青春作家はバカッター? 昭和七(一九三二)年、病死。 享年三十一/小林多喜二ー国に挑み殺された男 昭和八(一九三三)年、拷問死。 享年三十/岡本かの子ー鶴は美しく散る 昭和十四(一九三九)年、病死。 享年四十九/林芙美子ー誰が芙美子を殺したか 昭和二十六(一九五一)年、病死。 享年四十七/永井荷風ー偉大なる孤独死の先駆者 昭和三十四(一九五九)年、病死。 享年七十九/対談 京極夏彦×門賀美央子 文豪たちの「死」から、その「生き様」と「作品の意味」を解き明かす。 京極夏彦氏との対談収録! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪の死に様 [ 門賀 美央子 ] 1,650 円
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大曽根章介 明治書院ニホン コテン ブンガク ダイジテン オオソネ,ショウスケ 発行年月:1998年06月 ページ数:1446 サイズ:事・辞典 ISBN:9784625400742 上代より近世までの日本古典文学を対象として、国語学をはじめとする隣接諸学をとり入れ、古典文学の理解・研究・教育に必要な文学的知識を提供することを意図して編纂された事典。 作者名、芸能者名、書名、作品名、事項など約8000項目を収録。 現代仮名遣いによる読みによる五十音順の排列。 日本文学年表、年号一覧、難訓一覧、索引付き。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本古典文学大事典 [ 大曽根章介 ] 27,500 円
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室伏信助 笠間書院オウチョウ ニッキ モノガタリ ロンソウ ムロフシ,シンスケ 発行年月:2014年10月20日 ページ数:610p サイズ:単行本 ISBN:9784305707383 室伏信助(ムロフシシンスケ) 1932年生まれ。 國學院大學大学院博士課程修了。 跡見学園女子大学教授、東京女子大学教授を経て、跡見学園女子大学名誉教授。 文学博士。 昭和49年、第3回武田祐吉博士記念賞。 平成8年、第18回角川源義賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 物語としての日記文学と随筆(日記物語/随筆)/第2章 物語文学(『伊勢物語』と『竹取物語』/『源氏物語』をめぐる諸問題) ことばの芸術として王朝の日記物語をきわめた究極の論叢。 氾濫する文化史研究からいかにして「文学」を取り戻すか。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 王朝日記物語論叢 [ 室伏信助 ] 14,300 円
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災厄と共に生きていくための文学史 前田 潤 笠間書院ジシントブンガク マエダ ジュン 発行年月:2016年08月30日 予約締切日:2016年08月29日 サイズ:単行本 ISBN:9784305708106 前田潤(マエダジュン) 1966年、東京生まれ。 早稲田大学卒業。 立教大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。 博士(文学)。 専攻は日本近代文学。 現在、聖学院大学、予備校等の兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 災厄の起源ー文学を通じて考える意味と可能性(「災厄」を引き起こした「わたし」とは何者か/共同性ー宙吊りの「わたし」と分有の思考/表象ー鏡像としての「震災」/主権ー例外状態と災厄の恒常性)/第2部 災厄の痕跡ー現在を照らす関東大震災直下の連載小説(「震災と文学」から直下の連載小説へ/中村武羅夫「群盲」の亀裂ーある造船争議の結末/震災モラトリアム(支払延期令)直下の商魂ー村上浪六「時代相」の実験/菊池寛と婦人雑誌の被災ー舞台焼失の後始末/震災と新聞小説挿絵ー竹久夢二の「眼」/直下の連載小説から「文学の震災」へ) 災厄とはそもそも何なのか。 災厄の前に現れ出る自己とは何か。 災厄そのものの淵源を大きく問いつつ、村上春樹、小田実等の震災文学から根源的に迫ろうとする。 また、災厄の痕跡として、関東大震災直下の連載小説を読み解きながら、現在を照らしてゆく。 災厄を文学から思考する野心的な書。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 地震と文学 災厄と共に生きていくための文学史 [ 前田 潤 ] 3,520 円
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〈中世文学会創設50周年〉記念シンポジウム「中世文 中世文学会 笠間書院チュウセイ ブンガク ケンキュウ ワ ニホン ブンカ オ カイメイデキルカ チュウセイ ブンガクカイ 発行年月:2006年10月 ページ数:405p サイズ:単行本 ISBN:9784305703316 第1部 シンポジウム「中世文学研究の過去・現在・未来」ー中世文学会50周年記念大会の記録(資料学ー学問注釈と文庫をめぐって/メディア・媒体ー絵画を中心に/身体・芸能ー世阿弥以前、それ以後/人と現場ー慈円とその周辺)/第2部 中世文学会、50周年に寄せて 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 中世文学研究は日本文化を解明できるか 〈中世文学会創設50周年〉記念シンポジウム「中世文 [ 中世文学会 ] 3,520 円
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王朝文学から見たレズ・ソーシャル 小林とし子 笠間書院ヒメギミコウ コバヤシ,トシコ 発行年月:2015年11月 ページ数:307p サイズ:単行本 ISBN:9784305707864 小林とし子(コバヤシトシコ) 1954年(昭和29年)、大阪市生まれ。 学習院大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。 現在、作新学院大学・宇都宮大学等で非常勤講師。 所属学会は、日本文学協会等。 著書に『さすらい姫考ー日本古典からたどる女の漂泊』(2006年笠間書院、2006年度女性文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 女神のお食事/翁幻想ー『枕草子』/めでたき女 伊勢御息所ー『伊勢集』に見る女社会/女神のお仕事ー『枕草子』の世界/女社会の分析批評 リアリストのまなざしー『紫式部日記』/夕顔 死と再生の物語ー『源氏物語』/断想/超越するまなざしー誇り高き女たちの物語 古代社会において共同体を結束させる装置として必要とされた高貴な女の威力・聖性が、根強く残っていた平安時代。 『枕草子』『伊勢集』『紫式部日記』『源氏物語』には生き生きと躍動する“女社会”が描かれていた。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) ひめぎみ考 王朝文学から見たレズ・ソーシャル [ 小林とし子 ] 1,650 円
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和歌研究 岩佐美代子 笠間書院イワサ ミヨコ セレクション イワサ,ミヨコ 発行年月:2015年04月03日 ページ数:379, サイズ:単行本 ISBN:9784305707659 岩佐美代子(イワサミヨコ) 大正15年3月東京生まれ。 昭和20年3月女子学習院高等科卒業。 鶴見大学名誉教授。 文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 『古今集』『新古今集』の魅力ー文学の神の指先/「春かけて」考ー中世同種表現詠の解釈に及ぶ/「しほる」考/歌言葉「かげ」の歴史ー古今集から玉葉風雅へ/『玉葉集』の定家ー勅撰全入集歌を見渡して/為家の和歌ー「住吉社・玉津嶋歌合」から『詠歌一躰』へ/京極為兼の歌論と実践/大宮院権中納言ー若き日の従二位為子/「伏見院宸筆判詞歌合」新出資料報告と続門葉集瞥見/嘉元元年伏見院三十首歌(歌人別現存全歌集成)/『玉葉集』と『栄花物語』/冷泉家時雨亭文庫蔵『歌苑連署事書』翻刻と訳注/近代と和歌ー穂積歌子昭和三年『歌日記』/今様「よるひるあけこし」解釈考/若き日の妙音院師長ー附、略年譜 『古今和歌集』『新古今和歌集』からはじまり、近代和歌まで、和歌の魅力に触れつつ、多角的な側面から研究を行った、和歌研究者・愛好者必読の一冊がついに刊行。 昭和57年から平成26年に至る33年間に発表した、既刊研究書に未収録の、文章表現への探究が生んだ論文を集成。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 岩佐美代子セレクション(2) 和歌研究 [ 岩佐美代子 ] 13,200 円
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木村陽子 笠間書院アベ コウボウ トワ ダレカ キムラ,ヨウコ 発行年月:2013年05月15日 ページ数:297, サイズ:単行本 ISBN:9784305706928 木村陽子(キムラヨウコ) 1972年、東京生まれ。 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。 博士(文学)。 専攻は日本語・日本文化。 2008年から2012年まで早稲田大学演劇博物館のグローバルCOE研究生、研究員、非常勤職員として演劇映像学を研究。 2009年から現在まで桜美林大学北東アジア総合研究所の客員研究員として日中関係学を研究。 東京学芸大学非常勤講師、同済大学(中国)特別招聘副教授(専任)を経て、埼玉東萌短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 安部公房とはなにものか(“リテラリー・アダプテーション”という思想/マルチメディア演劇への道)/第2部 作品論への誘い(『壁あつき部屋』論ー罪責のゆくえを追う/戯曲『どれい狩り』論ー「主役」としての肖像画/『砂の女』論ー「死と性病」の再考から) 小説のみならず、演劇、映画、ラジオドラマ、テレビドラマまで自ら手掛けた、メディア・アートの先駆者、安部公房。 その多彩な表現活動を分析しつつ、生涯を俯瞰する、安部公房入門書。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 安部公房とはだれか [ 木村陽子 ] 1,870 円
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彩図社文芸部 彩図社ブンゴウ タチ ノ ワルクチボン サイズシャブンゲイブ 発行年月:2019年05月24日 予約締切日:2019年05月15日 ページ数:215p サイズ:単行本 ISBN:9784801303720 1 太宰治の章/2 中原中也の章/3 無頼派×志賀直哉の章/4 夏目漱石の章/5 菊池寛×文藝時代の章/6 永井荷風×菊池寛の章/7 宮武外骨の章/8谷崎潤一郎×佐藤春夫の章 文豪たちが残した赤裸々な罵詈雑言。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪たちの悪口本 [ 彩図社文芸部 ] 1,320 円
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中国山西省での従軍体験から 尾西康充 笠間書院タムラ タイジロウ ノ センソウ ブンガク オニシ,ヤスミツ 発行年月:2008年08月 ページ数:337p サイズ:単行本 ISBN:9784305703705 尾西康充(オニシヤスミツ) 1967年1月19日、兵庫県神戸市生まれ。 広島大学教育学部卒業。 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。 博士(学術)取得。 広島大学教育学部助手、三重大学人文学部専任講師、同助教授を経て、2007年4月より三重大学人文学部教授。 2002年度文部科学省在外研究員としてオックスフォード大学ケブルカレッヂに留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 「肉体の悪魔」研究(晋冀豫辺区粛正作戦(C号作戦)/死地からの脱出と集団屠殺(虐殺)/「剿共指針」の「共産党員識別法」 ほか)/2 田村泰次郎の自筆原稿(「肉体の悪魔」/「肉体の門」/「渇く日日」)/3 田村泰次郎の戦争小説(「春婦伝」/「蝗」/劉震雲「温故一九四二」 ほか)/4 資料紹介 田村泰次郎「和平劇団日記」 泰次郎の戦争小説に貫かれた反戦テーマの真実。 「田村泰次郎文庫」9000点を調査、小説の舞台となった中国山西省、河南省、河北省を実際に訪問、戦争体験者のインタビューを行った、フィールドワークに裏打ちされた渾身の書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 田村泰次郎の戦争文学 中国山西省での従軍体験から [ 尾西康充 ] 3,080 円
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村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く ナカムラクニオ 道前 宏子 誠文堂新光社ムラカミハルキゴジテン ナカムラクニオ ドウゼン ヒロコ 発行年月:2018年07月13日 予約締切日:2018年04月27日 ページ数:200p サイズ:単行本 ISBN:9784416618530 ナカムラクニオ 1971年東京都生まれ。 映像ディレクター、ブックカフェ「6次元」店主 道前宏子(ドウゼンヒロコ) 1981年神奈川県生まれ。 編集者。 ブックカフェ「6次元」を運営。 絵本雑誌、書籍などの編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 村上春樹にまつわる「作品」「登場人物」「キーワード」「関連作家」などの言葉を五十音順に紹介。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 村上春樹語辞典 村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く [ ナカムラクニオ ] 1,540 円
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交錯するオーウェルの影 吉岡 栄一 アルファベータブックスカイコウタケシノブンガクセカイ ヨシオカ エイイチ 発行年月:2017年06月09日 予約締切日:2017年06月08日 ページ数:380p サイズ:単行本 ISBN:9784865980349 吉岡栄一(ヨシオカエイイチ) 1950年、北海道生まれ。 法政大学大学院英文学専攻博士課程満期退学。 トルーマン州立大学大学院留学。 東京情報大学名誉教授。 文芸評論家。 日本コンラッド協会顧問。 日本オーウェル協会元会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 求心力から遠心力の寓意世界へー「パニック」/第2章 遠心力を用いた現代寓話ー「巨人と玩具」「裸の王様」/第3章 アレゴリカルな自伝的小説の試みー「なまけもの」「二重壁」「フンコロガシ」/第4章 遠心力の文学への回帰と提喩の世界ー『日本三文オペラ』『ロビンソンの末裔』「流亡記」「屋根裏の独白」/第5章 ノンフィクション・ノベルからルポルタージュへー『片隅の迷路』『日本人の遊び場』『ずばり東京』『ベトナム戦記』/第6章 ルポルタージュからふたたび小説へー『見た 揺れた 笑われた』『青い月曜日』「玉、砕ける」「ロマネ・コンティ・一九三五年」/第7章 ベトナム戦争を題材とする小説ー「兵士の報酬」「フロリダに帰る」「岸辺の祭り」『渚から来るもの』/第8章 ベトナム戦争のトラウマと「闇三部作」ー『輝ける闇』『夏の闇』『花終る闇』/第9章 過去への遡行と晩年の作品ー『破れた繭 耳の物語』『夜と陽炎 耳の物語』『珠玉』 「人間らしく/やりたいナ」のコピーで有名になり、「裸の王様」で芥川賞を受賞。 ジョージ・オーウェルの作品に多大な影響を受け、自らも翻訳していた…。 作品を通し、開高健の知られざる苦闘の足跡を辿る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 開高健の文学世界 交錯するオーウェルの影 [ 吉岡 栄一 ] 2,750 円
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名探偵にまつわる言葉をイラストと豆知識で頭をかきかき読み解く 木魚庵 YOUCHAN 誠文堂新光社キンダイチコウスケゴジテン モクギョアン ユーチャン 発行年月:2020年09月03日 予約締切日:2020年07月15日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784416520024 木魚庵(モクギョアン) 1967年千葉県生まれ。 金田一耕助勉強家を自称。 1995年にWEBサイト『金田一耕助博物館』を開設。 西口明弘名義で『金田一耕助The Complete』『横溝正史研究』『金田一耕助映像読本』などに金田一耕助関連の記事を執筆。 『金田一耕助語辞典』が初の著書 YOUCHAN 1968年愛知県生まれ。 イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 金田一耕助にまつわる辞を50音順に配列。 イラストとコラムも充実。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 金田一耕助語辞典 名探偵にまつわる言葉をイラストと豆知識で頭をかきかき読み解く [ 木魚庵 ] 1,760 円
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夢想する近代日本文学 副田賢二 笠間書院ゴクチュウ ノ ブンガクシ ソエダ,ケンジ 発行年月:2016年05月11日 ページ数:407p サイズ:単行本 ISBN:9784305708069 副田賢二(ソエダケンジ) 1969年佐賀県生まれ。 慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程単位取得満期退学。 博士(文学)。 現在、防衛大学校人文社会科学群人間文化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 “獄中”と文学的想像力/第1章 明治期ー“獄中”の主題化とその表象の展開/第2章 大正期1ーメディア空間で記号化される「言葉」と「獄中記」/第3章 大正期2ー内的な自己超越のトポスに変貌する“獄中”/第4章 大正期3〜昭和期1ー文学的トポスとしての“獄中”と「闘争」のロマンティシズム/第5章 昭和期2ープロレタリア文学から一九三〇年代の言説空間へ/第6章 昭和期3〜平成期ー戦後日本のメディア空間と消費される“獄中”/終章 “獄中”の想像力と「文学」のゆくえ 社会と文学のなかで特権的な意味を持ち続けてきたのはなぜか。 過剰な言葉あふれる“獄中”ー。 そのダイナミックな営みの歴史的記憶を、明治期からたどる。 近代日本文学の中で育まれたその想像力は、現代日本の言説空間にも、いまだ影響力を持ち続けている。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 〈獄中〉の文学史 夢想する近代日本文学 [ 副田賢二 ] 2,420 円
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夢想する近代日本文学 副田賢二 笠間書院ゴクチュウ ノ ブンガクシ ソエダ,ケンジ 発行年月:2016年05月11日 ページ数:407p サイズ:単行本 ISBN:9784305708069 副田賢二(ソエダケンジ) 1969年佐賀県生まれ。 慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程単位取得満期退学。 博士(文学)。 現在、防衛大学校人文社会科学群人間文化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 “獄中”と文学的想像力/第1章 明治期ー“獄中”の主題化とその表象の展開/第2章 大正期1ーメディア空間で記号化される「言葉」と「獄中記」/第3章 大正期2ー内的な自己超越のトポスに変貌する“獄中”/第4章 大正期3〜昭和期1ー文学的トポスとしての“獄中”と「闘争」のロマンティシズム/第5章 昭和期2ープロレタリア文学から一九三〇年代の言説空間へ/第6章 昭和期3〜平成期ー戦後日本のメディア空間と消費される“獄中”/終章 “獄中”の想像力と「文学」のゆくえ 社会と文学のなかで特権的な意味を持ち続けてきたのはなぜか。 過剰な言葉あふれる“獄中”ー。 そのダイナミックな営みの歴史的記憶を、明治期からたどる。 近代日本文学の中で育まれたその想像力は、現代日本の言説空間にも、いまだ影響力を持ち続けている。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 〈獄中〉の文学史 夢想する近代日本文学 [ 副田賢二 ] 2,420 円
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